シンフェーズの特徴は?飲み方や副作用について徹底解説

低用量ピルである「シンフェーズ」の飲み方には、サンデースタートという特徴があります。シンフェーズの副作用や効果についても解説していきます。

「低用量ピル」は正しい使い方をすればほぼ完全に避妊することができ、妊娠したくなったら服用をやめれば妊娠準備に入ることができます。また、月経周期を安定化することもできるなど、現在社会の女性のライフスタイルにもよく合った薬として浸透してきました。

今回は3相性ピルのひとつである「シンフェーズ(シンフェーズ T28 錠 / Synphase T28 Tab )」の飲み方とよくある困った時の対応方法を解説していきます。

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シンフェーズ(シンフェーズ T28 錠 / Synphase T28 Tab)の特徴

低用量ピル・シンフェーズは避妊の効能効果をもった経口避妊剤で、正しく使うことでほぼ完全な避妊を実現することができるものです。
ただし、飲み忘れなどによる失敗率が8%ほどあるという報告もあり、飲み忘れの防止や避妊効果を下げる薬や食べ物に注意するなどのケアが大切になります。

特にシンフェーズは3相性ピルと呼ばれるタイプの低用量ピルで、女性本来の自然なホルモンバランスに近くなるように、成分が三段階に変化するように配合されています。子宮内膜が安定するため不正出血が起こりにくいなどのメリットがある反面、毎日飲む順番を守る必要があり飲み間違いに注意が必要なタイプの薬です。

シンフェーズは、21錠の錠剤に、薬の成分の含まれていない偽薬(プラセボ錠)が7錠加わって、合計28錠になった薬です。
28日間連続で1シートを飲み終わったら、そのまま次のシートの1日目からまた飲み始め、28日間連続飲み続けるというサイクルで服用します。そのため、休薬期間も含めて錠剤をずっと飲み続けることになるので飲み忘れを防止しやすくなります。

サンデースタートなので週末に生理が重ならない

シンフェーズの特徴は、サンデースタート、つまり日曜日から飲み始めることです。

サンデースタートのメリットは、飲み始めてから4週目の月曜日ごろに月経(消退出血)が始まり、金曜日ごろにほぼ終わるため、週末に生理が重ならないことです。さらに、飲み始めが常に日曜に固定されるので、2シート目以降の飲み忘れが起きにくくなります。
ピル初心者の方や休薬期間の飲み忘れが心配な方にはおすすめです。

シンフェーズ服用後の避妊効果はいつから?

シンフェーズはサンデースタートのピルです。もし、生理の初日と日曜日が重なれば、飲み始めた初日から、避妊効果を期待できます。日曜日と重ならず、生理初日からピルを飲まない場合、シンフェーズの服用7日目から避妊効果を期待できます。

飲み始めの1週間は他の避妊方法を併用しよう

サンデースタートのデメリットは、飲み始めの最初の1週間は、コンドームなど他の避妊方法を併用しなければならないことです。これは、月経が終了するまでにピルの有効成分が血中にいきわたらない可能性があるためです。

シンフェーズの副作用

シンフェーズの主な副作用として、不正出血(不正子宮出血)、乳房痛、乳房障害、頭痛、悪心(気持ち悪さ)、吐き気、嘔吐などの症状が挙げられます。特に、初めてシンフェーズを服用した際は気持ち悪さなどの副作用が出やすいと言われています。

また、シンフェーズの重大な副作用に血栓症(けっせんしょう)が報告されています。血栓症は文字通り血管内に栓ができてしまい血流が低下したり血管がつまる恐れのある病気です。

シンフェーズの副作用により血栓症が起こる可能性はかなり低いですが、手足(下肢)に急激なしびれや痛みやむくみ、息切れ、胸の痛み、激しい頭痛、手足に力が入らなかったりマヒしたり、視力が悪くなったりといった、血栓症が疑われる症状があらわれた場合には直ちにシンフェーズを中止して医療機関で診断を受けるようにしてください。

こちらもほとんど発生しませんが、アナフィラキシーも報告されています。皮ふのかゆみ、じんま疹、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、どうき、意識の混濁などが起きる可能性があります。息苦しい場合は、救急車などを利用して直ちに受診してください。

副作用はいつまで続く?

