普段の生活の中でダルさや疲れが抜けなかったり、ちょっとしたことで動悸や息切れを感じることはありませんか?

動悸や息切れはするけど、病院に行くまでの症状ではなく市販薬に頼りたいときには救心がおすすめです。

救心はどんな薬?

8種類の自然の生薬から生まれた循環器系のバランスを整える薬です。

歴史も長く、大正2年に最初の名称「ホリ六神丸」として誕生以降、多くの人から愛されています。

服用しやすい小さな丸い形の薬で、すぐに溶け、薬効成分がすみやかに吸収されます。最近はカプセルや錠剤タイプも販売されています。

救心はどんなときに使えるの?

救心は以下のような症状が出た時に使用できます。

・更年期や自律神経失調症と思われるめまいや動悸の症状がする。
・外出先の階段や坂道で息が切れてしまう。
・立ちっぱなしでいたり、人ごみの中でめまいや意識が遠くなるような感覚がする。
・残業続きや睡眠不足で仕事に集中できずボーっとすることがある。
・温かい室内から急に寒い屋外に出ると胸がドキドキする。
・疲れがたまっている時やお酒を飲んでいる時に脈が飛ぶことがある。
・長時間の運転や作業をしていると頭がボーッとすることがある。
・座りっぱなしや立ちっぱなしでいると足がむくむ。

救心にはどんな種類がある?

救心

通常タイプの、小さな丸い黒かっ色の薬で最もポピュラーな救心です。カプセルタイプには含まれていない沈香(ジンコウ)という神経の緊張を和らげる成分が配合されています。

救心錠剤

軽く携帯性にすぐれたプラボトルで外出先での服用に便利です。フィルムコーティングされているため、生薬特有の味・ニオイも気にならないのが特徴です。内容成分は通常の救心と同じです。

こちらは、大人(15才以上)1回1錠、1日3回、朝・夕・就寝前に水またはお湯で服用してください。

救心カプセルF

携帯に便利なミニカプセルタイプ。1回1カプセルの服用で良いため、飲みやすいのが特徴です。通常タイプ・錠剤タイプにはない血液循環を良くするサフラン末が配合されています。
こちらは、大人(15才以上)1回1カプセル 、1日3回、朝・夕・就寝前に水またはお湯で服用してください。

救心の効果・使用方法について見ていこう

救心には錠剤・カプセルなど変わったタイプの商品がありますが、ここでは通常タイプの救心について見ていきましょう。

効能・効果

動悸、息切れ、気つけ

用法・用量について

大人(15才以上)1回2粒、1日3回、朝夕および就寝前に水またはお湯で服用してください。

食前・食後どちらでも服用できますが、生薬特有のにおいや味などで空腹時に服用すると気持ちが悪くなるような場合には食後に服用してください。

口中にとどめたり、噛んだりせずに、水またはお湯で服用すること。口中にとどめたり、噛んだりすると舌や口中にしびれ感がしばらく残ります。

年齢

1回量

1日服用回数

成人(15歳以上)

2粒

3回

15歳未満

×服用しないこと

救心の主な有効成分を見てみよう

センソ

ガマの油。ヒキガエル科のシナヒキガエル(アジアヒキガエル)、またはヘリグロヒキガエルの耳下腺、皮脂腺の分泌液を集めて塊にしたもの。強い苦味をともなう。

センソには強心作用をはじめ発汗防止作用、強心作用などの薬理効果が報告されています。

ゴオウ

牛の胆のうに生じた結石、要するに胆石。血圧降下作用、解熱作用、低酸素性脳症害保護作用、鎮痛作用、鎮静作用、利胆作用、抗炎症作用、抗血管内凝固作用など。動悸による不安感の鎮静などにも効果的。

ロクジョウ

シカの雄の袋角を乾燥させたものを使います。強壮作用、強精作用、鎮痛作用などがあります。

ニンジン

高麗人参、朝鮮人参といわれるもの。日本名はオタネニンジンです。サポニンを含有します。胃腸に効果を発揮する生薬で、胃の衰弱による新陳代謝機能の改善、または病弱者の胃部不快感、食欲不振や消化不良、嘔吐、下痢などの症状に効果的です。さらに、強壮作用として疲労回復、免疫機能亢進作用など気力を高める作用もあります。

レイヨウカク末

ウシ科のサイガの角を粉末にしたもの。鎮静作用、血圧降下作用や催眠作用で高ぶった神経を静まらせる効果があります。

シンジュ

真珠。アコヤ貝、またはカラス貝からとれます。大きさや色艶で装飾品に合格しないものが薬用に用いられます。

ストレスや心身疲労からくる自律神経の緊張をやわらげます。

ジンコウ

ジンチョウゲ科のジンコウなどの材中の黒色の樹脂が沈着したもので、香道で用いられる香木の一つ。

痛み、吐き気などへ効果があり、体内を温めて痛みや吐き気を止めるのに用いられます。

リュウノウ

マレー・スマトラ島、ボルネオ島の低地に自生する常緑高木、フタバガキ科リュウノウコウの樹脂を加工したものです。

抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛作用、中枢神経の興奮作用など。気力や意識の減退を回復します。

ドウブツタン

熊・牛・豚などの胆嚢。とても強い苦味が特徴で、胆汁促進作用、消化促進作用、整腸作用があり、他の成分の吸収を助けます。

救心の使用上の注意や副作用を確認しよう!

服用する際は、添付してある説明書を必ず確かめるようにしてください。

注意事項は守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなるので必ず確認してください。

服用にあたっての注意

救心を使用している間は他の強心剤を服用しないでください。

また、次の人は服用前に医師または薬剤師・登録販売者に相談してください。

・医師の治療を受けている人。
・妊娠または妊娠していると思われる人。

次の症状が出た場合副作用が考えられます

以下の症状があらわれたら直ちに服用を中止し、商品に添付されている説明書をもって、医師、または薬剤師、登録販売者に相談してください。

・皮膚:発疹・発赤、かゆみ
・消化器:吐き気・嘔吐

また、5~6日服用しても症状が良くならない場合も服用を中止し、商品に添付されている説明書を持って、医師、または薬剤師、登録販売者に相談してください。

おわりに

ストレスや寒暖さによる自律神経の不調や動悸や息切れ、気力の低下は高齢者だけの問題ではなく、若い人にも起こります。

日常のふとしたときに動悸や息切れ、元気のなさを感じたら救心を使用してみてはいかがでしょうか。

服用していて違和感を感じた場合は、早めに医療機関を受診してください。