カミソリ負けの原因

カミソリ負けとは、カミソリによって皮膚が傷つけられることで、以下のような症状があらわれる状態のことです。

 

・皮膚が赤くなる
・かゆみ、ヒリヒリした感じがある
・赤いニキビのようなブツブツができる

 

男性の場合は、ひげを剃ったときによくみられ、女性の場合は、ムダ毛の処理のときにあらわれます。どちらの場合も切れの悪いカミソリを使用するとカミソリ負けになりやすいため注意が必要です。

カミソリ負けは皮膚の炎症

カミソリ負けとは皮膚が炎症を起こしている状態です。カミソリ負けによるヒリヒリは抗炎症作用を持つ薬で対処することができます。

カミソリ負けに効く市販薬の選び方

カミソリ負けによる皮膚トラブルは、皮膚の状態によって適した薬が異なります。皮膚に傷ができているかどうかで判断してください。

  皮膚の状態
ヘパリン類似物質 肌がヒリヒリする程度で、傷はできていない。
ステロイド+抗菌成分 傷ができている。

ヘパリン類似物質

肌がヒリヒリする程度で、まだ傷はできていないという場合に使用できる薬です。

ヘパリン類似物質には、保湿・抗炎症・血行促進の3つの効果があります。

ヘパリン類似物質が皮膚の炎症をおさえ、カミソリ負けなどの肌荒れを改善します。さらに、皮膚に水分を与えることで乾燥を防ぎ、皮膚のバリア機能を改善することができます。

※血行促進効果により肌が赤みをおびることがありますが、あくまで一時的なものとなります。

ステロイド+抗菌成分

ステロイドは皮膚の炎症に対して処方されることが多い薬で、優れた抗炎症作用を持っています。皮膚に傷ができてしまっている場合は、抗菌成分が含まれたステロイドを使用して素早く炎症を鎮めましょう。

抗菌成分が雑菌の繁殖をおさえ、症状の悪化を防ぐことができます。

ステロイドの強さについて

ステロイドは、効果の強さによって以下の5段階に分けられています。

  強度 適した症状
Storongest(ストロンゲスト) もっとも強い 重度
Very Storong(ベリーストロング) 非常に強い
Storong(ストロング) 強い 中間
Medium(ミディアム) おだやか
Weak(ウィーク) 弱い 軽度

市販薬ではWeak~Strongまでの3段階を購入することができます。

効果が強ければ良いというものではなく、効果が強いほど皮膚への刺激や副作用のリスクも高くなります。

症状が軽い場合はWeakのステロイドから使用すると、不要なリスクを避けることができます。

ステロイド(アンテドラッグ)について

アンテドラッグと呼ばれるステロイドは、体への副作用を軽減する目的で作られた薬です。患部にはステロイドの抗炎症作用が効き目をあらわし、体内に吸収されるときに非活性化するように作られています。

ステロイド特有の副作用が気になる方は、アンテドラッグのステロイドを使用すると良いでしょう。

カミソリ負けに使用できる市販薬

皮膚がヒリヒリしていて、まだ傷ができていない場合には、ヘパリン類似物質を含む保湿剤を使用しましょう。皮膚の炎症をおさえるだけでなく、保湿効果により皮膚のバリア機能を改善できます。

乳状液タイプのヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質 乳状液 50g

成分 剤形
ヘパリン類似物質 乳状液

ヘパリン類似物質により皮膚の水分を保ちバリア機能を高めます。珍しい乳状液タイプでクリームよりもさらさらした使用感で、広範囲に塗り広げやすいのが特徴です。

 

ミナハダ ヘパリン類似物質乳状液「JM」は、商品に添付してあるQRコードを読み込むことで薬剤師に無料で相談ができます。薬に関する疑問や心配事を薬剤師に相談できるため、安心して薬を使用することができます。

ステロイド(Weak)

カミソリ負けによって傷ができてしまっている場合は、抗菌成分が入ったステロイドを使用しましょう。ステロイドによって皮膚の炎症をおさえ、抗菌成分が雑菌の繁殖による悪化を防ぎます。

軟膏タイプのステロイド(Weak)

テラ・コートリル軟膏a 6g

成分 剤形
ヒドロコルチゾン(ステロイド)
オキシテトラサイクリン塩酸塩(抗菌成分)
軟膏

抗菌成分が含まれた軟膏で、ステロイドの強度はWeakです。

化膿をともなう皮膚の炎症に使用することができます。ただし、傷ができていない場合は使用できないため注意してください。

ステロイド(Strong)

カミソリ負けによって皮膚に傷ができ、肌荒れの症状がひどい場合には強度の高いステロイドを使用しましょう。抗菌成分によって雑菌の繁殖を防ぐことも大切です。

ただし、顔などの皮膚の薄い部位に使用する場合は、効果が強くあらわれてしまう恐れがあるため、医師や薬剤師に相談してください。

軟膏タイプのステロイド(Strong)

成分 剤形
フルオシノロンアセトニド(ステロイド)
フラジオマイシン硫酸塩(抗菌成分)
軟膏

抗菌成分が含まれた軟膏で、ステロイドの強度はStrongです。

傷ついた皮膚を軟膏でしっかりカバーすることができ、抗菌成分が化膿した患部の雑菌の繁殖を防ぎます。

軟膏タイプのステロイド(Strong)

クロマイ−P軟膏AS 12g

成分 剤形
クロラムフェニコール(抗菌成分)
フラジオマイシン硫酸塩(抗菌成分)
プレドニゾロン(ステロイド)
軟膏

抗菌成分が含まれた軟膏で、ステロイドの強度はStrongです。

クロラムフェニコールとフラジオマイシン硫酸塩の2つの抗菌成分により、化膿した患部を治します。

副作用の少ないステロイド(アンテドラッグ)

アンテドラッグのステロイドは他のステロイドに比べて副作用が少なく、安心して使用することができます。

クリームタイプのステロイド(アンテドラッグ)

ラシュリアPEクリーム

成分 剤形
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(ステロイド)
リドカイン
イソプロピルメチルフェノール
トコフェロール酢酸エステル
クリーム

ミナハダ ラシュリアPEクリームは目などの粘膜の周辺以外なら全身に使用でき、ステロイドの副作用が気になる方にもおすすめの市販薬です。

クリームタイプのため、ステロイドの薬に多い軟膏タイプよりも、べたつきにくく使いやすいのも特徴です。

抗菌成分が含まれていないため化膿した傷には適しませんが、局所麻酔成分のリドカインによって皮膚のかゆみをおさえることができます。

 

ミナハダ ラシュリアPEクリームは商品に添付してあるQRコードを読み込むことで薬剤師に無料で相談ができます。薬に関する疑問や心配事を薬剤師に相談できるため、安心して薬を使用することができます。

治らない場合は病院を受診しましょう

カミソリ負けは軽度の皮膚症状のため、通常であれば病院に行かずとも治療が可能です。

しかし、市販薬の使用によって症状が良くなっても、短期間でカミソリ負けを繰り返してしまうような場合は、一度皮膚科を受診しましょう。

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