めまい・立ちくらみの原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年08月23日

めまい・立ちくらみの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられるめまい・立ちくらみの原因

耳の奥の異常

耳の奥の内耳には、体がどの方向へ動いているのかとらえる「三半規管」と、体の傾きや速度などをとらえる「耳石器」があります。

これらに何らかの障害が生じた場合や、三半規管と耳石器の情報を伝達する前庭神経に異常が生じた場合、めまいや立ちくらみを引き起こすことがあります。

耳の奥の異常が原因でめまい・立ちくらみが生じている場合は、耳鳴りや難聴も現れることがあります。

自律神経の乱れ

イスから立ち上がったときや、横になった状態から起き上がったとき、めまいや立ちくらみがある場合は自律神経の乱れが疑われます。

自律神経は血管や脳の働きに関与し、血圧をコントロールしています。そんな自律神経が乱れると、体勢を変えたことによる重力の変化についていけず、急激な血管の収縮や血圧の低下を招いてしまうのです。

自律神経が乱れる要因には、過労やストレス、夜更かしのほか、生活習慣の乱れなどがあげられます。

その他の原因

首の筋肉が過度に緊張していたり、精神的な不調でうつ状態にある場合は、めまいや立ちくらみを引き起こすことがあります。

このほか食生活の乱れが原因になることもあり、栄養バランスの乱れや、水分不足、アルコールの過剰摂取にも注意が必要です。水分が不足すると、脱水症状を起こし血液量に影響を与えるおそれがあります。

アルコール過剰摂取の人は、アルコールに含まれる糖質を代謝するのにビタミンB1が消費されるため、栄養バランスに気を付けていても栄養障害を起こす可能性があります。

めまい・立ちくらみの対処法

規則正しい生活

自律神経の働きを正常に保つためには、規則正しい生活を心がけましょう。休日平日を問わず就寝時間と起床時間をそろえるほか、1日3回の食事をいつも同じ時間帯にとることが有効です。

食事内容の見直し

ビタミン類の摂取不足を中心に、栄養バランスの偏った食事をとっていないか見直しましょう。

アルコール類の飲み過ぎにも注意して、飲酒の量を減らしたり、飲まない日をつくることも大切です。

水分は食事時間だけでなく、こまめにとる習慣をつけてください。特に暑い時期は脱水しやすいので水分補給が重要です。

適度な運動習慣

運動は血流の改善やストレスの軽減に効果的です。1日10~20分を目安に、ウォーキングや体操などで体を動かす習慣をつけましょう。立ちくらみがひどい場合は無理をせず、短い時間内で軽い運動から始めてください。

血圧の急激な変動を防ぐ

起床時に急に立ち上がったり、大きく体勢を変える動作を行うと、血圧の急激な変動を招く原因になります。体勢を変える動作を行う場合は、ゆっくりと時間をかけるように意識しましょう。

また入浴するときは、ぬるめのお湯にみぞおちまで浸かる「半身浴」にしましょう。熱いお湯に肩まで浸かる「全身浴」は、急激な血圧低下を招く要因です。

薬の使用

血管収縮作用を予防する抗コリン薬、血圧低下を予防する交感神経刺激薬(刺激薬)、血圧を調節するセロトニン再吸収阻害薬、血液量を増加する鉱質コルチコイド、ビタミンの不足を補うビタミン剤などを使用します。

ただし、市販の薬では効果を感じられないこともあるため、可能であれば病院を受診して薬を処方してもらいましょう。なお、病院ではメリスロン(ベタヒスチンメシル酸塩)などの抗めまい薬やアデホス(アデノシン三リン酸二ナトリウム)などの内耳異常に効果のある薬が処方される傾向にあります。

めまい・立ちくらみに関する疑われる病気

  • 更年期
  • 主な症状

    いらいら / 動悸・息切れ / むくみ / めまい / 肩こり / 口の渇き / 頭痛 / 発汗 / 疲労感 / 頻尿 / 不眠 / 冷え症

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

めまい・立ちくらみに使われるお薬の総合情報

めまい・立ちくらみに関するお役立ち情報

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