多くの方はシンフェーズを2シート、3シートと使う中で体が慣れ副作用がなくなっていきますが、副作用が強かったりなかなか体に合わないようなときはシンフェーズを処方してもらった医療機関に相談し、ほかの低用量ピルへの変更などを含めて相談するようにしましょう。

むくみ・太るのは副作用?

シンフェーズを飲むと「むくむ」「太る」といった症状を訴える方がいます。これは、ピルの成分である女性ホルモンによる影響と考えられています。

シンフェーズは第1世代と呼ばれるピルであり、むくみや体重増加の副作用があらわれやすいといわれています。女性にとって体重はどうしても気になってしまいがちなので、耐えられない場合は薬を処方された医師と薬の変更を検討しましょう。

関連記事:ピルの副作用で太る?!ピルで太る原因と対策を解説

不正出血について

シンフェーズをはじめとする第1世代ピルには、不正出血しやすいという欠点があります。
服用を続けるうちに不正出血は改善されていきますが、あまりに長く続くようなら、ピルの変更が必要かどうかも含め、薬を処方された医師に相談しましょう。

関連記事:ピルの使用中に不正出血?原因や対策を解説!

シンフェーズの飲み方

シンフェーズは淡青色の錠剤12錠、白色の錠剤9錠、橙色の錠剤7錠からなる28錠タイプの薬で、淡青色と白色と橙色の薬それぞれに含まれる有効成分の量が異なっています。ただし、橙色の錠剤は「偽薬(プラセボ錠)」で、有効成分が含まれていません。

シンフェーズは、月経が始まった次の日曜日から(月経が日曜日に始まった場合は、その日から)飲み始め、毎日1錠ずつ28日間飲んでください。

シンフェーズは「スタート」と書かれた「1」という数字の淡青色の錠剤から飲み始め、毎日1錠ずつ番号順に飲み、淡青色7日間→白色9日間→淡青色5日間→橙色7日間と連続で服用し、28日間で全て服用したらそのまま新しいシートの1日目(淡青色)からまた28日間連続で飲み始め、このサイクルを2周目、3周目…と避妊が必要な期間分続けます。

シンフェーズは薬を飲まない期間(休薬期間)を取らず、ずっと飲み続ければいいので飲み忘れを防止しやすくなります。

シンフェーズは、なるべく毎日同じ時間に飲むことが大切です。毎日継続して飲みやすい時間帯に飲むようにしましょう。

なお、1シート目の28錠を飲みきったら偽薬期間に生理(消退出血)が来なくても2シート目を飲み始めて大丈夫です。

他のピルからシンフェーズに切り替える場合の飲み方

21錠タイプのピルから切り替える場合は、前に飲んでいた薬をすべて飲み終わった後、7 日間の薬を飲まない期間(休薬期間)中の日曜日からシンフェーズを飲み始めてください。
28錠タイプのピルから切り替える場合は、前に飲んでいた薬の偽薬(女性ホルモンが含まれていない錠剤7錠)を飲んでいる期間中の日曜日から、シンフェーズを飲み始めてください。
どちらも、飲み始めるのが遅くなると妊娠の可能性がでてきます。

シンフェーズで生理をずらす飲み方

シンフェーズで生理日を早める場合は、実薬(女性ホルモンが含まれた薬)を14錠服用し、早めに偽薬(橙色の錠剤)に入ることで調整できます。逆に、シンフェーズで生理日を遅らせる場合、白い錠剤を生理を避けたい日まで服用する必要があります。

生理の出方には個人差もあるので、詳しくはかかりつけの医師に相談してください。

関連記事:ピルで生理を早める方法は?ピルの効果や副作用と生理の関係を解説

シンフェーズをアフターピルとして代用する場合の飲み方

シンフェーズをアフターピル(緊急避妊薬)として使う場合は、白2錠と青2錠、もしくは白4錠で行うことが多いとされています。
ただし、シンフェーズをはじめとする第1世代のピルは、嘔吐などの副作用がでやすいため、緊急避妊には不向きです。なお、シンフェーズは緊急避妊用に作られた薬ではないので、自己判断で服用せずに至急婦人科にご相談ください。

関連記事:アフターピル(緊急避妊)の副作用は?失敗しない飲み方まで解説!

