「ベッド=寝付けない場所」と体が認識すると、不眠は悪化する

“眠れない”と悩まない人は、ベッドに入るといつの間にか寝てしまっています。
一方、不眠に悩む人はベッドに入ってもなかなか寝付けず、苦しい思いをすることに。
これが続くと体は「ベッド=寝付けない場所」と認識してしまい、不眠を悪化させる恐れがあります。

さらに酷くなると寝室に向かうだけで脳が覚醒してしまう可能性も・・・。

眠れないことによる体への悪影響は、ことのほか大きいです。
例えば現代人に多いうつ病やメタボ(メタボリックシンドローム)の発現率を高めることが分かっています。

健康的な生活を送るために、不眠解消は欠かせません。
とはいえ、ベッドの中で“眠れない”と焦るのも逆効果。
そこで今回は、不眠や睡眠不足に悩むときにおすすめの夜の過ごし方を紹介します。

 

牛乳、ココア、カモミール・・温かい飲み物(ホットドリンク)が安眠を誘う

人間の体は、眠る前に脳の温度が著しく下がることが分かっています。
このときの温度下がリ方が急であるほど寝つきが良くなり、深い眠りにつけるとされています。

この原理を使って眠るためには、一度体を温めなくてはいけません。
それにはホットドリンクがオススメです。

定番は牛乳を温めたホットミルクです。
ホットミルクには安眠に欠かせないホルモン・メラトニンが含まれています。

このほか胃の中に長く留まるココアや興奮を鎮めるカモミールティーもオススメです。

 

ゆったりした気持ちで・・5分間だけストレッチ

眠れないと感じるとき、交感神経と副交感神経のバランスが乱れている可能性があります。
睡眠には体をリラックスさせる副交感神経の活動が欠かせません。
ストレッチには副交感神経の活動を促す効果があります。

激しい運動をすると脳が覚醒してしまうおそれがあります。
深呼吸や手首や足首をほぐす、腕の筋肉を伸ばすなど軽いものをゆったりとした気持ちで行いましょう。
 

眠れない夜に蛍光灯の明かりは厳禁!間接照明でメラトニン分泌

眠れない夜が何日も続く場合は、睡眠の2~3時間前から蛍光灯は使わないようにしましょう。
オススメはオレンジ色の明かりの間接照明です。
間接照明にはメラトニン分泌を助ける効果があります。


 

考え事をして眠れないときは・・・・

考え事をしてしまって眠れない。
眠れないから考え事をしてしまう。

いずれの場合も、夜の考え事はマイナス思考になりがちなので危険です。
これは幸福感を感じるセロトニンというホルモンが、夜になると分泌量が減るためといわれています。

なので夜の考え事は快眠のためにも控えましょう・・・といっても悩んでいるときには難しいと思います。
そこで心配事や悩み事などを箇条書きに整理しましょう。文字に書き出すことで気持ちが整理できます。
具体的に考えることは朝にする、と気持ちを切り替えることが大切です。

 

睡眠不足は慢性化すると自覚できなくなることも・・ぜひ早めの対処を

いかがでしたか?
睡眠不足は慢性化すると、自覚できなくなるケースがあります。
しかし体には確実に影響を及ぼします。

倦怠感や意欲の低下といった症状があらわれないうちに早めの対処をしましょう。


(image by Photo AC)
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