あなたの背骨は大丈夫?!背骨が歪む原因は日常生活にあり。背骨の歪み(ゆがみ)を矯正する簡単ストレッチをご紹介!

背骨が歪む習慣、歪みを治すストレッチについて解説します!

日常生活に潜む背骨の歪み!

日常生活を送る中で、「左右の肩の高さが違う」「いつも組む足が同じ」「左右でズボンの長さが違う」など、身体のバランスに違和感を感じることはありますか?

身体のバランスの乱れは「背骨の歪み(ゆがみ)」のサインかもしれません。

背骨の歪みが引き起こる主な原因は、知らず知らずのうちに行っている動作習慣にあると言われています。あなたの背骨も知らない間に歪んでしまっている可能性がありるのです!
背骨の歪みを放置すると、首や肩のこり腰や膝の痛み手足の痛みしびれなど様々な身体の不調に繋がることに。

この記事では背骨の歪みの原因と改善方法について詳しくご紹介します。


 

背骨の歪みの原因を見逃さない!

背骨の歪みは、大きく2つに分類することができます。

背骨が左右方向に歪む症状を「脊椎側弯症(せきついそくわんしょう)」といい、「左右の肩の高さが違う」「左右でズボンの長さが違う」「いつも組む足が同じ」などといった症状がこれにあたります。

一方、後方向に歪む症状を「脊椎後弯症(せきついこうわんしょう)」といい、「背中が曲がる(猫背)」「お腹がポッコリと出る」といった症状を引き起こします。

背骨の歪みには先天性のものや、原因がはっきりしていない特発性のものもありますが、主に日常生活での動作習慣が大きく関わってきます。
 


 

背骨が歪む原因は日常の動作にあり!

背骨の歪みは、日常生活で何気なく行っている動作が原因になる可能性があります。以下のような背骨が歪む原因となる動作が習慣化していないか、確認してみましょう。
 

足を組む

左右どちらを上にして足を組んでも、背骨は大きく歪んでしまいます。また、足を組み変える動作も身体に良くありません。さらに、足を組むことでお腹も圧迫されて脚の血液が心臓に上がりにくくなり、むくみ冷え性などの原因になることも。
 

腕を組んで立つ

腕を組んで立つとお腹の前の方に重心が掛かり、背中が丸まってしまうので、首・肩こり頭痛などの症状が起こりやすくなります。
 

頬杖をつく

片方のひじを机について顎を支えることも、背骨が片側に大きく歪む原因となります。また、片側のお尻に体重が乗り、骨盤が歪みます。その上にある背骨も歪み、肩の位置や顔にまで歪みが及ぶこともあります。
 

横座りをする

横座りは骨盤が片側に歪み、反面、身体を真っ直ぐにしようとする動作で腰の部分の背骨(腰椎)が反対側に歪みます。女性の座り方の中では最も良くない座り方です。
椅子などに腰掛ける生活から畳や床に座る生活になって、横座りを始めたとたん、腰痛が発症したり、便通が乱れたり、生理痛がきつくなった例も多くあります。
 

片足に重心を乗せて立ち続ける

片足に重心を乗せて立ち続けると骨盤が歪み、その上にある背骨も大きく歪みます。この動作が習慣づいてしまうと、背骨が歪むと同時に左右側の筋肉もどちらかに極端に張ってしまい、腰痛などにも繋がる可能性も考えられます。
 

高い枕を使用する

身体に合わない高い枕を使用すると、首の付け根から肩甲骨の辺りの筋肉の柔軟性が悪くなり、首に過度の負担が掛かることで、歪みの原因となります。また、首痛腕の痛みしびれなどを引き起こすことにつながります。
 

長時間パソコンに向かう

パソコンに向かうと腰が後ろに倒れて背中が丸まり、 頭が肩の前に出てしまう姿勢になります。この姿勢を長時間続けると、背骨の歪みに影響してくることになります。また、パソコンに向かうと、足を組んだり、頬杖をついたりなど、背骨の歪みに繋がる動作になりがちです。これらの動作は習慣づけられてしまっている場合が多いため、なかなか修正が難しいものです。


