ドリエルは不眠に悩む現代人をサポートする薬

薬局で買える睡眠改善薬として有名な「ドリエル」。

不眠で悩む方が多い現代で、2003年の発売開始時には爆発的に売れ品薄になったほどの人気の薬です。

ドリエルは第2類医薬品なので、薬局やドラッグストアだけでなく登録販売者がいるコンビニやamazonなどのインターネットでも購入ができるため、より身近な薬に感じられるのではないでしょうか。

他にも、市販の睡眠改善薬の中には、ドリエルと同じ成分を使用した薬も多く販売されています。

この記事では、ドリエルと同じ成分を使用した市販の薬を解説。不眠症状への効果や価格を解説します!

※この記事の価格は全て2016年12月現在のものです。

ドリエルと同じ成分の睡眠改善薬は?

市販の睡眠改善薬はドリエル以外にもたくさんの種類があります。

ドリエルと同じジフェンヒドラミン塩酸塩を使用した睡眠改善薬では、寝つきが悪かったり眠りが浅かったりする一時的な不眠症状の緩和に効果を発揮します。

添加物に差はありますが、どの薬も1日分の成分量が同じなので、効果や副作用の違いはほとんどないといえるでしょう。

ドリエルと同じ成分の市販の睡眠改善薬一覧

製品名 メーカー希望小売価格(税抜) 1日分の価格
ドリエル 1,900円 316円
ドリエルEX 2,200円 366円
カナコSP 1,000円 200円
グ・スリーP 1,900円 316円
カローミン 980円 196円
マイレストS 1,800円 300円
スリーペイド 1,600円 320円
ドリーミオ 1,680円 280円
デイトナS 1,980円 330円
ネオデイ 1,600円 266円
ハイヤスミンA 1,200円 240円

レスタミンコーワは不眠症状に使える?

ドリエルと同じ成分ジフェンヒドラミン塩酸塩を使用しながら、ドリエルより安価に買える薬として一時話題になったのが、「レスタミンコーワ糖衣錠(以下、レスタミンコーワ)」という薬です。

レスタミンコーワはドリエルと同じ成分の薬ですが、同じように不眠症状の緩和に使えるのでしょうか。それぞれの効果・効能を確認しましょう。

ドリエルとレスタミンコーワは効果が異なる!

製薬会社が公開しているドリエルの効能・効果は以下の通りです。

一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い、眠りが浅い

ドリエル 添付文書

それに対して、レスタミンコーワの効能・効果は以下の通りです。

じん麻疹、湿疹、かぶれ、かゆみ、鼻炎

レスタミンコーワ糖衣錠 添付文書

ドリエルの主成分のジフェンヒドラミン塩酸塩は、もともとは鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を抑えたり風邪薬などに含まれることが多い成分です。

風邪薬の「眠くなる」副作用をうまく利用して作ったものがドリエルなどの睡眠改善薬になります。

レスタミンコーワはかゆみやじん麻疹などのアレルギー症状の改善薬として製造されています。不眠症状に対する効果は添付文書には記載されていません。

医師から処方される薬だけでなく市販薬を含めて、医薬品は副作用を出さないためにも正しく使用することがとても大切です。

医薬品を正しく使用したのに副作用や健康被害が発生した場合には、「医薬品副作用被害救済制度」という公的な救済制度の対象になります。

正しく使用するとは、医薬品の添付文書に記載されている効能や用法用量、使用上の注意を待って使用することです。効能・効果に記載のない用途で医薬品を使用した場合は、救済制度の対象とはならないのでご注意ください。

ドリエルとレスタミンコーワの違い

【用法・用量を比較】

ドリエルは1錠あたり25mgの有効成分が入っているのに対し、レスタミンコーワは1錠あたり10mgの有効成分が入っています。

ドリエルは1日1回2錠の服用で、有効成分50mgの摂取になります。レスタミンコーワは15歳以上は1日3回、1回3錠服用するため、1日で90mgの有効成分を摂取することになります。

【価格を比較】

ドリエルのメーカー希望小売価格は1,900円(12錠/税抜)、レスタミンコーワは756円(120錠/amazon価格)です。

ドリエルとレスタミンコーワは効果や用法用量も異なるため、一概に価格を比較することはできませんが、同じ有効成分を使用している薬と考えると、レスタミンコーワは比較的安価な薬であるといえるでしょう。

レスタミンコーワ糖衣錠

おわりに:睡眠改善薬の連用には注意

ドリエルなどの睡眠改善薬は、もともとジフェンヒドラミンの副作用を活用したものであり、処方薬の睡眠剤と比べた場合はそれほど強くないと言われます。

また、効果の感じ方には個人差もあり、人によっては、市販の睡眠改善薬を飲んでもほとんど眠くならないという人もいます。

睡眠改善薬で不眠症状が改善しないのであれば、漫然と薬を使い続けずに、病院で医師の診断をうけましょう。