ミナカラ
アレロック®︎(オロパタジン塩酸塩)の市販薬はある?代用できる薬を紹介
更新日
2026.01.19
薬剤師監修日
2026.01.08

アレロック®︎(オロパタジン塩酸塩)の市販薬はある?代用できる薬を紹介

アレロック®︎(オロパタジン塩酸塩)は、花粉症などのアレルギー症状をおさえる第2世代抗ヒスタミン薬です。この記事では、アレロック®︎の代用で使用できる類似の市販薬(OTC医薬品)を紹介するとともに、ジェネリック医薬品(後発品)の有無について解説します。
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編集
高橋 伊津美
監修薬剤師
ミナカラ薬局薬剤師高橋 伊津美
島村 洋和
編集者
株式会社ミナカラライター島村 洋和

アレロック*(オロパタジン)と同じ成分の市販薬はある?

現在、アレロック*の有効成分であるオロパタジン塩酸塩を配合した市販薬(OTC医薬品)は販売されていません。

アレロック*の代わりとなる市販薬を使用したい場合は、似た作用をもつ薬を選択することも手段のひとつです。

※2026年1月の情報

アレロック*のジェネリック(後発品)はある?

現在、アレロック*(オロパタジン)のジェネリック医薬品は、主に「オロパタジン塩酸塩錠」という名称でさまざまな製薬会社から販売されています。

いずれも医療用医薬品のため市販で購入することができないので、ジェネリック医薬品をお求めの場合は病院を受診してください。

アレロック*の代わりの市販薬を選ぶ前に

アレロック*(オロパタジン塩酸塩)の代わりとなる市販薬を紹介する前に、まずはアレロック*がどんな薬なのかについて解説します。

アレロック*は第2世代抗ヒスタミン薬

アレロック*などの抗ヒスタミン薬は、第1世代と第2世代に分けられます。

抗ヒスタミン薬とは、体内でヒスタミンという物質の作用をブロックし、花粉やハウスダストなどによる鼻のアレルギー症状やじんましんなどの皮膚の症状に効果を示す薬です。

第1世代抗ヒスタミン薬は眠気や口の渇きなどの副作用が強く現れることが特徴です。

一方、第2世代抗ヒスタミン薬では、第1世代の効果をできるだけ維持したまま、副作用が比較的出づらいように作られています。

アレロック*は第2世代抗ヒスタミン薬に分類されるため、第1世代に比べ、眠気の副作用は比較的出づらくなっています。

どんな症状に使用できる?

アレロック*は、花粉症などのアレルギー症状によく処方される第2世代の抗ヒスタミン薬です。

花粉症などによるアレルギー性鼻炎のほかにも蕁麻疹(じんましん)や皮膚疾患などのかゆみに使用できます。

アレロック*の代用ができる市販薬

アレルギー性鼻炎による鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状やじんましんによるかゆみを治療したい場合は、市販薬を使用することも治療の選択肢のひとつです。

ここではアレロック*の代わりに使用できる、第2世代抗ヒスタミン成分を配合した市販薬を紹介します。

花粉症などの鼻のアレルギー症状に効く市販薬

■アレグラFX

【第2類医薬品】アレグラFX 14錠

第2世代の抗ヒスタミン成分であるフェキソフェナジン塩酸塩が花粉やハウスダストなどによる鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状をやわらげます。

他の抗ヒスタミン成分に比べて眠気や集中力の低下がおこりにくいことが特徴です。

特徴
眠気や集中力の低下が比較的起こりにくい

鼻のアレルギー症状に効く薬の選び方

抗ヒスタミン成分にはさまざまな種類があります。

同様に市販薬にもたくさんの種類があり、目的の症状によって薬を使い分ける必要があるため、何を基準に選ぶかといった選び方を知ることはとても大切です。

鼻のアレルギー症状に効く市販薬の選び方について、詳しくはこちらの記事をごらんください。

じんましん・皮膚のかゆみに効く市販薬

じんましんに効く薬の選び方

じんましんの対処には基本的には抗ヒスタミン成分の飲み薬が適していますが、局所的なじんましんでかゆみの症状が強い場合は、飲み薬とあわせて塗り薬を使用することもできます。

じんましんに効く飲み薬と塗り薬の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

代わりの市販薬を使用する際の注意点

連続して使用できる日数は薬によって異なるので、薬を使用する際は説明文書を読んでから使用しましょう。

その上で薬を使用しても効果が現れないと感じた場合は、漫然と長期使用をせず、一度病院を受診してください。

市販薬で改善しない場合は?|オンライン診療という選択肢も

市販薬を服用しても症状が十分に改善しない場合は、医療機関を受診することも検討しましょう。
最近では、スマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられるオンライン診療という選択肢もあります。通院の手間を減らしつつ、医師に症状を相談できるため、忙しい方や外出が難しい方にも利用されています。

ミナカラ オンライン診療とは?

