十全大補湯

日邦薬品工業(株)/ 東洋漢方製薬

市販薬 煎剤

基本情報

副作用

■以下のような症状が持続する場合や悪化が見られた場合は、使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
・下痢

■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
[関係部位:症状]
皮ふ:発疹・発赤、かゆみ
消化器:胃部不快感

■稀に以下のような重篤な症状が現れることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
・偽アルドステロン症:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
・ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
・肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振などがあらわれる。

使用上の注意点

■以下のような人は医師、薬剤師などに相談してください。
・医師の治療を受けている方
・胃腸の弱い方
・高齢の方
・今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみなどを起こしたことがある方
・次の症状のある方:むくみ
・次の診断を受けた方:高血圧、心臓病、腎臓病

■1か月くらい使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方は医師、薬剤師などに相談してください。

■授乳中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は授乳中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■4歳未満の子供は使用しないでください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■十全大補湯との飲み合わせで注意が必要な薬は基本的にはありません。

薬効・薬理

【四物湯】
・当帰(トウキ)
・芍薬(シャクヤク)
・川芎(センキュウ)
・地黄(ジオウ)
これらの生薬の組み合わせによる四物湯(シモントウ)は、血液を増やす補血剤の基本方剤です。

【四君子湯】
・人参(ニンジン)
・白朮(ビャクジュツ)
・茯苓(ブクリョウ)
・甘草(カンゾウ)
これらの生薬の組み合わせによる四君子湯(シクントウ)は、気力を補う補気剤の基本方剤です。

【その他】
・黄耆(オウギ)・・・補気作用があります
・桂皮(ケイヒ)・・・血行を促進します

四物湯は、血行を良くしてホルモンバランスを整える作用があり、皮膚や髪を潤したり、冷え性や貧血などの改善に効果があります。
四君子湯は、体の中の水分の停滞を改善するとともに、消化機能を活発にする働きがあり、食欲不振や疲労回復、滋養強壮に効果があります。
十全大補湯は、これら四物湯と四君子湯を合わせた8種類の生薬に、黄耆と桂皮を加えた計10種類の生薬の働きにより、体力と気力を補い不調を改善します。