アロパノール

全薬工業

市販薬 錠剤

基本情報

副作用

■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ

■稀に以下のような重篤な症状が現れることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
・間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱などがみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
・心不全:動くと息が苦しい、疲れやすい、足がむくむ、急に体重が増えた。
・肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振などがあらわれる。

使用上の注意点

■以下のような方は医師、薬剤師などに相談してください。
・医師の治療を受けている方
・胃腸の弱い方
・今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみなどを起こしたことがある方

■漢方薬は腸内の細菌によって効果を示すといわれているため、食べ物の影響を受けにくい食前・食間(食後2~3時間)での使用が望ましいとされています。

■眠気をもよおす成分は含まれていないので、使用後に車などを運転しても問題ありません。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠している人は薬の副作用が強く現れる場合があります。妊娠又は妊娠していると思われる人は、使用前にかかりつけの医師や薬剤師などに相談してください。

■授乳中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は授乳中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■5歳未満の子供は使用しないでください。アロパノールのように直径が6mmを越える錠剤は、のどにつかえてしまう恐れがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■アロパノールとの飲み合わせで注意が必要な薬は基本的にはありません。

薬効・薬理

イライラや不安、不眠などは、神経がたかぶることで起こりやすい症状です。
神経のたかぶりは転勤・転校などによる環境の変化、人間関係や育児、介護への悩みや心配など、ストレスが原因となっている場合が多くみられます。

アロパノールの主成分である「抑肝散」は、精神の安定・鎮静を目的とした漢方処方の一つです。
「抑肝散」は下記の7種類の生薬からできており、神経のたかぶりを鎮め、緊張、イライラ、不安、不眠といった症状を改善します。
【チョウトウコウ(釣藤鈎)】
神経のたかぶりや、痙攣、身体の緊張などをやわらげる効果がある生薬です。

【サイコ(柴胡)】
精神安定、微熱、痛みなどを抑える効果がある生薬です。トウキと組み合わせることで、貧血によるイライラなどを改善します。

【トウキ(当帰)】
貧血、月経不順、更年期障害など、婦人科系の症状に効果がある生薬です。サイコと組み合わせることで、貧血によるイライラなどを改善します。

【カンゾウ(甘草)】
副作用を防止し、痙攣やせきなどを抑える効果がある生薬です。ブクリョウと組み合わせることで、不眠や不安などを改善します。

【ブクリョウ(茯苓)】
めまいや神経のたかぶりなどを抑える効果がある生薬です。カンゾウと組み合わせることで、不眠や不安などを改善します。

【センキュウ(川芎)】
血流を良くし、月経不順などに効果がある生薬です。また、サイコとトウキの組み合わせによる働きを助ける効果があります。

【ビャクジュツ(白朮)】
利尿作用などがある生薬です。抑肝散では、ほかの生薬によって弱った胃腸の働きを改善します。