ミナカラのオンライン診療は、スマートフォンなどから医師の診察を受けられるサービスです。
症状や体質、これまで使用した市販薬の状況などを医師に伝えることで、医学的な判断にもとづいた診察が行われます。
診察の結果、必要と判断された場合には薬が処方されることもあります。 
※処方の可否や内容は、症状や診察結果により医師が判断します。

 

▼ アレルギーの診療予約はこちら ▼

 

●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能

●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。

●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://minacolor.com/contact?myprescription=true

 

最近はオンライン診療の利用者も徐々に増えてきましたが、「使い方がよく分からない」「ちゃんと診察してもらえるのか不安」というお声も少なくありません。 こちらの記事では、ミナカラ オンライン診療でよくある質問にお答えしています。

市販薬で効果が出ない場合の判断目安

市販薬は手軽に使用できる一方で、効果が感じられないまま漫然と使い続けることはおすすめできません。
以下のような場合は、受診を検討しましょう。
 ● 市販薬を服用しても症状の改善が見られない
 ● 添付文書に記載されている服用期間を守っても効果が出ない
 ● 症状が悪化している、または日常生活に支障が出ている
このような場合には、症状に合った治療を受けるためにも、早めに医師へ相談することが大切です。

アレロック*は通販や個人輸入では購入しないこと

医療用医薬品のアレロック*が個人輸入サイトなどで売られていることがありますが、購入することは避けてください。

個人輸入代行業者によって売られる薬は、医薬品としての安全性が保障されていないため、思わぬ健康トラブルが起こるおそれがあります。

また、厚生労働省は個人輸入の薬によって起こった健康被害については医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと明記しています。

正しい治療を行うためにも、個人輸入・通販による医療用医薬品のアレロック*の購入は避けましょう。

もし医療用医薬品のアレロック*を購入したい場合は、代替の市販薬を購入するか、病院を受診することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 市販薬と処方薬は効果が同じ?

市販薬は、比較的軽い症状を想定して作られている一般用医薬品です。処方薬と同じ成分を配合した市販薬であっても、医療用医薬品と市販薬では使用できる症状が異なるため、そのまま代わりに使えるとは限りません。
そのため、症状や程度によっては処方薬のほうが適しているケースもあります。

Q2. 眠くなりにくい薬は?

抗ヒスタミン薬は第1世代と第2世代に分けられます。
第2世代抗ヒスタミン薬は、第1世代の効果をできるだけ維持したまま、眠気などの副作用が比較的出づらいように作られています。
ただし、眠気の出方には個人差があり、体質や服用状況によって異なります。服用後に眠気を感じた場合は、医師に相談しましょう。

Q3. オンライン診療でも薬は処方される?

オンライン診療でも、医師の判断により処方薬が処方される場合があります。
希望する薬がある場合は、診察時に医師へ伝えることは可能です。ただし、最終的な処方内容や可否は、症状や診察結果をもとに医師が判断するため、ご希望に添えない場合もあります。

Q4. どのタイミングで受診すべき?

以下のような場合は、医療機関の受診を検討してもよいでしょう。
 ● 市販薬を使っても症状が改善しない
 ● 花粉症かどうかわからない
 ● 症状が強く、日常生活に支障が出ている
 ● 眠気などの副作用が気になる
 ● どの薬を使えばよいか分からない
早めに相談することで、症状に合った治療を受けやすくなります。

 

※アレロックは協和キリン株式会社の登録商標です。

かかりつけ医をオンラインで。医師によるオンライン診療で薬を処方。ミナカラ e-クリニック。
監修薬剤師
高橋 伊津美
ミナカラ薬局薬剤師
高橋 伊津美
【経歴】

昭和大学大学院薬学研究科修了
昭和大学薬学部客員講師
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
薬局、ドラッグストアで臨床経験を積み、その後昭和大学薬学部の教員、チェーンドラッグストア協会の教育機関でOTCの研修講師を務める。
【著書】
•現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
•現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル
編集者
島村 洋和
株式会社ミナカラライター
島村 洋和
株式会社ミナカラでライターとして執筆している中で、お客様にもっと正確でわかりやすい薬の情報を届けたいという思いから、一般用医薬品の販売を行うための専門資格である登録販売者の資格を取得。現在は市販薬のスペシャリストとして正確な医療情報をお届けすることを心がけています。

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  • 掲載している情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。
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  • より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
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