ヘパリーゼはいつ飲む?効果的なタイミングを薬剤師が解説!

肝機能を回復させる「ヘパリーゼ」のより効果的な飲用タイミングや、お酒を飲んだ後でも効果があるのか?などの疑問についてミナカラの現役薬剤師が解説します。

肝機能を回復する「ヘパリーゼ」

ヘパリーゼはゼリア新薬が販売する市販薬です。ドリンク剤と錠剤タイプがあり、全部で9種類のラインナップがあります。

ヘパリーゼに含まれる肝臓水解物という成分が肝臓のはたらきを活発にし、全身の疲労回復や滋養強壮に効果を発揮します。

【第3類医薬品】新ヘパリーゼドリンク 

【指定医薬部外品】ヘパリーゼ アミノ(Amino) 

 

【第3類医薬品】ヘパリーゼプラスII 

9種類中8種類が第3類医薬品に指定されており、医薬品の中でも副作用が少なく安全性も高くなっています。

ですが、もしヘパリーゼを使用して胸焼けや吐き気・下痢・発疹などの症状が現れた場合は副作用の可能性があるので、使用を中止し医師か薬剤師に相談してください。

また指定医薬部外品に指定されている「ヘパリーゼアミノ」はコンビニでも購入することができますが、肝機能の回復よりは栄養補給に向いています。

二日酔い防止に効果的な飲み方

ヘパリーゼには指定された用法などがなく、ヘパリーゼの公式ページや添付の説明書などにも具体的に使用するタイミングについての明確な記載がありません。

そのため、人によって食前や食後などでヘパリーゼを飲むタイミングが異なります。

ヘパリーゼの販売元となるゼリヤ新薬の回答として「ヘパリーゼの効果時間についての科学的なデータがないため明確に答えることはできませんが、ヘパリーゼを使用している多くの人が食事や飲酒の30分〜1時間前に使用していると聞いているので、ご自身が一番効果を感じられるタイミングを探してみてください。」ということです。

飲食時の前にヘパリーゼを飲む人が多いということは、肝臓の働きを活発化させた後に飲食をすることで、なるべく肝臓への負担を軽くしたいという理由があるのかもしれません。

そもそもヘパリーゼは二日酔いに効くの?

ヘパリーゼは二日酔い予防や改善に効果があるとして使用されることが多くありますが、正式には二日酔いへの効能や効果の記載はなく、データとしても二日酔いの効果は認められていません。

しかし、ヘパリーゼに配合されている成分のビタミンや肝臓水解物などはアルコールの分解を補助するはたらきがあるので、お酒を飲む時の栄養補給としての効果は期待できます。

ヘパリーゼの成分や二日酔いへの効果について詳しく解説された記事が以下となります。ぜひ一度目を通してみると理解を深めることができるかもしれません。

 

ヘパリーゼを飲むタイミングを薬剤師が解説!

ヘパリーゼの効果を最大限に得られるように、配合されている成分の効果や人体の仕組みなどに基づいた効果的な飲み方を薬剤師が解説します。

必ず効果が見られる飲み方とはいえませんが、参考にしてみてください。

お酒を飲む時の栄養補給には

お酒を飲む時の栄養補給としては、飲み会の中盤くらいでヘパリーゼを使用すると効果的でしょう。

理由として、アルコールを代謝している時に消費されるビタミン類などの栄養成分をヘパリーゼから集中的に補給するためです。

お酒を飲みすぎた状態で使用すると、吐き気を催した場合にヘパリーゼも一緒に吐き出してしまう可能性があるため、終盤に飲むことはおすすめしません。

疲労回復にはバランスの良い食事とヘパリーゼで

疲労を回復させたい場合は、夕食時にヘパリーゼを使用すると効果的でしょう。

まず、身体の疲労やダメージを早く取り除くためには、筋肉の貯蔵型エネルギーであるグリコーゲンを速やかに回復させる必要があり、そのためには「夕食の内容と食事のタイミング」が重要になります。

運動の後しばらく経ってから食事をするより、運動の直後に高糖質・高たんぱく質の食事を摂取する方が筋肉たんぱく質の合成や筋肉グリコーゲンの貯蔵が促進されます。

つまり、1日運動し終わった後の夕食などで、できるだけ早く糖質とたんぱく質を摂取することが、疲労回復と体力向上に効果的なのです。

バランスが良い食事の内容としては、白いご飯などの糖質、脂肪分の少ない魚や肉の赤身、梅干し、食後にオレンジやバナナなどの果物…といった内容です。

柑橘系のフルーツや梅干しなどに含まれるクエン酸は、疲労の原因となる物質の分解とグリコーゲン合成を促進します。

このようなバランスの取れた夕食のタイミングでヘパリーゼで栄養補給をするとより一層、疲労回復や体力向上を促進することができるでしょう。

おわりに

いくら肝機能を回復させても、過度なアルコールの摂取は肝臓に負担をかけます。お酒を飲む機会が多い人は週に1日休肝日を作るなどして肝臓を休ませることも大切です。

ヘパリーゼなどの医薬品だけに頼らず、日常生活でもお酒を飲み過ぎない、油っぽいものを食べ過ぎないなど少しでも食生活を改善することも大事です。

購入はこちらから

紹介されたお薬/アイテム

【第3類医薬品】新ヘパリーゼドリンク 

【指定医薬部外品】ヘパリーゼ アミ...

【第3類医薬品】ヘパリーゼプラスII 

ピックアップ特集