しもやけには市販の塗り薬が効果的

しもやけは市販薬でも治すことができます。

しもやけの主な症状は皮膚のはれやかゆみで、水ぶくれが起こる場合もあります。

しもやけの主な原因は、冷気による部分的な炎症です。しもやけが起こると、患部の血管が収縮し酸素が足りていない状態になります。

しもやけの治療では、血行を促進する成分が配合されている塗り薬を選びましょう。

軽度のしもやけには血行促進成分が配合された市販薬

しもやけは患部の血行が悪化している状態であるため、しもやけに効く市販薬には、血行を促進する働きのあるビタミンEやヘパリン類似物質などが配合されています。

ビタミンEには末梢血管を拡張して血行を促進する働きがあるほか、皮膚の保護と再生を助ける働きがあります。

ヘパリン類似物質には保湿作用や血行促進作用、抗炎症作用のほか、肌細胞の成長を助けることで肌を正常化する働きがあります。

ただ、中には肌の乾燥が気になる人やかゆみが気になる人がいるため、肌の状態に合わせて市販薬を選びましょう。

おすすめの市販薬 薬の特徴
ユースキンA ・肌にうるおいがほしい人におすすめのビタミン系クリームで軽度のしもやけにおすすめ
・ビタミンEが血行を促進
・保湿成分グリセリンをはじめとして、ヒアルロン酸やビタミンCが肌にうるおいを与える
HPローション ・ヘパリン類似物質が乾燥や炎症、荒れた肌などを改善
・ローションタイプで広げやすい
さいきc ・ヘパリン類似物質が乾燥や炎症、荒れた肌などを改善
・アラントインが皮膚組織の修復を助け、γ-オリザノールが肌のバリア機能を補う
・チューブに入った軟膏タイプで持ち運びに便利
チェリメント ・特にかゆみをおさえたい人におすすめ
・抗ヒスタミン成分であるジフェンヒドラミンがかゆみをおさえる
・皮膚組織の修復を助けるアラントインも配合

化膿をともなうしもやけには抗生物質とステロイドの市販薬

軽いしもやけであれば、血行を促進し、皮膚を修復をすることで治すことができます。

しかし、しもやけの部分をかきくずすと、かきくずした場所から細菌が入り込み、皮膚が化膿するおそれがあります。

化膿をともなうしもやけには、抗菌作用のある抗生物質と炎症を鎮める作用のあるステロイドの配合された薬を選びましょう。

ただし赤ちゃんや子どものしもやけが化膿した場合は、市販薬は使用せず医師の診察を受けましょう。

おすすめの市販薬 薬の特徴
ドルマイコーチ軟膏 ・2種類の抗生物質を配合し患部が化膿しそうな場合におすすめ
・ステロイド成分のヒドロコルチゾンが、かゆみと炎症をおさえる。
クロマイ-P軟膏AS ・患部が化膿し、じゅくじゅくした場合におすすめ
・ステロイド成分のプレドニゾロンがしもやけなどの炎症にすぐれた効果を発揮

しもやけにおすすめの市販薬は赤ちゃん・子どもにも使える?

赤ちゃんや子どもにしもやけが起こった場合も、ビタミンEが配合されたユースキンAや、ヘパリン類似物質が配合されたHPローションさいきCなどの塗り薬を使用して問題ありません。

ただし、市販薬の中には香りの強いものがあるため、香りが苦手な赤ちゃんや子どもへの使用は避けましょう。

1歳未満の赤ちゃんに対しては、市販薬は応急処置的に使用し、できるだけ病院を受診をしましょう。

しもやけにおすすめの市販薬

ユースキンA(ユースキンAa)

ビタミンEが末梢血管を広げ、血行を促進します。

炎症をおさえる生薬由来の成分グリチルレチン酸と冷感作用によりかゆみをおさえるdl-カンフル、保湿成分のグリセリンが配合されています。

さらに、ヒアルロン酸とビタミンCが肌にうるおいを与えます。

HPローション

ヘパリン類似物質が血行を促進するほか、乾燥や炎症、肌の荒れなどを改善します。

ローションタイプで広げやすく、塗りやすい薬です。

さいきc

ヘパリン類似物質が血行を促進し、乾燥や炎症、荒れ肌などを改善します。

そのほか、炎症をおさえる成分や皮膚組織の荒れ・ひび割れの修復を助ける成分が配合されています。

さらに、皮膚表面を保護し、皮膚のバリア機能を補う成分も配合されています。

クリームタイプでチューブに入っているため、持ち運びにも便利です。

チェリメントAG軟膏

ジフェンヒドラミン塩酸塩という成分がかゆみをおさえます。

そのほか、炎症をおさえる成分と冷感作用のある成分が配合されています。

天然の生薬を原料としており、特異な香りのする軟膏です。

化膿したしもやけにおすすめの市販薬

ドルマイコーチ軟膏

ヒドロコルチゾンというステロイド成分が、かゆみと炎症をおさえます。

また、2種類の抗生物質が化膿の原因となる細菌に作用し、化膿をおさえます。

かきくずし、化膿しそうな場合に適しています。

クロマイ−P軟膏AS

プレドニゾロンというステロイドがしもやけなどの炎症にすぐれた効果を発揮します。

2種類の抗生物質がを配合しており、化膿したじゅくじゅくした状態の患部にも使えます。

おわりに

しもやけには、血管を拡張して血行を促進する成分が配合された市販薬を使いましょう。

また、しもやけの場所をかきくずしてしまうと、化膿するおそれもあるため注意しましょう。

化膿がひどい場合、市販薬を使用しても治らない場合は、医師の診察を受けましょう。