【水虫治療】家庭用紫外線治療器は水虫に効果がある?
更新日:
薬剤師監修日:
家庭でできる塗り薬以外の水虫対策グッズとして販売されているのが、家庭用紫外線治療器です。紫外線治療器とは、紫外線の出るライトが取り付けられた器具で、水虫やワキガの軽減を目的として使用されています。

水虫はカビによる感染症
足の水虫は正式には『足白癬(あしはくせん)』といいます。白癬菌という真菌(カビ)の一種が原因で、皮膚の角質層に白癬菌が寄生することによって水虫になります。
白癬菌は身体のさまざまな部位に寄生する性質があります。その中でも高温多湿なところで繁殖しやすい特徴があるため、靴や靴下で蒸れやすい足に水虫の症状が出る方が多いです。
家庭用紫外線治療器での水虫治療
家庭でできる塗り薬以外の水虫対策グッズとして販売されているのが、家庭用紫外線治療器です。紫外線治療器とは、紫外線の出るライトが取り付けられた器具で、水虫やワキガの軽減を目的として使用されています。
水虫に効果はある?
家庭用紫外線治療器は、水虫・ワキガの軽減に効果が認められています。
購入する際は、医療機器認証番号が発行されているものかどうか確認してください。医療機器認証番号がない紫外線治療器は国の認可を受けていないため、効果の有無を判別できません。
市販薬との併用がおすすめ
病院での水虫治療には、白癬菌を殺菌するための塗り薬が使われることが多く、水虫の症状によっては飲み薬が使われることもあります。
家庭でできる水虫対策としても、塗り薬が多く利用されています。家庭用紫外線治療器だけでの対策は難しいため、市販の塗り薬との併用がおすすめです。
水虫に効く市販薬の選び方については以下の記事をご覧ください。
ミナカラ薬局の薬剤師に相談する
薬について心配や不安がある方は、ミナカラ薬局の薬剤師相談をご利用ください。ミナカラ薬局では薬剤師にLINEで相談することができ、それぞれのお悩みに対応します。
この記事は参考になりましたか?
関連記事
水虫(白癬)に効く市販薬はある?|抗真菌薬の選び方
水虫(白癬)に効く市販薬にはさまざまな種類があり、成分や剤形(クリームや軟膏など)によって適した症状が異なります。この記事では、それぞれの症状に合った水虫薬の選び方とタイプ別の市販薬、水虫の予防・対策について解説しています。

小水疱型水虫に効く市販薬|水ぶくれは潰してもいい?
小水疱型水虫は水虫のタイプの一つで、足の裏や土踏まず周辺、足の側面などにジュクジュクとした小さな水ぶくれができ、強いかゆみがあるのが特徴です。 小水疱型水虫は、抗真菌成分が配合された水虫薬でケアできます。 水虫薬は市販薬としても販売されています。 この記事では、小水疱型水虫に効く市販薬の選び方や水虫薬の使い方などについて解説しています。

手の水虫に効く市販薬|手白癬の原因や治し方について解説
手の水虫は正式には、手白癬(てはくせん)といいます。 手の水虫は、真菌に効果のある抗真菌成分が配合された水虫治療薬で治療できます。 水虫治療薬は市販薬としても販売されていますが、水虫が市販薬で治療できるのは、原因が白癬菌だとわかっている場合です。 この記事では、手の水虫に効く市販薬の選び方やタイプ別の市販薬などについて解説しています。

かかと水虫(角化型水虫)に効く市販薬|治療薬の選び方【ひび割れ・カサカサ】
かかとの水虫(角化型水虫)は水虫のタイプの一つで、皮膚がカサカサと乾燥する、皮膚がボロボロとめくれる、ひび割れする、かゆみが弱いことが多いなどの特徴があります。 かかとの水虫(角化型水虫)は、抗真菌成分が配合された水虫薬でケアできます。 水虫薬は市販薬としても販売されています。 この記事では、かかとの水虫(角化型水虫)に効く市販薬の選び方や水虫薬の使い方などについて解説しています。

水虫の原因と感染経路|水虫の種類や症状について解説
水虫は白癬菌という真菌(カビ)の一種が原因で、皮膚の角質層に白癬菌が寄生することによる感染症です。この記事では、水虫の原因や感染経路、種類、症状について解説しています。
