はじめに

貧血は女性が非常にかかりやすい病気の1つで、成人女性の約5~10%は貧血に悩まされているといわれています。

貧血は軽く見られがちな病気ですが、放置していると深刻な病気に繋がる事があります
今回はそんな貧血の仕組みと予防策についてご紹介します。

 

貧血とは?

貧血とは体内の血液が薄くなっている状態だと思っている人が多いと思いますが、正確にいえばそれは間違いです。
血液の中には様々な成分が入っていますが、その1つに「ヘモグロビン」という成分があります。
貧血とはこのヘモグロビンの濃度が少なくなっている状態の事をいいます。
ヘモグロビンは鉄とタンパク質からできており、日本人の貧血の原因の多くは鉄分不足からくる「鉄欠乏性貧血」です。

 

貧血の原因と症状

ヘモグロビンには身体全体へ酸素を運ぶという、大事な役割があります。
ヘモグロビンが不足すると体内の酸素が足りなくなる為、身体は何とかして酸素を取り込もうと「代償反応」を起こします。
酸素を体内に大量に取り込もうとして呼吸が早くなったり、ヘモグロビンの運動量を活発にする為に心臓が血液の循環を早くし、心拍数が上がる事がこの代償反応にあたります。
貧血の症状としてあげられる息切れや動悸は、この代償反応からくるものなのです。
他にも貧血の症状として、失神、立ちくらみ、めまい、肩こりなどがあげられます。

女性が貧血になりやすい主な原因は食生活と月経による出血にあります。
男性に比べ無理なダイエットをする事が多い女性は、食生活により十分な鉄分を摂取できていない場合が多いです。
また、健康な女性であれば基本的に月に1度必ず月経が訪れ、経血と共にヘモグロビンが体外へ排出されてしまいます。

 

貧血の対策の基本は食生活にあり

貧血の対策はとにかく体内に鉄分を補給する事!
日頃からバランの良い食事を心がけて、十分な鉄分を摂取しましょう。
また、鉄分の吸収を良くするビタミンC、B6、B12などの摂取も忘れずに!

○貧血対策に良い食材
・レバー
・ブロッコリー
・納豆
・しじみ
・ほうれん草 etc...

 

さいごに

貧血はわりと身近な病気と認識される事が多い為、「よくある事だし...」と放置してしまう人が多いです。
しかし、貧血を放置していると体内が低酸素状態になり、心臓や脳に負担をかけ続けるため、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な病気に繋がる可能性があります
軽度の貧血であれば多少の放置は問題ありませんが、症状が重い場合は必ず医師に相談をしましょう!