クロチアゼパムの効果と副作用を解説!離脱症状はある?

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クロチアゼパムの効果や眠気などの副作用、依存性や離脱症状について薬剤師監修のもと解説。お酒との飲み合わせについても紹介します。

クロチアゼパムの効果

クロチアゼパムは成分の名前であり、抗不安薬であるリーゼのジェネリック医薬品の製品名です。クロチアゼパム錠として、サワイやトーワなど、さまざまな製薬会社から販売されています。

クロチアゼパムは脳のベンゾジアゼピン受容体に作用するベンゾジアゼピン系抗不安薬に分類され、抗不安作用、心身安定化作用、鎮静催眠作用、筋弛緩作用があります。

クロチアゼパムは、心身症における身体疾患や不安・緊張・心気・抑うつ・睡眠障害、自律神経失調症におけるめまい・肩こり・食欲不振に効果があります。また、不安や緊張を取り除く目的で麻酔の前にも使用されることがあります。

クロチアゼパムの効果時間は?

クロチアゼパムが血液中で最も薬の濃度が高くなるのは約1時間後、薬の濃度が半分になる半減期は約6時間とされています。このことから、クロチアゼパムの効果が完全に出るまで約1時間かかり、効果の持続時間は約6時間ということができます。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の中でも薬の効果が出る時間が早いため、症状が出たときや激しいときに一時的に使用(頓服)することがあります。

クロチアゼパムの副作用:依存と離脱症状

クロチアゼパムの主な副作用には、眠気、ふらつき、倦怠感などがあります。

眠気

眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあります。クロチアゼパムを使用中は、自動車の運転など危険をともなう機械の操作をしないようにしましょう。

依存

ベンゾジアゼピン系の薬を使用していると、まれに身体依存を生じてしまうことがあります。

特に医師の指示を守らず、自己判断で増量・減量した場合に注意が必要です。身体依存を生じないために指示された用法・用量をしっかりと守りましょう。

離脱症状

クロチアゼパムの使用を急に止めると離脱症状が起こることがあります。離脱症状には、けいれん発作やせん妄、ふるえ、不眠、不安、幻覚、妄想などがあります。

離脱症状を防ぐためには、症状が改善されたら医師の指導のもと、ゆっくりと薬の量や回数を減らしていくことが大切です。

クロチアゼパムとデパスの違いは?

デパスは、エチゾラムを成分としたベンゾジアゼピン系抗不安薬です。ベンゾジアゼピン系抗不安薬の中では半減期が短く、クロチアゼパムと同じ短時間作用型に分類されます。

デパスとクロチアゼパム(リーゼ)には効果の強さに違いがあり、デパスの方が強い効果があるといわれています。デパスは筋弛緩作用が強く、緊張性頭痛や肩こりがある場合にも使用されます。

※効果持続時間や効き目の強さは弊社薬剤師の見解です。
※効果の感じ方には個人差があります。

クロチアゼパムの飲み方と飲み合わせ

クロチアゼパムの飲み方

クロチアゼパムには、クロチアゼパム錠5mgとクロチアゼパム錠10mgがあり、1錠あたりの成分量が異なります。

心身症、自律神経失調症の場合は、15歳以上の大人は通常1日15〜30mgを1日3回使用します。

頓服での使用など、使用量や使用回数は症状により医師が判断します。必ず指示された使用方法にしたがってください。

お酒との飲み合わせは?

アルコールとクロチアゼパムを併用すると、薬の作用が強まるため注意が必要です。精神機能、知覚・運動機能の低下を起こすおそれがあります。

妊娠中・授乳中の使用

妊婦または妊娠している可能性のある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合にのみ使用します。

授乳中の方がクロチアゼパムを使用する場合は、授乳を避けてください。

おわりに

クロチアゼパムはすぐれた効果があり、比較的副作用の少ない短時間作用型のベンゾジアゼピン系抗不安薬です。ただし、適切に使用しないと依存や離脱症状が起こりやすい薬でもあります。自己判断での断薬や減薬はやめましょう。

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