抗アレルギー薬:タリオン(ベポタスチン ベシル酸塩)とは

タリオン(成分名:ベポタスチン ベシル酸塩)は2000年10月から販売開始されている、花粉症に効く第2世代抗ヒスタミン薬です。

花粉症のアレルギー症状の原因となるヒスタミンをブロックしてアレルギー症状の発症を緩和させる作用があり、花粉症だけではなく皮膚のかゆみや湿疹、じんましんにも効果を発揮します。

タリオンは効き目の強さに比べて副作用の眠気も少なく、比較的即効性もあるので花粉症の症状にはよく処方される薬です。

タリオンの特徴】

成分名 ベポタスチンベシル酸塩
剤形 錠剤、OD錠(水なしで服用できる口腔内崩壊錠)
用法・用量 通常、成人には1回10mgを1日2回経口投与
薬価
(タリオン錠・タリオンOD錠10mg)
46.4円

※薬価は2017年2月現在のものです。

 

タリオンのジェネリック医薬品はありません

先発薬に比べて比較的安価なことが特徴のジェネリック医薬品ですが、2017年2月現在タリオンのジェネリック医薬品は販売されていません。

以前からタリオンのジェネリックに関して販売が検討されており、2016年12月に薬価収載予定でしたが、今回は見送られました。

そのため、現在も販売開始の時期などは公表されていません。

タリオンの市販薬はある?

2016年12月、タリオンのスイッチOTC医薬品である「タリオンR」「タリオンAR」が要指導医薬品として承認されることとなりました。

タリオンRは医療用医薬品のタリオン錠10mgと同様に、抗ヒスタミン成分であるベポタスチンベシル酸塩が配合されます。

■スイッチOTC医薬品とは?

スイッチOTC医薬品とは、医療用から一般用の市販薬に切り替えられた薬のことです。成分などが医療用と同じであるため効果が期待できますが、もともとは医療用だった薬であるため薬剤師などからしっかりと説明を受ける必要があります。

近年では花粉症の薬の中でも、アレグラFXやアレジオン20など医薬品と同量の成分が配合されたスイッチOTC医薬品があります。自分の症状によく効く薬の成分がわかっていれば、効果的に市販の薬を選択することができます。

タリオンRの販売開始はいつ?

タリオンRはまだ販売されておらず、販売開始の時期なども明らかになっていません。

また、販売する場合には要指導医薬品に分類されます。要指導医薬品は購入の際に薬剤師から薬の安全性などについて説明を受ける必要があります。

規定の期間が過ぎるまで、薬局やドラッグストアなどの店頭で、薬剤師がいる時に購入することになります。

おわりに

タリオンと同じ成分の市販薬やジェネリック医薬品は現在販売されていません。

しかし、近い将来販売される予定ですので、情報を見守っていきましょう。