シンフェーズ服用中の定期的な検診について

すでに乳がんや子宮頸がんにかかっている人、または過去にかかったことがある人が低用量ピルを長期間飲むと、がんの悪化を促す可能性があります。 

18歳以上の方は定期的に「乳がん」「子宮頸ガン検診」を受けましょう。また、ピルを長期間使われている方は念のため定期的(3〜6ヶ月に一度程度)に血液検査や血栓症の問題がないかの検診をしておくと良いでしょう。

これらの検診は、ほとんどの婦人科・レディースクリニックで行うことができるので、ピルを処方してもらっている医療期間にそのまま相談するのが良いでしょう。

シンフェーズを飲み忘れたときの対処法

シンフェーズを飲み忘れた場合は、飲み忘れに気づいた時点での経過時間で対処法が変わります。

飲み忘れから24時間以内の場合

飲み忘れに気づいた時点で、飲み忘れた分を1錠飲んでください。当日の分も、いつもの時間に飲みましょう。その後は、はじめの服用スケジュール通り継続して飲んでください。

飲み忘れから24時間以上経過した場合

飲み忘れに気づいてから24時間以上経過すると、避妊効果がなくなりますので、シンフェーズの服用を中止してください。その後の生理(消退出血)を待って、新しいシートを飲み始めましょう。中止したシートは、飲み間違いを防ぐため、処分してください。その周期は、コンドームなど他の避妊法を使用してください。

橙色の錠剤は何の成分も含まれていない偽薬なので、橙色の錠剤を飲み忘れた場合は飲んでも飲まなくても問題ありません。飲まない場合は、その日の分は廃棄してください。

関連記事:【低用量ピルの飲み忘れ】日数・時間別の対処法と避妊効果​

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シンフェーズの値段

シンフェーズのは自由診療のため、医療機関によって薬の値段が異なります。1シートあたりの価格は、2,000円~3,500円の間のことが多いようです。

ピルの代金には、薬代の他にも初診料・再診料などが加算されます。また、初診の場合や定期検査時には検査費用が必要です。

関連記事:ピルの値段を比較!目的別のピルの値段と個人輸入について

シンフェーズの個人輸入について

シンフェーズを個人輸入で購入した場合は、「服用方法」「飲み忘れ等の対処」「検査の手配」「ピルの確保」などの「全てが自己責任」になります。これは個人輸入サイトにも記載されている事です。

病院で処方してもらった医薬品で重大な副作用が起きた時は医薬品副作用被害救済制度などで補償されることがありますが、個人輸入の医薬品などは補償の対象外になります。

基本的に、個人輸入ではなく国内の医療機関で正当なピルを使っていただくことをお勧めします。
また、個人輸入のピルを使っている場合も半年に一度は健診・検査を必ず行うようにしましょう。

いざという時に相談できる医療機関を知っていることはシンフェーズを使う上で大切になってきます。

シンフェーズと飲み合わせに注意が必要な食べ物・薬

シンフェーズと飲み合わせに注意が必要な食べ物(サプリメント含む)や医薬品として以下のようなものが報告されています。

いずれも併用が禁止されているわけではなく、必ずしも一緒に使ってはいけないわけではないため状況により一緒に処方される方もいますが、シンフェーズの使用中にこれらの薬が必要となる場合は担当の医師としっかり相談しながら対応方法を確認しましょう。

シンフェーズの効果や作用に影響が出るおそれのある飲み合わせ

  1. テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン・アクロマイシン等)、ペニシリン系抗生物質(アンピシリン水和物・ビクシリン等)
    病原菌(細菌)を殺すいわゆる抗生剤の一つです。シンフェーズとテトラサイクリン系やペニシリン系の抗生物質の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    これらの薬は腸内の環境に影響を与えることでシンフェーズの再吸収を抑えてしまい、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
    上記グループ以外の抗生物質もあるので、医療機関で抗生物質が処方される場合は念のためシンフェーズを服用していることを医師にも伝えておくと良いでしょう。
     
