季節の変わり目は体調を崩しやすいですよね。

鼻水、咳、頭痛、微熱・・・特に多いのがいわゆる「風邪の症状」じゃないでしょうか?

「軽いので我慢する」という方もいれば、市販のお薬で楽にするということもあるんじゃないでしょうか?

風邪になった時、なにが最良の対処法なのか?

風邪の上手い対処法を考えてみましょう。

熱や頭痛、咳などの風邪の症状を抑え、症状の期間を縮める方法がいくつかありますのでご紹介します。

 

「風邪かも?」というとき、どんな対処をすればいいの?

風邪にかかってしまった時の対処法は症状によって様々です。

以下、症状によってお勧めの対処法をご紹介します。

① 風邪の鼻詰りには点鼻薬(鼻スプレー)が有効です

点鼻薬には、抗ヒスタミン薬タイプ(アレルギー症状を抑えて鼻水を抑えるタイプ)と血管収縮薬(鼻の血管を絞って鼻水と腫れに効くタイプ)の二種類があります。

もしあなたが、早急に鼻詰りを解消したのであれば、鼻腔噴霧型の市販薬(血管収縮薬)をお勧めします。

ただ、注意していただきたいのは、血管収縮薬は鼻詰りを緩和させる作用がありますが、5日以上の連続して服用すると効かなくなったり、逆に悪化してしまうことになるので、5日以上の連続服用はしないように気をつけましょう。

市販の鼻炎の薬には、数日使用して改善が見られない場合は、医師の診察を受けるようにしてくださいね。

また、お医者さんの中には、医薬品を使用する代わりに食塩溶液を使用することを奨める人もいます。

食塩溶液は鼻腔内の粘液の軟化を促します。

さらに常習性もなく、特に薬を服用できない何らかの理由がある患者さんに適応されます。

 

② 鼻詰りには抗ヒスタミン剤もオススメ

鼻水が長期間止まらない人には、抗ヒスタミン剤も有効です。

抗ヒスタミン剤はヒスタミンの作用を妨げ、アレルギー症状を抑える事で鼻水や鼻垢を抑制します。

OTC医薬品の抗ヒスタミン剤は眠気を誘いますが、一方で血管収縮薬は意識を覚醒させる作用があります。

抗ヒスタミン剤も血管収縮薬も、複数の薬との飲み合わせが可能ですが、中には効果が増強されるものもあります。

医師、あるいは薬剤師に相談の上、どの薬があなたの症状に適しているのか判断してもらいましょう。

市販薬でしたらドラッグストアでそのまま聞いてしまうのがいいですね。

 

抗ヒスタミン&血管収縮成分が配合されている点鼻薬

ナザール「スプレー」(ポンプ) 30mL 点鼻薬 (第2類医薬品)

エージーノーズアレルカットC

血管収縮剤が含まれない点鼻薬

ザジテンAL点眼薬 10mL 目のかゆみに 医療用と同成分配合 (第2類医薬品)

③ 高血圧症の方が血管収縮薬を使うときは注意しましょう

充血緩和剤には血圧を高め、脈拍数を上げる作用があります。

プソイドエフェドリンとフェニレフリンは経口薬で一般的なOTC医薬品です。

血圧が高い人でも、薬で血圧をコントロールされている方の服用は問題にならないことが多いですが、念のため、かかりつけの医師に相談しながら使う事をオススメします。

 

④ 市販の咳止めの薬は咳止め以外の成分も含まれているので注意

一時的な咳は、上気道のチリやホコリ、喉の痰の除去に有効ですが、しつこい咳は適切に対処する必要があります。

薬局の棚には、実に多くの咳止め薬が並んでいます。

充血緩和剤や抗ヒスタミン剤などが混合された薬品など様々ですので、薬局・ドラッグストアで薬剤師に相談の上あなたに適したお薬を出してもらいましょう。

アネトンせき止めZ液分包

 

⑤ 熱さましや痛み止めで注意したい事

解熱鎮痛剤の市販薬(OTC医薬品)の成分としては、アセトアミノフェンやイブプロフェン、ナプロキセンなどがあります。

三つともそれぞれに副作用があるので、医師や薬剤師に相談の上、服用するようにしましょう。

また、過剰服用にも注意が必要です。

これらの薬剤は、多くの市販の感冒薬にも含まれていますので、飲み合わせなども薬剤師に相談しましょう。

また、子供へのアスピリンの使用は避けるべきでしょう。子どもに使えるお薬や成分は限られていますので、必ず子供用のお薬を使いましょう。

 

⑥ 喉の痛み止めとしてできる「おうち治療」

できるだけ多くの水分を摂ることと食塩溶液(コーヒーカップ1杯のぬるま湯に、ティースプーン1杯程の食塩)でのうがいは、喉の痛みの緩和に効果的です。

OTC医薬品の鎮痛剤やトローチなども一時的ではありますが効果があります。

トローチに関しては、3日以上の服用は避けましょう。

ただ、どのOTC医薬品を服用するにあたっても、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

 

⑦ 抗生物質は風邪のウイルスには効果を発揮しません。

風邪の原因はウイルスであることが多いです。

抗生物質は細菌を殺す効果はありますが、ウイルスを殺す効果はないので、ウイルスが原因の風邪にはほとんど効果がないのです。

しかし、風邪で体力が落ちたところに細菌が感染して、次の二次感染になる・・・ということがあるため、二次感染の予防のために風邪でも抗生剤が処方される事があるのです。

もし抗生剤がでたら、医師から特段の指示が無いかぎりしっかりと最後まで服用してくださいね。

 

おわりに

コンビニやネットでも買えるようになり、ますます身近になった市販薬。

特に風邪で使われる事は多いでしょう。

一番気をつけていただきたいのは、風邪でも油断して重症化したり、長引いたりする事です。
また、小さなお子様や高齢者の方、妊婦さんや授乳中のママ、そして持病をお持ちな方等は重症化のリスクが高かったり、飲めない薬もあるのでそういった場合は無理せず病院で相談してくださいね。

ぜひ上手く活用して、はやく元気になってくださいね。