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肌のターンオーバーを促進する市販薬|適切な肌ケア方法

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薬剤師監修日:

肌のターンオーバーを促進するには、ビタミンC・ビタミンB2などの栄養素が必要です。この記事では、肌のターンオーバーを促進する成分を配合したおすすめの市販薬を紹介します。また、肌のターンオーバーをセルフケアで促進する方法についても詳しく解説します。

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監修薬剤師 :ミナカラ薬局 薬剤師 小寺 瑶
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編集者 :株式会社ミナカラ 登録販売者 島村 洋和
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ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、肌の表皮や角層などで起こる細胞の生まれ変わり(新陳代謝)のことを指します。

肌のターンオーバーは約6週間の一定のサイクルで起こっていて、このサイクルが乱れることで肌荒れなどの肌トラブルの原因になると考えられています。

ターンオーバーのメカニズム

ターンオーバーが起こる流れは次の通りです。

①表皮の一番奥にある基底層で新しい細胞が作られる

②新しい細胞が徐々に肌の表面に押し上げられていく

③一番表面にある古い細胞が垢や古い角質として剥がれ落ちる

肌のターンオーバーを促進

※ターンオーバーのイメージ

上記の①〜③のサイクルが大体6週間で行われるため、ターンオーバーには約6週間かかります。

ターンオーバーを繰り返すことで、常に肌を健康な状態に保つことができているのです。

肌のターンオーバーが遅れるとどうなる?

肌のターンオーバーが遅れると、皮膚のバリア機能が低下し、皮膚が乾燥して肌荒れが起こりやすくなります。ニキビや吹き出物も出やすくなります。

また、ターンオーバーが正常であれば本来排出される黒色メラニンがうまく排出されず、しみが現れやすくなります。

肌のターンオーバーを促進する市販薬の選び方

肌のターンオーバーは市販薬を使用することで促進することができます。

市販薬を選ぶときは、肌のターンオーバーを促進する成分が配合されているものを選びましょう。

肌のターンオーバーの促進に役立つ主な成分は次の通りです。

成分 特徴
ビタミンC(アスコルビン酸) 肌に沈着したメラニン色素を無色化し、新しいメラニン色素の沈着を緩和する。肌のターンオーバーを促進する。
ビタミンB2・B6 肌のターンオーバーを促進する。
L-システイン シミの原因となる過剰なメラニンを生成抑制、無色化、排出します。肌のターンオーバーを促進する。
ビタミンE 血行を促進し、新陳代謝を活発にすることでメラニンの排出をサポートする。ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果が得られる。

肌のターンオーバーを促進したいときは、上記の成分などを配合した市販薬を選んで使用しましょう。

肌のターンオーバーを促進する市販薬

肌のターンオーバーを促進する成分を配合した市販薬を紹介します。

ホワイティフル|ターンオーバーの促進に

ホワイティフル 180錠【第三類医薬品】

成分 分量(成人1日量)
アスコルビン酸(ビタミンC) 1000mg
L-システイン 240mg
リボフラビン(ビタミンB2) 6mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 12mg
コハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE) 50mg
内容量(15歳以上の方の場合) 1日の服用回数
30日分 2回

ビタミンCとL-システインが肌に沈着したメラニンを無色化し、新しいメラニンの生成を抑制するとともに肌のターンオーバーを促進します。

また、ビタミンB2とB6が肌のターンオーバーを促進し、ビタミンEが血行を良くします。パウチ型で持ち運びやすく、1日2回の服用で済むことが特徴です。

ホワイティフルは、商品に添付してあるQRコードを読み込むことで薬剤師に無料で相談ができます。薬に関する疑問や心配事を薬剤師に相談できるため、安心して薬を使用することができます。

ハイチオールCホワイティア|しみ対策に

ハイチオールCホワイティア 120錠【第三類医薬品】

成分 分量(成人1日量)
L-システイン 240mg
アスコルビン酸(ビタミンC) 500mg
パントテン酸カルシウム 30mg
内容量(15歳以上の方の場合) 1日の服用回数
30日分 2回

ビタミンCとL-システインが肌に沈着したメラニンの無色化、新しいメラニンの生成の抑制、肌のターンオーバーの正常化、メラニンの排出といった作用を発揮します。

さらに、パントテン酸が皮膚の健康を維持します。

肌のターンオーバーを促進する方法

市販薬を使用することで肌のターンオーバーを促進することができますが、それ以外にセルフケアできる方法を紹介します。

きっちりと睡眠を取る

睡眠は肌の健康と深い関わりがあります。

寝不足が続くとターンオーバーのサイクルが乱れ、肌荒れなどの肌トラブルの原因になります。

睡眠時間をしっかりと確保するとともに、寝る前にスマホを見ない、部屋を暗くするなどして、睡眠の質を高めることを意識しましょう。

紫外線や乾燥などの刺激から肌を守る

紫外線や乾燥などの外的刺激によって、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。

外出時に日差しが強い場所に行くときは日焼け止めを塗ったり、アームカバーを着けるなどして紫外線対策を心がけましょう。

また、冬などの乾燥しやすい季節は、肌のバリア機能が弱まりターンオーバーが乱れるので、こまめに肌の保湿ケアをしましょう。

丁寧なスキンケアが肌のターンオーバーの正常化に繋がります。

食生活を改善する

食事から摂取する栄養素は肌の健康状態に関係します。

肌のターンオーバーの促進に寄与する栄養素を積極的に摂取し、バランスの良い食事を心がけましょう。

肌のターンオーバーに役立つ代表的な成分は次の通りです。

成分 役割 代表的な食品
ビタミンC コラーゲンの合成、皮膚の健康維持

レモン、赤ピーマン、ブロッコリーなど

ビタミンB2・B6

皮膚や粘膜を健康に保つ

レバー、マグロ、納豆、のりなど

たんぱく質 肌細胞の材料となる 肉、魚、卵、大豆製品など
ビタミンA 皮膚を健康に保つ

人参、うなぎ、レバーなど

食物繊維 腸内環境を整え、老廃物を排出しやすくする

きのこ、海藻類、切り干し大根など

適度な運動を心がける

ターンオーバーを促進するには、血行を促進することが役立ちます。

運動不足だと血行不良となりやすく、結果的に肌のターンオーバーのリズムが乱れやすくなります。

生活習慣に適度な運動を取り入れることで、肌の健康維持への貢献が期待できます。

運動量としては、ウォーキングやジョギングなどの軽い運動でも可能です。自分で続けやすいやり方を見つけましょう。

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記事で紹介されている商品一覧

監修薬剤師

ミナカラ薬局薬剤師小寺 瑶

(経歴)
  • 福岡大学薬学部薬学科卒業
  • 福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
  • 株式会社大賀薬局
  • 株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
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編集者

株式会社ミナカラ登録販売者島村 洋和

株式会社ミナカラでライターとして執筆している中で、 お客様にもっと正確でわかりやすい薬の情報を届けたいという思いから、 一般用医薬品の販売を行うための専門資格である登録販売者の資格を取得。 現在は市販薬のスペシャリストとして正確な医療情報をお届けすることを心がけています。

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