  2. セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
    セイヨウオトギリソウは薬ではないですがダイエット関係のサプリメントや食品に含まれていることがあります。
    セイヨウオトギリソウによりシンフェーズの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  3. リファンピシン(リファジン・アプテシン)
    結核の治療に使われる薬の一つです。シンフェーズとリファンピシン(リファジン・アプテシン)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    リファンピシンによりシンフェーズでの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  4. バルビツール酸系製剤(フェノバルビタール・フェノバール等)
    てんかんの予防や、不安や緊張の治療に使われる薬の一つです。シンフェーズとバルビツール酸系製剤(フェノバルビタール・フェノバール等)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    バルビツール酸系のお薬によりシンフェーズでの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
    不安や緊張の治療のお薬は他にも多数あるため、抗不安薬を使う場合は念のためシンフェーズを服用していることを医師にも伝えておくと良いでしょう。
     
  5. ヒダントイン系製剤(フェニトインナトリウム・アレビアチン・ヒダントール等)
    てんかんやけいれんの予防に使われる薬の一つです。シンフェーズとヒダントイン系製剤(フェニトインナトリウム・アレビアチン・ヒダントール等)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    ヒダントイン系のお薬によりシンフェーズでの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  6. カルバマゼピン(テグレトール)、グリセオフルビン(ポンシルFP)
    てんかんやけいれんの予防や、そううつ(躁鬱)の治療に使われる薬の一つです。シンフェーズとカルバマゼピン(テグレトール)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    カルバマゼピンによりシンフェーズでの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  7. ボセンタン(トラクリア)
    肺動脈性肺高血圧症の治療に使われる薬の一つです。シンフェーズとボセンタン(トラクリア)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    ボセンタンによりシンフェーズの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  8. モダフィニル(モディオダール)
    眠気をとる薬で、ナルコプレシーや睡眠時無呼吸症候群の治療に使われる薬の一つです。シンフェーズとモダフィニル(モディオダール)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    モダフィニルによりシンフェーズでの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  9. トピラマート(トピナ)
    てんかんを予防する薬の一つです。シンフェーズとトピラマート(トピナ)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    トピラマートによりシンフェーズの代謝が進み、シンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  10. HIVプロテアーゼ阻害剤〔ネルフィナビルメシル酸塩リトナビルダルナビルホスアンプレナビル(リトナビル併用時),ロピナビル・リトナビル配合剤等〕、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(ネビラピン:ビラミューン
    HIVやエイズの治療に使われる薬の一つです。シンフェーズとHIVプロテアーゼ阻害剤、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    これらの薬はシンフェーズの効果が落ちたり不正性器出血が発生しやすくなる可能性が報告されています。
     
  11. HIVプロテアーゼ阻害剤(アタザナビル,インジナビル)、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(エトラビリン
    HIVやエイズの治療に使われる薬の一つです。これらの薬はシンフェーズの血中濃度を高める可能性が報告されています。
     
  12. フルコナゾール(ジフルカン)、ボリコナゾール(ブイフェンド)
    真菌を殺す薬の一つです。シンフェーズとフルコナゾール(ジフルカン)やボリコナゾール(ブイフェンド)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    これらの薬はシンフェーズの血中濃度を高める可能性が報告されています。
     
  13. テルビナフィン塩酸塩(ラミシール)
    水虫やカンジダの治療に使われる薬の一つです。シンフェーズとテルビナフィン(ラミシール)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    月経異常の副作用があらわれたという報告があります。

飲み合わせた薬の作用に影響が出るおそれのある飲み合わせ

  1. 副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン・プレドニン・ステロイド等)
    いわゆる「ステロイド」タイプの炎症をおさえる薬です。シンフェーズはステロイドの代謝を抑えると考えられており、ステロイドの作用が強まる可能性が報告されています。
     
  2. 三環系抗うつ剤(イミプラミン・トフラニール等)
    うつ(鬱)の治療に使用される薬の一つです。シンフェーズとステロイドの飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    シンフェーズは三環系抗うつ剤の代謝を抑えると考えられており、三環系抗うつ剤の作用が強まる可能性が報告されています。うつの治療薬は三環系抗うつ剤以外のお薬も多数あるため、シンフェーズの服用中は他の医薬品の使用を含めて相談が可能です。
     
  3. セレギリン塩酸塩(エフピー)
    パーキンソン病の治療に使用される薬の一つです。シンフェーズとセレギリン(エフピー)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    シンフェーズはセレギリンの代謝を抑えると考えられており、セレギリンの作用が強まる可能性が報告されています。パーキンソンの治療薬は三環系抗うつ剤以外のお薬も多数あるため、シンフェーズの服用中は他の医薬品の使用を含めて相談が可能です。
     
