アイボンの使いすぎは危険?!アイボンの効果と危険性の関係を解説します!

アイボンは目の洗浄や眼病予防の効果が期待できる目の洗浄薬です。効果の反面、使用方法を誤ることで、目にダメージが及ぶ可能性があります。アイボンの効果や危険性、正しい使用方法について抑えておきましょう。

アイボンは第3医薬品に分類される目の洗浄薬です。
アイボンシリーズとして成分や特徴が違う様々な製品が販売されており、目的に合わせて選ぶことができます。

水道水などで目を洗おうとすると、しみたり目が痛くなることがありますよね。しかしアイボンであれば、目にしみることもなく、使用後には目がとてもスッキリします。

薬局やインターネットなどで気軽に購入することができるアイボンですが、その効果や危険性について正しく知っていますか?
使用方法を正しく守らなければ、目に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
アイボンを使用する前に、効果や危険性、正しい使用方法について知っておきましょう。

この記事では、アイボンの効果と危険性について解説します。

アイボンはどんな薬?

アイボンは、目の洗浄や眼病予防を目的として使用する目の洗浄薬です。
アイボンシリーズには7つの製品があり、それぞれ特徴が違います。(2016年7月現在)

次の表は、アイボンシリーズの特徴を比較したものです。

商品名 特徴 クールレベル
(5段階)
URL(Amazon)
アイボン 角膜修復成分保を配合 2〜3 【第3類医薬品】アイボンd 500mL
アイボンクール シリーズ最高の爽快感 5 【第3類医薬品】アイボンクール 500mL
アイボンマイルド 清涼剤の配合なし 0 【第3類医薬品】アイボンマイルド 500mL
アイボンダブルビタミン 2種類のビタミン配合 3〜4 【第3類医薬品】アイボンWビタミン 500mL
アイボンAL 花粉に悩む人向け 4 【第3類医薬品】アイボンAL 500mL
アイボンメディカル 有効成分を9種類配合 4 【第3類医薬品】アイボンメディカル 500mL
アイボンうるおいケア とろっとした薬液
目の乾燥が気になる人向け
2〜3 【第3類医薬品】アイボンうるおいケア 500mL

アイボンシリーズの詳しい成分などについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご参照ください。

関連記事:アイボンシリーズを比較!使用方法や注意事項についても解説します

アイボンの効果

気になるアイボンの効果ですが、大きく分けて4つの効果が期待できます。

①目の洗浄

アイボンの最大の効果は目の洗浄ができることです。
しみたり、痛みを感じることなく目を洗浄できるというのが、アイボンの強みです。

外出後やコンタクトを外した後に、アイボンを使用して目の洗浄をすることで、目の汚れが落ちてスッキリします。

②眼病予防

アイボンを使用することで、眼病を予防することができます。
例えばプールや海に入った後などは、塩素や雑菌が目に入ってしまっていることがあります。また、日常生活でもホコリや汗は知らないうちに目の中に入ってしまうのです。
このように目に入った塩素や雑菌、ホコリ、汗などを放っておくと眼病に繋がってしまうことがあります。アイボンを使用することで、目に入った異物を洗い流し、眼病を予防することができます。

③角膜保護

アイボンには、コンドロイチン硫酸エステルナトリウムという成分が配合されています。これは、目の角膜を保護している涙の層に含まれる成分で、これを角膜に与えることで角膜の保湿作用や潤滑作用によって角膜を保護してくれるのです。
また、この成分が不足することで角膜がむき出しになり傷つきやすくなってしまいます。アイボンを使用することで角膜を保護する成分を補うことが可能です。

④花粉症対策

花粉症によって目がかゆくなってしまう人もいます。内服薬だけでは目のかゆみを止めることが難しい場合もあり、そんな時にアイボンで目の洗浄をすることで、目のかゆみを一時的に止めることができます。また、外出後に目を洗うことで、目に付いた花粉を洗い流し、かゆみの原因を取り除くこともできます。
アイボンシリーズの中には、花粉症やハウスダストの目のかゆみに特化したアイボンALという製品があります。アイボンALには抗ヒスタミン剤と抗炎症剤が同時配合されており、かゆみの原因物質を洗い流したあとに、かゆみを抑える効果が期待できます。

アイボンを使いすぎると危険!

