アセトアミノフェン(カロナール)の効果・持続時間について

先に結論を言ってしまうと、アセトアミノフェン(カロナール)が効くのは飲んでから15〜60分後、効果は2〜6時間ほど続きます。今回はそんなカロナール・アセトアミノフェンの効果時間について解説します。

アセトアミノフェン(代表的な製品:カロナールピリナジンタイレノールAなど)は痛みをやわらげたり熱を下げるお薬ですが、非ステロイド系の解熱鎮痛消炎剤(NSAIDs)とは異なったグループのお薬です。

アセトアミノフェンは風邪や生理痛や頭痛といった日常的な発熱や痛み止めに始まり、様々な病気の解熱や痛み止めに広く使用されています。

アセトアミノフェンはNSAIDsとは異なり腹痛等の副作用が少ないほか、乳幼児や授乳婦さんでも使用できるほど安全性が高めといった特徴があるためでしょう。

また、アセトアミノフェンは市販薬の解熱鎮痛剤のほか、総合感冒薬(かぜ薬)に含まれる成分としても広く利用されていることも大きいでしょう。

これによりアセトアミノフェンを主成分とするタイレノールAをはじめとしたお薬をドラッグストアや薬局で自分で購入することが可能となっており、私たちの生活により身近なものとなっています。

それに伴い「アセトアミノフェンは効くまでに何時間かかるの?」「効果は何時間つづくの?」「1日複数回飲むときは何時間あければいいの?」といった質問をよくいただきます。

先に注意ポイントをお伝えすると、お薬が効くまでにかかる時間や持続時間は個々人の症状や体質や代謝能力などにより変わってくるため変動がありますが、今回は一般的なアセトアミノフェンの効果発現時間と持続時間を見ていきたいと思います。

この記事のポイント

① アセトアミノフェンが効き始めるまでにかかる時間と持続時間の解説
② アセトアミノフェンを2回以上飲むときに何時間あけるべきかの解説
③アセトアミノフェンが主成分の市販薬

アセトアミノフェンが効くまでにかかる時間は15分〜60分、効き目の持続時間は2〜6時間

アセトアミノフェンの効果発現時間は臨床試験の結果として37.5%の方が「15分以内」に出現、68.8%の方が「30分以内」に出現、87.5%の方が「60分以内」となっています。

つまり、個人差はあるものの、15分前後で効き始める人が一定数いて、半数以上の方は30分程度で効果が出てくるということがわかります。

また、効果は2〜6時間ほど持続する(痛みなどが再発するのが2〜6時間後)とされています。

アセトアミノフェンを2回以上服用するときは4〜6時間はあけるようにしましょう

アセトアミノフェン錠を服用すると、速やかに吸収されたのち、血液中の濃度は以下のようになります。

これによると、個人差はあるものの、血中の濃度が最高値に達するまでの時間は0.46時間(約28分)で、血液中の成分が代謝されて半減するまでにかかる時間が2.36時間(約142分)となっています。

4時間以上あけていただければ基本的には問題ないと考えられるのと、1日3回の食後の服用は問題ないとされています。むしろアセトアミノフェンは、効果発現が早いものの血中からの消失が早い方なので、継続的に効果を求める場合は1日複数回の投与が必要となります。

アセトアミノフェンが主成分の市販薬

アセトアミノフェンを主成分とするカロナールという薬は医師の処方箋が必要な処方薬ですが、同成分の市販薬も販売されています。

近くのドラッグストアや薬局、インターネットでの購入もできるので、アセトアミノフェンが合う方はぜひお試しください。

タイレノールA

処方薬であるカロナールと同じく、アセトアミノフェンを単一成分とした解熱鎮痛薬です。市販薬なので簡単に購入することができますが、他のお薬を飲まれている方は飲み合わせなどに注意しましょう。

おわりに

今回は代表的な解熱鎮痛成分であるアセトアミノフェン(製品であればカロナールやピリナジンやタイレノールや市販の解熱鎮痛剤の多くなど)の効果時間について整理をしましたが、アセトアミノフェンが処方された場合は処方医による用法用量を守ることが大切です。

薬を安全に使用するためにも、用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。

「副作用かも?」「いつもと違うな?」といった違和感を感じた時はなるべく早めに医療機関に相談しましょう。症状に合った薬が適正に処方され、正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりませんので、まずは安心して決められたとおりにご使用ください。

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