ヘパリン類似物質のさまざまな効果

ヘパリン類似物質は保湿効果があり、皮膚科で処方される薬にも配合されています。

水と結びつきやすい構造をしており、皮膚の角質層に水分を与えることで保湿効果を発揮します。

乾燥肌や肌荒れ、角質層が厚くなりやすいかかと・くるぶし・ひじ・ひざの角化症の改善効果が期待できます。

保湿以外の効果

ヘパリン類似物質には、保湿効果以外にもさまざまな作用があります。

 

・血液を固まりにくくする作用

・血行をうながす作用

・抗炎症作用や鎮痛作用

・組織の癒着をおさえる作用(線維芽細胞増殖抑制作用)

 

しもやけ・あかぎれ、打撲・ねんざ後の痛みや炎症の改善、ケロイドの治療など、乾燥肌の改善以外にも、さまざまな症状に使用されます。

医薬品と医薬部外品の違いは?

ヘパリン類似物質が含まれている市販薬は、医薬品と医薬部外品にわけられています。

 

医薬品と医薬部外品の一番の違いは、使用目的の違いです。

医薬品は診断・治療・予防に使用することができるのに対して、医薬部外品は予防にのみ使用されます。

また、使用目的の違いにより、医薬品と医薬部外品では有効成分であるヘパリン類似物質の含まれる量にも違いがあります。

使用目的に合わせて、商品の区分を確認して選びましょう。

 

【医薬品と医薬部外品の違い】

医薬品

・疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物

・ヘパリン類似物質が1g中に3mg(0.3%)含まれている

医薬部外品

・吐き気やその他の不快感、口臭・体臭の防止、あせも、ただれ等の防止、脱毛の防止、育毛又は除毛の目的で使用される物で、人体に対する作用がおだやかな物

・ヘパリン類似物質がどれくらい含まれているのかわからない

ヘパリン類似物質の医薬品の市販薬

ヘパリン類似物質乳状液「JM』:乳液タイプの医薬品

ヘパリン類似物質乳状液「JM」

ヘパリン類似物質「JM」は、中鎖脂肪酸トリグリセリドなど油分のある添加物を使用していますが、合わせて使用感をよくする添加物も使用することで、保湿力を保ちながら伸びもよく全身の保湿に利用することができます。

HPローション:さらさらした溶液タイプの医薬品

HPローション

ヘパリン類似物質「JM」は乳液タイプのヘパリン類似物質の医薬品であるのに対して、HPローションはさらさらした溶液タイプの医薬品です。

 

ベタつきが気になる顔には、さらさらしたHPローション、体にはしっとりとしたヘパリン類似物質「JM」という使いわけもできます。

ヒフメイド油性クリーム:油の中に水が溶けているタイプ(W/O型)の医薬品

ヒフメイド油性クリーム

ヒフメイド油性クリーム:油の中に水が溶けているタイプ(W/O型)のクリームです。

 

保湿力が高く、油分を多く含んでいるので水仕事をする手指やより乾燥が気になる部分にヒフメイド油性クリームを使用し、全身の乾燥には他のヘパリン類似物質が含まれた医薬品を使用する使いわけもおすすめです。

ピアソンHPクリーム:水の中に油が溶けているタイプ(O/W型)の医薬品

ピアソンHPクリーム

ピアソンHPクリームは、水の中に油が溶けているタイプ(O/W型)のクリームで保湿力は油の中に水が溶けているタイプ(W/O型)のヒフメイド油性クリームと比較すると劣りますが、べたつきが少ないことが特徴のひとつです。

ヘパリン類似物質の医薬部外品

ヒルドプレミアム :ヘパリン類似物質の薬用クリーム

ヒルドプレミアム50g ヘパリン類似物質 薬用クリーム 医薬部外品

クリームタイプの医薬部外品で、ヘパリン類似物質以外に抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが含まれており、肌荒れやにきびを防ぎます。

NALC薬用ヘパリンミルクローション:ポンプ式の薬用ローション

NALC ヘパリン 乳液 (乾燥肌の救世主 ヘパリン類似物質 配合) (全身 に使えるから ボディローション としても オススメ) 薬用 ヘパリン ミルクローション (顔 & 全身 用) 200mL ボディクリーム ハンドクリーム ボディミルク ポンプ式 ニキビ を防ぐ

乳液タイプの医薬部外品で、ポンプ式で使いやすく全身のスキンケアに使用することができます。ヒルドプレミアムと同様に、ヘパリン類似物質以外に抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが含まれています。