通販や薬局で買える不眠症に効果的な漢方薬をご紹介!
夜になると寝たくても眠れない!という不眠症状に悩む人は少なくありません。
なんと、ある調査によれば日本人の5人に1人は不眠症状に悩んでいるという結果が。
不眠症に効果的と言われている主なお薬は睡眠薬ですが、これだけ不眠人口が多いにもかかわらず、睡眠薬を使用している人は少ないようです。
Q.夜眠れない時はどんな対処をしますか?
1位:お酒を飲む 19.5%
2位:医師から処方された睡眠薬を服用する 13.7%
3位:何もしない 13.1%
睡眠薬が持つ副作用や依存性から、あまり服用をしたくないという人が多いかと思いますが、実際のところは用量用法を守れば、睡眠薬が身体へ悪影響を及ぼすことはあまりありません。
しかし、やはり睡眠薬には絶対に頼りなくない!という人もいるでしょう。
そんな方は催眠効果のある漢方薬を使用してみるというのはいかがでしょうか。
今回は通販や薬局で購入ができるツムラの漢方薬をご紹介したいと思います。
不眠症に漢方を使用するメリットとデメリット
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漢方医学における不眠症状の治療方法は「眠れない」という症状そのものに働きかけるものではなく、根本的な心身の不調を改善することによって、結果として不眠症状を解消する、というアプローチをします。
身体の体質自体を改善させることを目的としているため、効果が出るまでに数週間から数か月かかるケースが多く、即効性が薄い反面、効果あらわれれば身体そのものの健康力が増進して、不眠症状以外の不調も改善される場合があります。
また、一般的な睡眠薬に比べて効果は薄いものの、生薬などの自然由来の成分を使用しているため、副作用や依存性が少ないのが大きなメリット。
睡眠薬の服用を避けたい人にとっては、これが一番のメリットとなるでしょう。
通販や薬局で買える市販の漢方薬
漢方薬でも医師の処方箋が必要なものと、市販されているものがありますが、今回はインターネット通販や薬局で購入できる不眠症状に効果的な漢方薬をご紹介します。
【第2類医薬品】抑肝散加陳皮半夏 エキス細粒 48包
抑肝散加陳皮半夏には精神のイラつきや不安、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
神経の高ぶりなどで、なかなか寝付けない入眠障害に悩む人におススメの漢方薬です。
【第2類医薬品】加味帰脾湯エキス顆粒クラシエ 24包
加味帰脾湯には心身疲労や虚弱体質を改善する効果があります。
夜中に目が覚めてしまう中途覚醒や、早朝に起きてしまう早朝覚醒に悩む方におススメです。
さいごに
漢方薬は確かに西洋医学のお薬に比べると副作用や依存性は少ないですが、あくまでお薬ですので副作用が全く無いわけではありません。
今回ご紹介した3つの漢方薬は、どれも胃腸が弱い人でもおススメできる漢方薬ですが、場合によっては胃の不快感や食欲不振、吐き気などの副作用が出る場合があります。
また、消化器系の副作用以外にも、血圧上昇や皮膚のかゆみ、手足のしびれなど、いつもと違う症状が出た場合は、すぐに服用を中止して医師の診断を受けるようにしましょう。