じんましん対策|症状を緩和するためにできること
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薬剤師監修日:
じんましんの原因は多岐にわたるため、原因が特定できないことも多いです。この記事では、じんましんの症状を緩和するためにできることについて解説します。
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じんましん対策
じんましんの症状を緩和するには、原因の特定、疲れやストレスをためないこと、薬の服用の3つが大切です。
原因を特定することで症状があらわれないように心がけ、症状があらわれてしまった場合は、薬を服用することで症状を緩和します。
じんましん対策 |
・原因を特定し、できるだけ避ける。 ・疲労・ストレスをためない。 ・じんましん用の薬を服用する。 |
---|
疲労・ストレスをためない
体の疲れや、精神的なストレスがじんましんの症状を悪化させる原因になります。
疲労やストレスによって、じんましんの症状があらわれる場合もあるため、日頃から疲れやストレスはためないようにしましょう。
じんましんの原因
じんましんの原因は、アレルギー性と非アレルギー性の2つに分けられます。
主な原因 | |
---|---|
アレルギー性 |
・食べ物 ・薬 ・動物や昆虫、植物など |
非アレルギー性 |
・寒さや暑さ(皮膚の急激な温度変化) ・物理的な刺激(日光、下着の摩擦 など) ・汗による刺激(入浴、運動、緊張 など) ・疲労やストレス ・風邪などの感染症 ・特定の病気 など |
原因が特定できない場合も
じんましんの原因は多岐にわたるため、原因が特定できないことも多いです。
原因がわからない場合は、医師に相談し適切な対処法を見つけるようにしましょう。じんましんがあらわれた時間帯やその前に何をしていたかを記録し、原因を特定する方法などがあります。
市販薬で治らなければ病院へ
市販薬を使用しても症状の改善がみられない場合は服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。
医師に相談する際に、服用していた薬の成分がわかるように市販薬に添付された説明文書を持っていくことをおすすめします。
現在は、感染症拡大防止の観点からオンラインで医師の診療を受けられるオンライン診療というサービスも活用できます。
宅配で病院の薬を受け取れます!
ミナカラ薬局が提供するオンライン服薬指導は、病院で受け取った処方箋をもとに、病院で処方される薬をご自宅などで受け取ることができるサービスです。
子どもの世話や仕事で忙しく薬局での待ち時間を少しでも減らしたい方、薬局内での二次感染のリスクを減らしたい方におすすめです。
また、ミナカラ薬局のオンライン服薬指導は、各医療機関が行っているオンライン診療(自宅で医師の診察を受けられるサービス)とあわせて利用することが可能です。医師の診察から薬の受け取りまでの全てをご自宅で行うことができます。
感染症を予防するためにも、便利なオンライン服薬指導・オンライン診療を活用しましょう!
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