ルトラールの効果

ルトラールは自然の黄体ホルモンに近い薬です。

体内で黄体ホルモンとして作用し、無月経、生理不順、月経困難症、機能性子宮出血、黄体ホルモンの不足による不妊症など、黄体ホルモンの不足やホルモンバランスの崩れで起こるさまざまな症状に対して効果が期待できます。

ルトラールと生理

通常、ルトラールを飲んでいる間は生理はきません。

黄体ホルモンであるルトラールには子宮内膜を厚くする作用があります。その後、ルトラールを飲むのをやめると子宮内膜がはがれて生理がきます。

使用をやめてから生理が来るまでの日数には、個人差があります。生理の遅れに不安がある場合は、薬を処方された医師に相談してください。

ルトラールと体温

ルトラールには直接体温を上昇させる働きはありませんが、黄体ホルモンを補うことにより高温期を持続させるように働きかけます。

なお、ルトラールを使用中に基礎体温の上昇が起これば排卵したものと推定できます。

高温期が続けば妊娠している?

高温期が17日以上続くと妊娠している可能性があります。妊娠すると黄体ホルモンの分泌が持続し、高温期が持続するためです。

高温期が続く場合は、早めに医師に相談しましょう。

ルトラールの副作用

ルトラールの副作用には、発疹、食欲不振、吐き気・嘔吐、下痢、腹痛、不正出血、破綻出血、点状出血、経血量の変化、下腹部痛、乳房の張り、乳房の痛み、頭痛、むくみ、体重増加、眠気、体重増加などがあります。

また、重大な副作用として血栓症が起こる可能性があります。手足の痛み・はれ・しびれ、突然の息切れ、胸が痛い、頭痛、急に視力がおちるなどの初期症状が出たら、薬の使用を中止して医師に相談してください。

ルトラールの飲み方:飲み忘れたらどうする?

ルトラールにはクロルマジノン酢酸エステルという成分が、1錠に2mg配合されています。通常成人は、1日1~6錠(主成分として2~12mg)を1~3回にわけて使用します。

飲む量やタイミングには個人差があるので、医師の指示にしたがってください。

飲み忘れた場合は?

ルトラールを飲み忘れたら、気がついたときにすぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは1回とばしてください。

2回分を一度に飲むことはやめましょう。ルトラールを飲みすぎた場合は、医師や薬剤師に相談してください。

お酒との飲み合わせ

ルトラールとアルコールの相互作用は報告されていないため、飲酒をすること自体は注意喚起されていません。しかし、アルコールを飲むことで、薬の吸収や代謝に影響が出ることがあります。

どうしても外せないお酒の席があるような場合は、必ず医師・薬剤師に相談しましょう。

おわりに

ルトラールの使用量や使用するタイミングには個人差があります。使用の際は、医師の指示にしたがってください。自己判断で使用を中止することもやめましょう。