アレグラ(成分名:フェキソフェナジン塩酸塩)は花粉症などのアレルギー性鼻炎などに使用される薬です。
今回はアレグラとアルコール類との飲み合わせというテーマで解説していきたいと思います。
アレグラ・フェキソフェナジンとお酒の関係は?
アレグラ、フェキソフェナジンは各製薬会社の添付文書の情報では、お酒、アルコールとの飲み合わせについて、特に注意喚起はされていません。
したがって、アレグラを飲んでいる時にお酒やアルコール類を飲むことは基本的には問題ないと言えるでしょう。
とはいえアレグラを飲むときはお酒、アルコールの飲む時間はなるべく空ける
一般的に、薬はお酒と一緒に飲むことはあまりいいとされていません。
薬とアルコールを同時に摂取すると、薬の効果が出すぎてしまったり、効果が弱まったりする可能性があるので避けたほうが安全です。
アレグラについても、アレグラの使用期間中にお酒やアルコール類を飲む場合は、薬とアルコール類を飲む時間の間隔を空けることがより安全と言えるでしょう。
また、アレグラ、フェキソフェナジンの処方医の先生などから薬とお酒、アルコールのそれぞれ飲む時間の指示があった場合はそれに従うようにしましょう。
薬とお酒やアルコールを一緒に飲むことが推奨されていない理由は
そもそも薬とお酒、アルコール類を一緒に飲んでいけない理由は、一緒に飲むことによって薬の効果が出すぎてしまう、もしくは効果が弱まってしまう可能性があるためです。
これは薬やアルコール類の吸収や代謝が影響しており、その影響は薬によって様々で、アレグラは比較的影響は少ないと考えられているため、特別な注意喚起はされていません。
しかし、人によっては多少は影響を感じる可能性も否定できません。
また、アレグラは眠気がほとんど出ないと言われていますが、人によっては眠気を感じる人もおり、アルコールを飲むことによって眠気を強く感じるようになる可能性も否定できません。
このような理由からも、あまり極端な量のお酒は避けた方が安全といえるでしょう。
花粉症でクリニックに行くときはお酒を飲むことの相談も
基本的にはお酒、アルコールとの飲み合わせも問題ないアレグラですが、処方してもらう時に医師に相談しておくのが、やはり最も安全と言えるでしょう。
医師からアドバイスがあった場合はその内容に従うようにしましょう。
市販薬のアレグラFXは服用前後は飲酒できない
フェキソフェナジンを有効成分とした薬はアレグラFXという商品名で市販されています。
市販薬のアレグラFXは「してはいけないこと」の注意喚起で、「服用前後は飲酒しないでください」と注意喚起されています。
アレグラFXの服用中は飲酒を控えることをおすすめしますが、アレグラFXを服用中にどうしても飲酒をしたい場合には、最低でも3〜4時間の間隔をあけるようにしましょう。