ザイザルはどんな薬?

ザイザルは、花粉症などのアレルギー性鼻炎に病院で処方される処方薬です。
抗アレルギー剤に分類され、蕁麻疹や湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみなどにも効果を発揮します。

花粉症の症状に処方されていた「ジルテック」の後継薬として、2010年に認可されました。

花粉症に処方される薬の中でも、比較的効果も強く、即効性と持続性が期待できます。

 

有効成分は「レボセチリジン塩酸塩」で、第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。

ザイザルとジルテックの違いは?

  ジルテック ザイザル
成分名 セチリジン塩酸塩 レボセチリジン塩酸塩
剤形 ジルテック錠10ジルテック錠5ジルテックドライシロップ1.25% ザイザル錠5mgザイザルシロップ0.05%
用法・用量 通常、成人は1回10mgを1日1回使用 通常、成人には1回5mgを1日1回使用

ザイザルはジルテックの効果をそのままに眠気を抑えた薬

ザイザルとジルテックの大きな違いは、副作用の眠気の出やすさです。

ザイザルとジルテックは、どちらもアレルギー反応をおさえる抗ヒスタミン薬の第2世代に分類され、アレルギー反応による鼻水や鼻づまりなどを改善する効果があります。

 

ザイザルは、ジルテックの効果はそのままに副作用の眠気をおさえた薬として、花粉症の症状に処方されることが多い薬です。

 

ザイザルについて、詳しくは関連記事をごらんください。

ザイザルの市販薬はある?

近年、病院から処方される薬と同じ薬が店頭販売できるようになったスイッチOTC医薬品が増えてきました。

残念ながら、ザイザルと同じ成分を含む市販薬はまだ販売されていません。また、比較的安価なジェネリック医薬品もないのが現状です。(2020年2月現在)

ジルテックの市販薬はある!

ザイザルの前身であるジルテックには、同じ成分を用いた市販薬が販売されています。

ジルテックと同じ成分のセチリジン塩酸塩を含む市販薬は、「コンタック鼻炎Z」と「ストナリニZ」の2つです。

では、処方薬であるジルテックと市販薬を比較してみましょう。

  ジルテック コンタック鼻炎Z ストナリニZ
成分量 10mg/1錠 10mg/1錠 10mg/1錠
用法 通常、1日1回使用 1日1回使用 1日1回使用
対象年齢 7歳以上 15歳以上 15歳以上

※市販薬はメーカー希望小売価格(税込)で算出しています。

処方薬と市販薬で、含まれる成分や配合量に違いはありません。そのため、薬の効果や副作用はほとんど同じであるということができます。

 

処方薬と市販薬の大きな違いは価格です。

保険適用になる処方薬の場合は、通常、自己負担額は合計の3割になります。市販薬に比べると処方薬のほうが安価になります。

コンタック鼻炎ZとストナリニZの違いは?

コンタック鼻炎ZとストナリニZは、同じ成分が同量配合されています。

有効成分に違いはないため、効果や副作用にほとんど違いはないといえます。また、用法・用量や対象年齢も同じです。

どちらも10錠(10日分)と14錠(14日分)で販売されており、使用する期間に合わせて選択してください。

 

コンタック鼻炎Z

ジルテックの市販薬を活用!

ザイザルには市販薬がありませんが、似た効果を持つジルテックと同じ成分を含む市販薬は販売されています。

病院へ行く時間がないときなどは、市販薬を上手に利用しましょう。

市販薬を使用しても効果がない場合や、症状が悪化する場合は、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。