カルボシステインの鼻水への作用や子供、赤ちゃんの使用について

ムコダインのジェネリック医薬品カルボシステインの鼻水への作用、子供や赤ちゃんへの使用について解説していきます。

カルボシステインは痰を出しやすくする去痰薬、ムコダインのジェネリック医薬品ですが、鼻水や鼻づまりに処方されることもあります。
なぜ去痰薬であるカルボシステインが鼻水や鼻づまりに使われるのでしょうか。
この記事では、カルボシステインが鼻水にどのように作用するのか、また子供や赤ちゃんにも問題なく使えるのかといった点について解説していきます。

カルボシステインの基本的な情報はミナカラ薬辞典をご参照ください。
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カルボシステインの鼻への作用

カルボシステインは鼻の粘膜に作用して鼻水、膿(うみ)などのドロドロとした粘液を体外に出しやすくするため鼻水、鼻づまり、蓄膿症(ちくのうしょう)などへの効果を期待して処方されることがあります。
カルボシステインの主な作用は気管に働きかける去痰作用ですが、鼻腔や副鼻腔の粘膜も気管と似たような構造をしています。
そのため、気管に対する作用と同じように炎症で傷ついた鼻の粘膜を修復したり、鼻粘膜の働きを活性化させて鼻水や膿などを流れやすくします。
また、慢性の副鼻腔炎や蓄膿症などでは鼻の奥に膿が溜まった状態となっていますが、カルボシステインには鼻の奥に溜まった膿を流れやすくして外へ出す機能を改善する効果も期待できます。

飲んだ後は鼻水が増える

カルボシステインは鼻水のネバネバを薄くして、サラサラと流れやすい鼻水に変えて体外に出しやすくするため、飲んだ後は鼻水の量が増えることがあります。
鼻水や痰には「ムチン」という粘り成分が含まれていますが、鼻づまりや痰が喉に絡むといった症状のときはバランスが崩れ、正常時に比べて「ムチン」の比率が増えています。
カルボシステインには鼻水や痰に含まれる「ムチン」の分泌量を調節する作用があり、ねばついて鼻の奥に詰まっている鼻水を流れやすくするのです。
そのため、カルボシステインを飲んだ後は鼻水が流れやすくなって鼻づまりが改善されます。
このようにカルボシステインを飲むと鼻水が流れやすくなり鼻水の量が増えますが、副作用ではなく薬が正しく作用しているために起こるものです。
極端なものでなければあまり心配はありませんので、安心して服用してください。

カルボシステインの効果時間や副作用について、詳しく知りたい方は関連記事をご参照ください。
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カルボシステインは子供や赤ちゃんでも安心して使える薬

ムコダインと同様カルボシステインの副作用も、頻度が最も高いもので食欲不振の0.24%なので比較的安全性が高いと考えられる薬です。
子供や赤ちゃんには、カルボシステインシロップ小児用カルボシステインDS(ドライシロップ)など飲みやすいタイプのものが作られており、痰切りや咳、鼻水などによく処方されます。
また、子供に限った場合のみですが、中耳炎の一種である滲出性中耳炎の薬として処方されることもあります。
気管への作用と同様に、鼓膜の奥にある中耳の粘膜にも作用し、炎症で傷ついた粘膜を修復したり、中耳に溜まった浸出液(耳垂れ)を体の外に出す効果が期待できます。
カルボシステインは年齢に関係なく、指示された用法・用量を守って使えば副作用はまず起きないと考えられる薬なので、処方された場合は安心してご使用ください。

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