目の洗浄や眼病予防に効果的なアイボンですが、使用方法を誤ると目にダメージを与えてしまう場合があります。特に、アイボンの使いすぎによって目を痛めてしまったというケースが多く、使用限度を超えないことが大切です。

ドライアイ

涙の層は、油層・涙液層・ムチン層から成っています。

油層とは、涙のもっとも外側にある膜です。上下まぶたの縁にあるマイボーム腺という涙液中の油を作る細胞から分泌される脂肪質の液体によって構成されており、涙の表面に薄い油膜を作ることで涙の蒸発を防いでくれます。

水層は、涙の中間部にあります。水層は上まぶたの涙腺から分泌される涙の主成分を多く含んでおり、アミノ酸やブドウ糖などの栄養成分の他に、リチゾームやラクトフェリンなどの感染予防に役立つ成分や、細胞の生命維持やダメージ修復に必要なビタミンAなどが含まれています。

ムチン層とは、結膜の細胞から分泌される粘液の層で、涙のもっとも内側の角膜と直に接する部分にあります。ムチンは、粘性を持つ糖タンパクで、目の表面に涙を均一に分布させることを助ける働きがあります。健康な目の場合、ムチンは白目の部分から絶えず分泌され、まばたきをした時に涙と一緒に広がって薄い膜をつくり、目の乾燥を防ぎます。

アイボンを使いすぎることで、この油層・涙液層・ムチン層を洗い流してしまう場合があります。このことが原因となり、ドライアイになってしまうのです。
また、まばたきをすることで油層・涙液層・ムチン層は瞳にひろがります。スマートフォンやPCを見続けることでまばたきの回数は減り、ドライアイを引き起こします。
仕事や趣味で画面を見続ける人がアイボンを使いすぎることで、さらにドライアイを引き起こすリスクが高まるので気をつけましょう。

眼病

アイボンを使用することで目の表面のゴミを洗い流すことができますが、その際に他の部位の雑菌や細菌が目に入り込んで感染症を引き起こしてしまう可能性があります。
また、涙には、殺菌効果を持つ天然成分がもともと含まれています。アイボンを使いすぎることで、この天然成分も洗い流されてしまい、菌への抵抗力が減ってしまうこともあるので気をつけましょう。
ものもらいなど、細菌が原因となる病気にかかかっている場合には症状を悪化させてしまう可能性があるので注意しましょう。

また、カップを目に当てて使用するので、まつげについたホコリや、瞼の皮膚についている異物が洗浄時に目に混入してしまう場合があります。異物が目に入ることで、目の表面に傷ができてしまうことがあるのです。アイボンを使用する前には、必ず目の周りの汚れや化粧はきれいに拭き取っておきましょう。

アイボンの正しい使用方法を抑えておきましょう!

アイボンの使用方法を誤ってしまうことで、目にダメージを与えてしまう危険性があります。アイボンの使用を開始する前に、正しい使用方法について知っておきましょう。

使用方法

1日3〜6回、1回5mLを付属の洗眼カップ使用して目を洗浄してください。

使用の際は次のことに注意してください。

・混濁した液は使用しない
・洗眼用のみに使用する
・小児に使用させる場合は場合は、必ず保護者の指導監督のもとに使用させる
・コンタクトレンズを装着している場合は、使用前に必ず外す
・コンタクトレンズを再装着する場合は、洗眼してから10〜15分程あける
・使用前に目の周りの化粧や汚れはきれいに拭き取る
・洗眼カップは使用前後に十分に洗浄する
・保存状態によっては容器の口周辺に白い結晶が付着することがあるので、その場合は清潔なガーゼなどで軽く拭き取る

使用前に医師や薬剤師に相談が必要な人

次に当てはまる方は、アイボンの使用を開始する前に医師や薬剤師に相談しましょう。

・医師の治療を受けている方
・薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある方
・激しい目の痛みがある方
・眼球乾燥症候群(ドライアイ)の診断を受けた方(医師から病名として診断を受けた方)

副作用

アイボンシリーズの使用後に、次のような症状があらわれた場合は副作用の可能性があります。その場合はすぐに使用を中止し、製品のパッケージを持って医師や薬剤師に相談しましょう。

関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
充血、かゆみ、腫れ

おわりに

アイボンは、正しく使用することで目の洗浄や眼病予防に効果が期待できる目の洗浄薬です。誤った使い方をすることで、目にダメージを与えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
アイボンの使用を開始する前には、効果や危険性、使用方法について抑えておきましょう。

アイボンのお役立ち情報

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