  4. シクロスポリン(サンディミュン・ネオーラル)
    免疫抑制剤の一つです。シンフェーズとシクロスポリン(サンディミュンやネオーラル)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    シンフェーズはシクロスポリンの代謝を抑えると考えられており、シクロスポリンの作用が強まる可能性が報告されています。
     
  5. オメプラゾール(オメプラール・オメプラゾン)
    胃酸を抑える薬の一つです。シンフェーズとオメプラゾール(オメプラールやオメプラゾン)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    シンフェーズはオメプラゾールの代謝を抑えると考えられており、オメプラゾールの作用が強まる可能性が報告されています。
     
  6. テオフィリン(テオドール・テオロング・スロービッド・ユニフィル・アプネカット)
    気管支を広げて呼吸を楽にする薬の一つで、喘息や気管支炎の治療に使われます。シンフェーズとテオフィリン(テオドール・テオロング・スロービッド・ユニフィル・アプネカット)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    シンフェーズはテオフィリンの代謝酵素を阻害すると考えられており、テオフィリンの血中濃度が上がる可能性が報告されています。
     
  7. Gn-RH誘導体(ブセレリン酢酸塩・スプレキュア等)
    子宮内膜症や支給禁止の治療に使われる薬の一つです。シンフェーズはGn-RH誘導体の効果を弱めてしまう可能性が報告されています。
     
  8. 血糖降下剤(インスリン製剤,スルフォニル尿素系製剤,スルフォンアミド系製剤,ビグアナイド系製剤等)
    糖尿病の治療に使われる薬の一つで、血糖値を下げる薬です。
    シンフェーズと血糖値を下げるお薬(血糖降下剤)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    シンフェーズは血糖降下剤の効果を弱めてしまう可能性が報告されており、シンフェーズ服用中は特に血糖値の状態をしっかり観察しながら血糖降下剤の用量を調整するなどの注意が必要とされています。
     
  9. ラモトリギン(ラミクタール)
    てんかんを予防する薬の一つです。シンフェーズとラモトリギン(ラミクタール)の飲み合わせや併用には注意が必要とされています。
    シンフェーズはラモトリギンの血中濃度を下げる可能性が報告されています。
     
  10. モルヒネ
    激しい痛みがあるときの痛み止めに使う薬の一つです。シンフェーズはモルヒネの血中濃度を下げる可能性が報告されています。
     
  11. サリチル酸
    皮膚の角質をやわらかくする薬の一つです。シンフェーズはサリチル酸の血中濃度を下げる可能性が報告されています。
     
  12. アセトアミノフェン(カロナールなど)
    解熱鎮痛剤のひとつです。アセトアミノフェンはシンフェーズの血中濃度を高める可能性が報告されているほか、シンフェーズによりアセトアミノフェンの血中濃度が低下する可能性が報告されています

関連記事:ピルの飲み合わせ:サプリ・市販薬・処方薬は飲んでも大丈夫?

関連するほかの低用量ピルの情報

現在日本国内ではアンジュトリキュラーラベルフィーユマーベロンシンフェーズファボワールといった低用量ピルが、婦人科などで処方してもらうことで入手可能となっています。

これらの薬は大きく「1相性タイプ」と「3相性タイプ」といったものがあります。
関連記事:1相性ピルと、3相性ピルの特徴とそれぞれのメリット・デメリット

シンフェーズ以外の低用量ピルに関しては、こちらの関連記事をごらんください。
【低用量ピル】アンジュの飲み方・使い方と、アンジュで困った時の対応リスト
【低用量ピル】トリキュラーの飲み方・使い方と、トリキュラーで困った時の対応リスト
【低用量ピル】ラベルフィーユの飲み方・使い方と、ラベルフィーユで困った時の対応リスト
【低用量ピル】マーベロンの飲み方・使い方と、マーベロンで困った時の対応リスト

おわりに

シンフェーズは、第1世代の3相性ピルで、サンデースタートという特徴があります。そのため、週末に生理を避けたい人におすすめです。ピルを上手に使って、生活の質を高めましょう。

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