最近何をやるのも面倒、食欲もないし、疲れやすくて体が痛い。
夜もなかなか眠れないし朝が怖い。。。
気力がわかなかったり体になんらかの異変が出ることが長く続いていると、それはもしかしたらうつ病なのかもしれません。
精神的なストレスや身体的なダメージなどが積み重なっていくと、自分でも気づかないうちにうつ病を発病していたということも有り得るのです。

うつ病になってしまうと具体的にどのような症状を発症するのでしょうか。
身近な人や自分自身の症状を理解するためにもくわしくみていきましょう。

 

うつ病の症状とは

近年うつ病に悩んでいる人は増加傾向にあり、総人口の3~4%はうつ病患者とされ、一生涯で考えればもっと増えることが予想されています。
現代はストレス社会と呼ばれ、様々なストレスなどが原因となって脳に作用し、物事に対しての見方が否定的になってしまいます。
うつ病には、真面目で几帳面な性格の人がかかりやすいといわれています。

その日だけ気分が憂鬱だったり、2~3日で気分が回復するようならばそれは「うつ病」ではなく、一時的な「抑うつ症状」であるといえます。
「うつ病」ではその抑うつ症状が2週間以上続きます。

それは日常生活にも影響し、心だけではなく体にも不調が出てきます。

 

心のうつ病の症状

抑うつ気分

・気分が落ち込む
・理由もなく悲しい気持ちになる
・過去のことを悔やみ続ける
・自分を責める、ダメ人間、価値がない存在だと感じる
・何の希望もない、死にたくなる
 

意欲の低下

・今まで好きだった趣味に興味がなくなった
・人と話すことが面倒
・テレビなどを見ても面白くない
・オシャレや身だしなみに関心がわかない
・何をしても楽しくない、興味がわかない、面倒くさい
 

思考力の低下

・頭が冴えなくて集中力がない
・落ち着かない、不安、焦り、イライラを感じる
・仕事などの効率が落ちた
・小さい決断もなかなかできない
・人の言うことがすぐに理解できない
・行動が遅くなる
・不安な妄想が多くなる

多くの抑うつ気分の場合、朝が最もひどい状態で、夜になるにつれて回復していくことが多いようです。

 

身体のうつ病の症状

睡眠障害

・寝つきが悪い
・夜中や早朝に目を覚ましてしまう
・眠りが浅い
・寝すぎる、一日中眠い
 

疲労感、倦怠感

・体ががだるい、重い
・疲れやすい、疲れがとれない
・首、肩こりがひどい
 

食欲の低下

・食欲がない
・何を食べてもおいしく感じない、食べることも面倒
・体重が1ヶ月に数キロも落ちた
(逆に食欲や体重が増加することもあります)
 

その他の症状

・頭痛、腰痛、腹痛、胃痛、関節痛
・便秘、下痢、頻尿
・めまい、動悸、耳鳴り、しびれ、発汗
・吐き気、息苦しい、のどが渇く
・月経不順
・性欲の低下
・勃起障害


体の不調として疲労感、不眠、食欲不振、めまい、肩こりなどが目立ち、心の精神症状が目立たっていない場合は、身体にだけ症状が出て仮面をかぶっているという意味から「仮面うつ病」と呼ばれています。

 

さいごに~うつ病は内科ではなくて精神科を受診する~

身体症状の異変に気づいて病院を受診しても、様々な検査をしたのに異常はなく、原因が何も見つからない場合は隠れたうつ病の可能性があります。
多くの方は自分がうつ病という自覚はないので最初に内科を受診する方がほとんどです。
しかし、うつ病で発症する痛みなどのメカニズムは一般的な痛みとは違うので内科でもらった薬はたいてい効きません。
心理的に見えない問題を抱えていることが多くの原因となっていますので、精神科や心療内科などの受診が必要になることを覚えておきましょう。

image by Photo AC
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