フスコデは眠気に注意?何錠飲む?副作用や効果、飲み合わせについても解説

フスコデの眠気をはじめとした副作用や、1日の錠数などの用法用量、フスコデと他の薬との飲み合わせについてなどを整理していきます。

フスコデ配合錠は風邪をひいたときなどに咳を抑える目的で処方される薬です。この記事ではフスコデの眠気をはじめとした副作用や、1日の錠数などの用法用量、フスコデと他の薬との飲み合わせについてなどを整理していきます。

また、フスコデの効果や効き目に関しては別の記事で詳しくまとめていますので、こちらも併せて参考にして下さい。→フスコデは咳にどれくらい効くの?成分とその効果を添付文書などから解説!

 

フスコデの効能・効果は?

フスコデは複数の成分が含まれている薬であり、以下のものが含まれています。

・ジヒドロコデインリン酸塩
・dl-メチルエフェドリン塩酸塩
・クロルフェニラミンマレイン酸塩

ジヒドロコデインリン酸塩が咳を抑えて、dl-メチルエフェドリン塩酸塩とクロルフェニラミンマレイン酸塩が気管支を弛緩させることによって、呼吸の苦しさを和らげます。

フスコデは上記の3つ成分から咳を鎮める薬となります。


薬の説明書にあたる添付文書上の効能効果は以下のとおりです。

下記疾患に伴う咳嗽
急性気管支炎,慢性気管支炎,感冒・上気道炎,肺炎,肺結核

上記のような疾患にかかった時の咳に効果を発揮するとされています。

比較的、風邪や風邪が悪化した時に出されることが多いですね。

 

フスコデは何錠飲む?用法・用量について

添付文書の用法・用量は以下の通りです。

通常成人1日9錠を3回に分割経口投与する.
なお,症状により適宜増減する.
乳幼小児には以下のように投与する.
12歳以上15歳未満:成人量の2/3
8歳以上12歳未満:成人量の1/2
5歳以上8歳未満:成人量の1/3
2歳以上5歳未満:成人量の1/5
2歳未満:成人量の1/10

大人が使う場合は、1回3錠、1日3回(1日合計9錠)となりますね。

1回で3錠使う薬は比較的珍しいと思いますので、1回量には十分にご注意ください。

また、小児に使うときは年齢によって用量が異なる点も併せてご注意ください。

 

フスコデは眠気の副作用に注意!副作用について

最後にフスコデの副作用についても見ていきたいと思います。

フスコデは残念ながら副作用の発現頻度が明確になるような調査をしていないため、副作用の出やすさなどは公式の見解がありませんが、比較的有名な副作用の一つに眠気があります。

この眠気はフスコデに含まれるクロルフェニラミンマレイン酸塩の作用が主な原因とされており、重要な基本的注意として、フスコデ使用中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないようにするという注意喚起もされています。

従ってフスコデを使用している場合は、車の運転などは控えるようにしましょう。

また、重大な副作用として、無顆粒球症,再生不良性貧血というものも報告されています。

上記の重大な副作用の初期症状としては、めまい、鼻血、歯ぐきの出血、階段や坂を上る時の動悸や息切れ、息切れ、動悸、あおあざができる、出血が止まりにくい、発熱、のどの痛みなどが観察されます。普段と異なるよう兆候が見られた場合はご注意ください。

その他の副作用として以下のようなものも報告されています。

過敏症: 顔面紅潮,発疹,そう痒感
血液:血小板減少症
依存性: 薬物依存
呼吸循環器系:呼吸抑制,心悸亢進,血圧変動
精神神経系:眠気,疲労,めまい,発汗,頭痛,神経過敏,熱感
消化器:悪心・嘔吐,便秘,食欲不振,口渇
泌尿器:多尿,排尿困難

 

フスコデで飲み合わせの注意が必要なものは?

続いてはフスコデと飲み合わせで注意が必要な薬剤などを確認していきたいと思います。

まず、併用禁忌(併用してはいけない)についてです。以下のものは飲み合わせが悪く、併用をしてはいけない薬です。

カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプロテレノール等)

臨床症状:不整脈,場合によっては心停止を起こすおそれがある

アドレナリンは製品名だと「ボスミン」、イソプロテレノールは製品名だと「プロタノール」などがあります。ボスミンは喘息における気管支痙攣の緩和や、ショック時の補助治療などで使われ、プロタノールは不整脈や心不全などに使われてます。これらの薬とフスコデは同時に使用できませんので、十分に注意しましょう。


続いては併用注意(併用に注意が必要)についてです。以下のものは、同時に使用することが禁止されていないものの、注意が必要となるものです。

中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体 等)
モノアミン酸化酵素阻害剤
三環系抗うつ剤
アルコール

臨床症状:中枢抑制作用が増強されることがある

抗コリン剤(アトロピン硫酸塩等)

臨床症状:便秘又は尿貯留が起こるおそれがある

モノアミン酸化酵素阻害剤
甲状腺製剤(レボチロキシン、リオチロニン等)

臨床症状:メチルエフェドリン塩酸塩の作用が増強されることがある

これらのうち、特に注意が必要なものは、アルコールでしょうか。

フスコデに限らず薬を服用中の飲酒(アルコール摂取)はあまり望ましくありません。フスコデに関しては併用注意ということで、基本的にはフスコデを使用しているうちはアルコールを飲まないほうが無難ですが、どうしても外せないお酒の席などがある場合は、処方医の先生などと相談して指示を仰ぐようにしましょう。

また、フスコデの成分は市販の風邪薬(総合感冒薬)などにもよく使われており、市販の風邪薬とカフコデを併せて使用すると、成分が重複し、過剰摂取になる可能性もあります。基本的には市販の風邪薬と併用することは避け、どうしても併用したい場合は医師や薬剤師に相談し、特定の成分の過剰摂取にならないよう気を付けましょう。

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