ロブ錠はロキソニンのジェネリック

ロブ錠は、鎮痛剤で有名なロキソニンのジェネリック医薬品です。

ロブ錠はロキソニンと同じロキソプロフェンナトリウムを成分とし、熱を下げる・炎症を沈める・痛みを抑える働きがあります。ロブ錠とロキソニンの効果に違いはありません。

ジェネリック医薬品は開発費用がかからないため、先発品より安価になっていることが特徴です。

ロブ錠の効果

ロブ錠の添付文書では、腰痛や肩こりによる痛み、歯痛などに効果があるとしています。

効能又は効果
1.下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛

2.手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎

3.下記疾患の解熱・鎮痛
急性上気道炎 (急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)

ロブ錠60mg 添付文書

ロブ錠は生理痛に効く?

ロブ錠の成分であるロキソプロフェンを成分とした薬の中には、生理痛(月経痛)への効果を記載している製品もあります。

ロキソプロフェンには生理痛にも効果があるとされ、産婦人科学会のガイドラインなどでも、生理痛の時にはロキソプロフェンを含むNSAIDs(エヌセイズ)の解熱鎮痛薬を使用することを勧めています。

基本的には生理痛の際にロキソプロフェンを使用しても問題ありません。

ロブ錠は頭痛・風邪に効く?

ロブ錠は、頭痛、風邪からくる喉や関節の痛みに処方されることもあります。ロブ錠の成分であるロキソプロフェンの働きに鎮痛・消炎・解熱などがあるためです。

ただし、風邪の原因はウイルスや細菌によることがほとんどです。ロキソプロフェンには抗菌作用などはないため、風邪を根本的に治すわけではなく、あくまで症状を緩和するための使用になります。

ロブ錠の効果持続時間

薬の効果の現れ方や効果が持続する時間には個人差がありますが、一般的にロブ錠は使用してから30分程度で効果が現れます。その後、5〜7時間程度効果が持続するとされています。

ロブ錠は、基本的には1日3回使用するか、症状がつらい時に飲む薬です。1度使用したら最低4時間はあけてください。

また、ロブ錠の成分であるロキソプロフェンが効きはじめるまでの時間、効果が持続する時間について関連記事をごらんください。

ロブ錠の副作用

ロブ錠の添付文書には、胃部不快感・腹痛・悪心・嘔吐・食欲不振などの消化器症状、浮腫・むくみ、発疹・蕁麻疹、眠気などが副作用として記載されています。

ロブ錠はロキソニンと同じ副作用がでる可能性があるといえるでしょう。

ただし、ロキソニンの副作用があらわれる割合は3%程度であるというデータが公開されており、ロブ錠も比較的、安全に使用できる薬であるといえます。

なお、万が一副作用と思われる体調の変化があらわれた場合は薬の使用を中止して、医師や薬剤師に相談してください。

ロブ錠の使用上の注意

妊娠末期の方はロブ錠を使用すると分娩遅延がおこる可能性があるため使用できません。

また、ロブ錠の成分であるロキソプロフェンを使用してアレルギー症状があらわれたことがある方は、ロブ錠を使用することができません。

その他にもロブ錠を使用できない方、慎重に使用すべき方がさまざまいます。詳しくはこちらのページをごらんください。

ロブ錠はインフルエンザには使用不可

ロブ錠は解熱効果のある薬ですが、インフルエンザの時に使用するとインフルエンザ脳症(ライ症候群)という、肝臓の障害や急性脳症があらわれる病気になる危険性があります。

インフルエンザの時はロキソプロフェンを成分とした薬を使用しないでください。

ロブ錠との飲み合わせ

ニューキノロン系抗菌剤とロブ錠を併用すると痙攣誘発作用を増強することがあります。他に飲んでいる薬がある場合は、必ず医師に申告しましょう。

アルコール(酒)と薬の飲み合わせには注意が必要な場合が多いですが、ロブ錠の添付文書にはアルコールとの飲み合わせに関して、特に注意喚起はされていません。しかし、アルコールを飲むと薬の吸収や代謝などに影響が出ることがあります。薬を服用している時は過度な飲酒は控えましょう。

他にもロブ錠との飲み合わせで注意が必要な薬があります。詳しくはこちらのページをごらんください。

ロブ錠の薬価

ロブ錠はロキソニンのジェネリック医薬品です。先発品のロキソニンと比べて薬価も安くなっています。

病院を受診してロキソニンを処方された場合、ジェネリックへの変更が可能です。ジェネリックへの変更を希望する場合は薬剤師に相談してください。

製品名 薬価(円)
ロブ錠60mg 7.80
ロキソニン錠60mg 15.90

(2017年7月現在)

ロブ錠と同成分の市販薬

ロブ錠と同じロキソプロフェンを成分にした市販薬が販売されています。市販薬の中には生理痛や頭痛など、ロブ錠の添付文書には記載のない効果も記されている薬もあります。

病院へ行かなくても処方薬と同じ効果のある薬を市販で買えるため、場合によっては市販薬を選択するのもひとつの手段です。

ロキソニンSプレミアム

ロキソプロフェン錠「クニヒロ」

おわりに

痛み止めの代表的な薬であるロキソニンのジェネリック医薬品がロブ錠です。ロキソプロフェンはさまざまな病気や症状に対して使用され、同成分の市販薬も販売されています。

基本的には安全に使用できる薬ですが、処方薬・市販薬を問わず、使用量や使用回数など医師・薬剤師の指示をまもり、正しく薬を使用しましょう。

出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページ