「精神病」と「神経症(ノイローゼ)」心が関係する病気の違いは「原因」にあります!職場でのストレス度も今すぐ確認!

頭痛がする、背中が痛い、便秘がちである、動悸がする・・・

さまざまな不調を訴えて内科、消化器科と渡り歩いてみても、はっきりとした原因がわからない。症状は一向によくならず、むしろ悪化する一方・・・。

そんな誰にも理解してもらえない不調の原因は、「心」に関係しているのかもしれません。

今回は、心が関係する病気に注目!
病気の種類をしっかりと見極めることが、適切な治療の第一歩です。
職場でのストレス度がわかるチェックシートも今すぐトライ!

精神病は「脳の病」・神経症(ノイローゼ)は「心の病」

心に関する病気で代表的なのが「精神病」と「神経症(ノイローゼ)」です。
どちらも、心に関する病気ですが、その違いはなんでしょうか。

内因性の病気(統合失調症、精神分裂症、躁うつ病など)

内因性の病気は「脳の病」。精神病はこちらに入ります。
脳の神経細胞に何らかの異常が発生したことが原因で起こります。妄想や幻覚などが生じ、現実を吟味する能力が低下する、遺伝的要素が強いなどの特徴があります。

<精神病によくある症状>
 ・幻覚
 ・幻聴
 ・妄想
 ・血管の中を虫がはい回っている感じがする
 ・文字を見ていると頭の中に入って、すっと抜けていった など

<精神病の治療について>
精神病は、精神科での薬物療法を中心にカウンセリングなども組み合わせた治療をおこないます。

心因性の病気(パニック障害、強迫神経症、不安神経症、抑うつ神経症、自律神経失調症など)

心因性の病気は「心の病気」。神経症(ノイローゼ)はこちらに入ります。
脳の神経細胞に異常はなく、あくまでも心理的な原因から生じるものです。
症状も「体」に関するものと「心」に関するものがあり、いくつかが合併してあらわれることが多いようです。

<神経症(ノイローゼ)によくある症状>

  • 自律神経失調症的な症状

動悸、めまい、肩こり、胸がつかえる、喉がしめつけられる、胃の調子が悪い、下痢、便秘、いつも眠い、いつもだるい、ひえのぼせ、頭痛、多汗、円形脱毛、月経不順など

  • 精神的な症状

赤面、閉所恐怖、こだわりや確認癖、対人恐怖、不眠、落ち込み、拒食、過食、
イライラ、落ち込み、無気力、、自殺願望など

<神経症(ノイローゼ)の治療について>
神経症(ノイローゼ)は「心」の治療を柱にし、その他の(痛みや炎症などの)症状に対しては薬による対症療法という二本柱で治療をおこないます。
心理療法や自律訓練法で心身の安定をはかることで、不安神経症や自律神経失調症の症状が改善されたり、投薬量を減らせるなど、さまざまなメリットが報告されています。


 

神経症(ノイローゼ)はストレスが引き金!「職場のストレスチェック」で心の状態を確認しましょう

「心」に原因がある神経症(ノイローゼ)は、ストレスが大きく関わっています。
自殺予防や心の健康確保に関しては国でも取り組みが始まっており、現代社会が向き合わざるをえない課題であることがわかります。

あなたの心の健康も今すぐチェック!
「職場でのストレスチェック」を早速やってみましょう。

厚生労働省:5分でできる職場のストレスチェック

ストレスチェックで客観的に自分の心の状態を確認できたでしょうか?
診断結果を参考に、ストレスの原因となりうる因子を少しでも減らすよう生活を工夫して、神経症(ノイローゼ)の発症・悪化を予防しましょう。

「プラス思考」で心を鍛えましょう

イライラしない、ストレスを溜めるのはよくないとわかっていても、そう簡単に性格を変えられないのが、心が関係する病の難しいところです。

そんな時、「出来ない」ことを嘆くのではなく、ほんの少しでも「出来る」ことを見つけたり、成功している姿を想像してみましょう。
自分で自分の心をコントロールする訓練は、心の病の予防法であるとともに、実際に心療内科の治療でも行われており効果を上げています。

あなたの心の健康を守るのは、あなた自身です。

(image by photo-ac)
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