リアップで多くみられる副作用は?妊娠への影響も解説

男性用発毛剤「リアップ」や女性用発毛剤「リアップリジェンヌ」で多くみられる副作用について解説します。主成分ミノキシジルで副作用を起こしやすい人のタイプについてや、妊娠への影響についても記載しています。

大正製薬の発毛剤「リアップ」基本情報

リアップは大正製薬が製造販売する、国内で唯一医薬品として認定されている発毛剤です。

リアップには、男性用と女性用があります。男性用リアップはさまざまな種類があり、主要成分「ミノキシジル」の濃度や使用感がそれぞれ異なります。

男性用リアップ

リアップX5プラスローション

ミノキシジル5%配合で濃度が最も高いシリーズです。

リアッププラス

ミノキシジル1%とほかの有効成分を配合したシリーズです。

リアップジェット

リアッププラスと成分は同じですが、ジェット式にして爽快感を高めています。

リアップ

有効成分はミノキシジル1%のみ。日本初の発毛剤です。

女性用リアップ

リアップリジェンヌ

ミノキシジル1%配合のほか、女性の頭皮環境をととのえる3種の有効成分を配合。

それぞれのリアップの詳細は、下記の関連記事に記載されていますのでぜひご覧ください。

主要成分「ミノキシジル」について

リアップの要となっている成分が、ミノキシジルです。ミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬に使われている成分でした。

ところが、薬を飲んだ患者に多毛が認められたことから「発毛剤として使えるのでは?」という話になり、開発が進められることになります。

その後、1988年からミノキシジル配合の発毛剤が医薬品として登場。今では世界90か国以上で使われています。

ミノキシジルには、2つの効果が期待できます。ひとつは、新しい髪の成長をうながすこと。もうひとつは、現在生えている髪を抜けにくくすることです。

健康な髪の維持に深くかかわる「毛包」に直接作用するため、こうした効果が期待できると考えられています。

リアップが効果を発揮する脱毛症

薄毛や抜け毛にはさまざまなタイプがありますが、リアップが効果を発揮するのは、壮年性脱毛症のみです。壮年性脱毛症は、一般的に遺伝によって起こる脱毛症をのことを指します。

壮年性脱毛症は、男性女性問わずどちらにも起こります。男性の場合、頭髪が全体的に薄くなるほか、生え際の後退や頭頂部の抜け毛、そりこみ部分からの抜け毛といったいくつかのタイプがみられます。

女性の場合は、頭頂部から抜け毛が増えるのが特徴です。前兆として、髪が細くなったり、コシがなくなるといった変化がみられることもあります。

なお、壮年性脱毛症であっても20歳以上の人でないとリアップは使用できません。未成年者による使用は国内で使用例がなく、安全性が確立されていません。

リアップで主にみられる副作用

リアップシリーズ共通で主にみられる副作用は以下のとおりです。

皮膚 頭皮の発疹・発赤
かゆみ、かぶれ
ふけ、局所熱感など
精神神経系 頭痛、めまい
気が遠くなる
循環器系 胸の痛み
心拍が速くなる
代謝系 原因不明の急激な体重増加
手足のむくみ

特に注意したいのが、かゆみや発疹といった皮膚症状です。皮膚が赤くなる発赤は、頭皮以外に現れることもあります。

リアップで頭痛やめまいが起こるのは、ミノキシジルによって血圧が下がり過ぎてしまうためです。

リアップの副作用に脱毛がある?

リアップの副作用として、脱毛は認められていません。しかし、まれに脱毛状態が悪化したり、抜け毛が急激に増えることもあります。

リアップを使用して脱毛が起きた場合、脱毛の原因が壮年性脱毛症以外である可能性が考えられます。

自分の抜け毛の原因を正しく理解するためにも、リアップの使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。

リアップの副作用にうつはある?

リアップを使用した人の中には、「副作用でうつになった」と感じる人もみられます。

しかし、リアップの精神神経系の副作用として、抑うつ気分やうつ病といった症状は認められていません。そのため、リアップとうつの関連性は薄いと考えられます。

リアップの副作用にリバウンドはある?

育毛剤や発毛剤の使った人の中には、使用中止によって髪の状態が元に戻ってしまうことを「リバウンド」と呼ぶ人がいます。

リアップも同様に、途中で使用を中止すると、リバウンドが起こるのではないかと心配になるかもしれません。

リアップでは、副作用には該当しないもののリバウンドが起こる可能性は認められています。

リアップの効き目には個人差があり、少なくとも6か月(リアップX5プラスは4か月)毎日継続しての使用することが必要です。

この期間を満たさずに途中で使用を中止したり、毎日の使用ができなかった場合は効果が維持できず、リバウンドを起こすことがあります。

リアップで副作用を起こしやすい人

以下の項目に該当する人は、副作用のリスクが高まります。健康面での心配がある人は、リアップの使用前に医師や薬剤師に相談してください。

正しい使用方法を守っていない人

1回あたりの量を守らず大量に使用する人や、1日あたりの回数を守らず何度も使用する人は、副作用のリスクが高まるおそれがあります。

また、頭皮に傷や炎症があるのに使用したり、頭皮以外の部分に使用した場合にも副作用を起こしやすいです。正しい使用方法は必ず守りましょう。

家族や兄弟姉妹に壮年性脱毛症の人がいない人

薄毛や抜け毛の原因が、壮年性脱毛症以外である可能性が高まります。特に髪の抜け方がまだら状であったり、脱毛のスピードが急激である場合は注意が必要です。

薬や化粧品でアレルギー症状を起こしたことがある人

かゆみやかぶれ、発疹・発赤といったアレルギー症状を起こしたことがある人は、リアップでも同様の症状を起こすおそれがあります。

高血圧や低血圧の人

主成分のミノキシジルが、血圧に影響を与えるおそれがあります。

心臓や腎臓の障害・甲状腺機能障害がある人

リアップの成分が心臓や腎臓に影響を与えるおそれがあります。

また、甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症といった甲状腺機能障害がある場合は、脱毛の原因が甲状腺疾患にある可能性が考えられます。

むくみがある人

リアップの副作用には手足のむくみが認められており、使用によってむくみを悪化させてしまうおそれがあります。

リアップの副作用と妊娠への影響

リアップを使用すると、副作用で不妊になるおそれがある?また、妊娠中の使用は可能か?など、リアップと妊娠に関する情報を紹介します。

リアップと不妊の関連性

製薬会社の添付文書、日本皮膚科学会による「診療ガイドライン」ともに、リアップに含まれるミノキシジルと不妊の関連性を認めていません。

そのため、リアップリジェンヌを使用したことで女性が不妊になる心配は少ないと考えられます。

また、男性がリアップシリーズを使うことで勃起不全(ED)になり、妊娠が困難になるという心配も少ないと考えられます。

妊娠中・授乳中のリアップの使用

リアップリジェンヌを使用している途中で妊娠した場合は、使用を中止してください。

妊娠中の使用は、安全性が認められておらず、副作用のリスクが高まるおそれがあります。

同様に、授乳中の使用も控えましょう。主成分のミノキシジルは、母乳に移行することが認められています。

まとめ

リアップに含まれるミノキシジルは、リスクの大きい副作用はほとんど起こらない成分です。そのため、安心して使うことができますが、持病や体質によっては思わぬ副作用を引き起こすことがあります。

また、副作用のリスクを高めないためには、リアップの使用方法をきちんと守ることが大切です。不安な点やわからないことがある場合は、使用前に必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

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