まぶたの腫れは市販薬で治せる!
朝起きたらまぶたが腫れている・・まぶたの腫れは痛みやかゆみでつらいだけでなく、見た目にも憂鬱なもの。
原因も対処法もわからず、腫れがおさまるのを待つだけの方も多いのではないでしょうか。
まぶたが腫れる原因はさまざまあります。腫れの原因によっては、市販薬で症状を改善させることができるのです。
ただし、目や目のまわりは繊細な部位でもあるため、市販薬を使用しても症状が改善しない・悪化する場合は、速やかに眼科を受診しましょう。
市販薬で治せるまぶたの腫れの原因は?
市販薬が有効なまぶたの腫れの原因を紹介します。
目や目のまわりの乾燥
目が乾燥するドライアイやまぶたの皮膚の乾燥は、目やまぶたのかゆみから腫れにつながります。
まぶたの皮膚は他の皮膚に比べて薄く、かゆみでこすってしまうととても腫れやすい部位でもあります。
まぶたにも使えるかゆみを抑える塗り薬や軟膏が有効です。
ものもらい
目に細菌が繁殖したり、目のまわりの分泌腺が詰まってしまうとものもらいができます。
ものもらいは症状が進行するとかゆみや痛みをともない、さらにまぶたの腫れを引き起こすこともあります。
ものもらいを治す目薬を使用しましょう。
アイメイクなど化粧品の刺激
アイシャドウやアイラインなど化粧品に含まれる成分の刺激でまぶたが腫れてしまうことがあります。
また、まぶたに小さな傷があったときに化粧道具が不衛生だと、傷から細菌が入り込み炎症を起こして腫れることがあります。
かゆみや炎症を抑える塗り薬が有効です。
花粉症でもまぶたが腫れる
花粉に対するアレルギー反応でまぶたが腫れることがあります。
アレルギー反応が原因となる場合は、まぶたの腫れに目のかゆみをともなうことがほとんどで、目が充血しまぶた全体が腫れあがります。
アレルギー症状を抑える目薬などが有効です。
まぶたの腫れを改善する市販薬9選!
腫れの原因や症状によって、塗り薬を塗るのか目薬をさすのか使い分けていきましょう。
花粉が原因で起こるまぶたの腫れに
いわゆる花粉症の症状として目やまぶたが腫れている場合は、アレルギー症状を抑える目薬などを使用して目の腫れを改善していきましょう。
花粉症に効く目薬について詳しくは関連記事をごらんください。
目や皮膚の乾燥が原因で起こるまぶたの腫れに
まぶたの皮膚の乾燥が原因でかゆみや腫れ、赤みを生じることがあります。
まぶたの保湿を行う場合、目に近い場所なのでできるだけ添加物などの少ないクリームを選びましょう。
着色料、香料、保存料を一切使用していないワセリンです。塗ると肌に薄い膜を張り、皮膚から水分が蒸発していくのを防ぎます。
天然由来の成分のみで作られているため、顔や目の周りにも安心して使用することができます。
まぶたのかゆみを抑える市販薬!
まぶたが炎症を起こし、腫れと同時にかゆみをともなう場合におすすめの市販薬を紹介します。目のまわりにクリームなどの外用薬を塗る場合には、目の中に入らないよう十分注意してください。
ものもらいが原因で起こるまぶたの腫れに
ものもらいが原因でまぶたが腫れてしまったときは、まずものもらいを治すことを優先しましょう。
ものもらいの症状が軽い場合は市販の抗菌目薬で治ることもありますが、なかなか治らない場合や痛み・腫れが深刻な場合は早めに眼科を受診してください。
むくみが原因の場合は薬では治せない
痛みやかゆみ、赤みをともなわないまぶたの腫れは、むくみである可能性が高くなります。
塩分の多い食事や運動不足、体の冷え、疲れ、寝不足によってむくんで腫れている場合は、市販薬では改善できません。
生活習慣の見直しや休養が大切になります。
まぶたのむくみに温冷療法
まぶたのむくみやかゆみには温冷療法が効果的です。
①蒸しタオルを用意します。熱めのお湯につけたタオルをしぼるか、濡らしたタオルを電子レンジで30秒ほど温めると簡単にできます。
②タオルをもう一枚用意し、冷たい水につけてしぼります。タオルが1枚しかない場合などは洗面器に冷たい水を張っておくと良いでしょう。
③顔に蒸しタオルを1~2分当てたあと、冷たいタオルや冷水で顔を冷やします。これを2~3回繰り返しましょう。
温冷療法は顔の滞っていた血流を促進する効果があり、まぶたの腫れにも効果があります。また、まぶただけでなく顔全体のむくみにも効果があるため、むくみが気になる日は試してみてください。
おわりに
まぶたの腫れは痛みやかゆみをともなうため、早めに市販薬などで対処していきましょう。
特に原因がないのに毎日まぶたの上が腫れている場合や、市販薬を使用しても効果がなかった場合は別の病気が原因となっているおそれがあります。
まぶたの腫れが長引く場合は、できるだけ早く眼科を受診しましょう。