ルミンAの効果!巷の噂は本当なのか?
ルミンAは花粉症、ニキビ、アトピー、だるさ、疲れなどに効果があったという人がおり、様々な情報が飛び交っていますが情報は本当なのでしょうか。
ルミンAは、組織細胞を活性化して末梢血管の血流を促進して効果をあらわす薬です。
また、眠くなる成分は入っていません。
ルミンAの成分「クリプトシアニンO.A.コンプレックス」とは
ルミンAの有効成分は、感光色素の一種である「クリプトシアニンO.A.コンプレックス」です。クリプトシアニンO.AコンプレックスにはクリプトシアニンO.A.1、O.A.2、O.A.3の3種類の成分が含まれています。これらの成分が炎症・症状を元の状態になるよう修復することで、繰り返す悩みをケアします。
もともとは写真の写真の増感用に合成された「感光色素」でしたが、その後の研究で傷への効果が発見されたことから医学的研究が始まりました。
ルミンAってどんな薬?
ルミンAの効果
ルミンAには1錠中の有効成分の量が異なる2種類があり、効能効果も異なる部分があります。
それぞれの添付文書に書かれている効果は、次のとおりです。
■錠剤ルミン®A-50γ
1錠あたりの成分量 | クリプトシアニンO.A.コンプレックス50μg |
効能効果 | アレルギー性疾患,食欲不振,倦怠,貧血,一般虚弱体質,凍傷,熱傷,一般創傷,急性化膿性疾患,末梢神経性疾患 |
また、ルミンAを販売しているナガセヴィータ株式会社のサイトによると、錠剤ルミン®A-50γを使える具体的な症状として花粉やハウスダストなどによるアレルギー性疾患、一般虚弱体質、貧血、倦怠・だるさに使えると紹介されています。そのほか、すり傷、切り傷、口内炎、吹き出物、手足のしびれ、しもやけ、やけど、食欲不振などにも使用できます。
■錠剤ルミン®A-100γ
1錠あたりの成分量 | クリプトシアニンO.A.コンプレックス100μg |
効能効果 | 急性化膿性疾患,末梢神経性疾患,急性・慢性湿疹,一般創傷,熱傷,凍傷,汗疱性白癬 |
なお、ルミンAを販売しているナガセヴィータ株式会社のサイトによると、錠剤ルミン®A-100γを使える具体的な症状として皮膚の赤みやぶつぶつなどができる湿疹、吹き出物、水虫(汗疱性白癬)といった皮膚トラブルに使用できると紹介されています。そのほか、すり傷、切り傷、口内炎、手足のしびれ、しもやけ、やけどなどにも使用できます。
副作用
ルミンAは第3類医薬品です。万が一次のような症状が現れた場合は、使用を中止し、医師や薬剤師などに相談してください。
皮膚:創傷の分泌増加
消化器:食欲不振
その他:発熱
飲み方
1日1回1錠を空腹時に白湯又は冷水で服用して下さい。効果があらわれない場合には、1回2錠を服用して下さい。
成分
錠剤ルミン®A-50γは1錠中 クリプトシアニンO.A.コンプレックス50μg、錠剤ルミン®A-100γはクリプトシアニンO.A.コンプレックス100μgを含有しています。
いずれの製品も添加物としてアラビアゴム、タルク、炭酸水素ナトリウムを含有しています。
使用上の注意点
次のような人は服用前に医師、薬剤師に相談してください。
(1)妊婦又は妊娠していると思われる方。
(2)医師の治療を受けている方。
小児の使用に関して以下のような注意喚起がされています。
・幼児または小児に服用させる場合は、薬剤がのどにつまらないよう、保護者の指導監督の下に服用させて下さい。
・3歳未満の乳幼児には、のどにつまる恐れがありますので服用させないで下さい。
また、1か月ほど使用しても症状の改善がみられない場合は、服用を中止して医師または薬剤師にご相談ください。
おわりに
ルミンAは、細胞を活性化させることで炎症や症状を抑える薬です。様々な症状に効果があるとされていますが、薬の効き目には個人差があります。購入の際は、薬剤師や登録販売者に相談しましょう。