抜け毛の原因は様々ですが、原因のひとつとして季節が関係している可能性があります。

季節の変わり目に、部屋の掃除をしたときや、シャンプーのときに抜けた髪の毛を見て「いつもより抜け毛が多いかも」と思ったことはありませんか。

髪の毛の生え変わる周期は、およそ4〜6年です。寿命が来ると髪の毛は自然と抜け、新しい毛が生えてきます。しかしながら、寿命を待たずして途中で抜けてしまう毛もあるのです。

この記事では抜け毛と季節の関係について解説します。

季節の変わり目に抜け毛は多くなる?

季節の変わり目には抜け毛が増えますが、その理由は解明されていません。

春から夏にかけて髪の毛の成長がピークになり秋になると抜け毛が多くなる、動物にある毛の生え変わり遺伝子が人間にも残っていて夏毛と冬毛に入れかわる、自律神経が関係している、など様々な説がありますが、どれも医学的根拠がないのです。

ほとんどの場合、季節の変わり目に抜け毛が多くなるのは一時的なことであり、通常それほど心配することはありません。

抜け毛が気になる場合は市販薬の使用を

抜け毛に対しては、多くのケア製品が市販されています。

配合されている成分によって認められている効能効果は異なるため、自分に合った製品を選ぶために、まずは薬の種類と効能効果の違いを理解しておきましょう。

抜け毛・薄毛に効く市販薬の選び方については関連記事をごらんください。

季節別の抜け毛の原因

毛が抜けやすい季節は人によって異なりますが、抜け毛と季節は密接に関わっています。季節別に考えられる抜け毛の原因を紹介します。

春は環境の変化

春の抜け毛は、心理的な面が大きく関係しているといえます。

春は進級や進学、就職や転勤、部署移動など、自分自身や家族の生活が大きく変わることが多い季節です。毎日の生活で起こる変化は、どんなに些細なことであっても人間にストレスを与えます。

また花粉症の人は、体調不良やイライラなどから心身に過度な負担を与えてしまい、そのストレスが抜け毛につながっている可能性もあります。

薄毛や脱毛症の原因のひとつにはストレスがあげられるため、ストレスを溜め込まないことが大切です。

夏は紫外線と汗の影響

紫外線の影響で、髪が傷んだり頭皮が炎症を起こすことで抜け毛が起こります。紫外線の肌への悪影響はよく知られていますが、髪や頭皮も同様です。

冷房も原因のひとつであり、髪や頭皮の水分を奪います。冷房の効いた室内と猛暑の室外の急激な温度変化も、頭皮にストレスを与え抜け毛が多くなります。

さらに夏は汗や皮脂の分泌が多くなり、頭皮の環境が悪化します。

男性の中には汗をかくたびにシャワーを浴びシャンプーをする方もいますが、シャンプーのしすぎは皮脂を過剰に取り除いてしまい、頭皮が余計にベタつく原因となりますので1日1回にとどめましょう。

秋は夏に蓄積されたダメージが表面化

秋の抜け毛が多い原因は、夏に受けたダメージの影響と考えられます。蓄積された頭皮のダメージが、秋に表面化するためです。

頭皮だけでなく体の状態も原因となります。秋になると体に夏の疲れが出て、ホルモンのバランスが崩れたり自立神経が乱れることにより、抜け毛が増えることも考えられます。

頭皮のケアと生活のリズムを整えることが大切です。

冬は頭皮の乾燥と血行不良

冬はの頭皮は肌と同じで乾燥しがちです。

乾燥することでフケが増えて毛根を詰まらせます。すると菌が増殖して毛根が炎症を起こし「粃糠(ひこう)性脱毛」と呼ばれる脱毛が起こることがあります。

また乾燥がひどくなると、頭皮が油分を補うために過剰に皮脂を分泌させてしまい、頭皮の環境が悪化してしまうこともあるため注意が必要です。

冬は寒さにより頭皮の血行不良も起こります。血行をよくするためにも頭皮マッサージを念入りに行いましょう。

さいごに

人間は季節の影響を受けて、抜け毛が増えることがあります。

普段からストレスを溜め込まないことや頭皮の環境を整えることを心がけ、抜け毛を予防しましょう。