爪の異常は貧血のサイン?爪の変形・変色と貧血の関係を解説

貧血と爪の異常の関係性ついて徹底解説。でこぼこ・へこみ・スプーン状の反り返りといった爪の変形のほか、爪が割れる・爪の色が白いなどの症状が貧血の特徴に当てはまるのかについても解説します。貧血かどうかを判断する一つの指標として、記事を読んで爪の状態をチェックしましょう。

貧血と爪の異常の関係は?

貧血の症状には、さまざまなものがあります。

軽度の貧血のときに現れる主な症状としては、疲労感・脱力感・顔面蒼白などがあげられます。

重度の貧血になると、眠気・立ちくらみ・息切れ・動悸・失神・めまい・発汗・喉の渇き・頭重感・集中力の低下・脈や呼吸が速くなるなどの症状が現れることがあります。

そのほか、肌がかさかさしたり、口の端や舌が荒れたりといった症状が現れることもあります。

爪の異常も貧血の症状のひとつで、爪が薄くなり割れやすくなることがあります。

ただし、貧血なら必ずしも症状が出るというわけではなく、進行が遅い場合は症状が出ない場合もあります。

爪が変形するのは貧血?

貧血にはいくつか種類があり、その中の一つである鉄欠乏性貧血になると、爪にデコボコの溝ができたり、平べったくなったりすることがあります。

鉄欠乏性貧血の中でも症状が重度の場合、匙状爪(スプーンネイル)と呼ばれる爪の変形の症状が現れることがあります。

匙状爪(スプーンネイル)とは、爪の中央がへこみ、先端が反り返ってスプーン状になる状態をいいます。

貧血になると爪が薄く弱くなるため、重いものを持つなど指先に力の入るような仕事をして爪に外からの圧力が加わったときに、爪が力に耐え切れずに反り返ってしまうことで匙状爪(スプーンネイル)になるのです。

また、爪が薄くなることによって表面が剥がれ落ちる爪甲層状分裂症(二枚爪)も鉄欠乏性貧血によって引き起こされる症状の一つです。

そのほか、爪が割れやすくなるのも貧血の症状の特徴です。

爪の色が変わるのは貧血?

爪の色は、流れる血液の色を反映しているため、健康な人の爪は透明度がある薄ピンク色をしています。

貧血になると、十分な酸素や栄養を含んだ血液が指先に行き届かなくなるため、爪の色が白色になります。

このように爪は体の状態を示すため、爪が変色している場合には何らかの病気のサインであることも考えられます。

【爪の色と考えられる主な病気】

爪の色 考えられる主な原因
白色 貧血、肝臓の病気、腎臓の病気など
黒みがかった紫色 肺の病気、心臓の病気など
黒色 腎臓の病気、ホルモンの病気など
黄色 関節リウマチなど

爪の変色が治らない場合には、早めに病院を受診することをおすすめします。

貧血の症状に当てはまる場合は病院へ

爪の変形や変色が見られ、貧血の症状の自覚もある場合は、貧血であるおそれがあるので一度病院を受診しましょう。

貧血が考えられるときに病院を受診する場合は内科の受診が適切ですが、もしどこを受診したらよいかわからなければ、大きな病院の総合外来を訪ねると良いでしょう。

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