 

背骨の歪みが引き起こす症状

背骨の内側には神経の束が走っています。この神経の束を通して脳は身体に対して指令を送ります。背骨が歪むと神経を圧迫することになり、脳の指令の伝達に不具合が生じてしまうことで、心身の不調を招く原因となります。

首・肩のこり

「首・肩全体が凝る」「動かすと痛む」「朝起きると首が動かない(寝違え)」など、首から肩周辺の筋肉の柔軟性が失われます。
 

腰・膝の痛み

「腰掛けていると痛い」「立っているのがつらい」「股関節や足の付け根が痛い」「クシャミが腰にひびく」などの症状は、偏った重心位置や骨盤の歪みなどからくる左右の差が原因です。
 

手足の痛み・しびれ

背骨の歪みによって神経が圧迫されると、手足に痛みやしびれが起こります。指先や足先の痛みや、感覚がなくなっている状態が続くと、細かい作業や運動に支障を及ぼします。
 

この他にも「頭痛」「顔がたるむ」「冷え性」「足のむくみ」「便秘」「月経痛が酷くなる」などの症状を引き起こす可能性も。さらには、慢性疲労や睡眠障害、集中力の欠如、うつ症状など、身体だけじゃなく精神的に悩まされる危険性もあります。


「背骨の歪み度」をセルフチェック!

「背骨の歪み」は様々な身体の不調を招く原因となります。
下記のチェックリストで当てはまるものが多いほど、背骨が歪んでいる危険性があります。自分の背骨は歪んでいるのか、背骨の状態をセルフチェックしてみましょう!

《背骨の歪み度チェックリスト》

◻︎他人から、姿勢が悪いと指摘される

◻︎座ると足を組む癖がある

◻︎荷物を肩にかける時、いつも同じ方にかけている

◻︎ぎっくり腰になりやすい

◻︎靴のかかとの減り具合が左右で異なる

◻︎まっすぐ立つと腰の高さが違う

◻︎まっすぐ立つと耳の高さが違う

◻︎頭痛に悩まされる

◻︎手足が冷たい

◻︎やる気や活気が出ない


 

背骨の歪みは体操やストレッチで矯正!

背骨の歪みは、比較的軽度なものであれば体操やストレッチによって矯正することができます。背骨の歪み解消につながる3つのストレッチをご紹介します。
 

肩甲骨周辺のストレッチ

肩甲骨周辺の筋肉をほぐして、首や肩のこりを改善します。

【手順1】
両手を組み、腕を上へ伸ばします。肩と耳が遠く離れるように、肩の力は抜き、体側を伸ばします。

【手順2】
右肘を右手が頭の後ろに来るように曲げ、その肘を左手でおさえ、ゆっくり右の二の腕を伸ばします。

【手順3】
左手を下から背中にまわし、右手と握手しましょう。きつい場合は、右ひじを左手で下に押し、二の腕を伸ばします。 反対側も同様に行ってください。
 

全身のストレッチ

全身のストレッチで、丸くなりがちな背中を伸ばします。

【手順1】足を肩幅程度に広げます。

【手順2】両手を壁につきます。

【手順3】軽く顎を引いて、息を吐きながらゆっくりと上半身を腰の高さまで倒します。
 

身体の前後屈運動

前後屈運動は、背中を気持ちよく伸ばしてくれると同時に、お腹周りも刺激するので便秘解消にも効果があります。

【手順1】足を肩幅程度に広げます。

【手順2】息を吐きながらゆっくりと上半身を曲げます。

【手順3】腰に手をあて、上半身を後ろに反らし、上半身を起こします。

 

背骨の体操やストレッチをする際に大切なのは、無理をしないことです。無理に背骨に負担をかけることで、かえって状態を悪化させる可能性もあります。気持ち良いと感じる範囲内で行ってください。

また、力を抜いてしっかりと呼吸をしながらゆっくりとストレッチをしてください。勢いをつけたり、息を止めて行うことも、適切な効果が得られない上に、状態を悪化させる要因となってしまいます。


 

おわりに〜毎日の継続が大切〜

背骨の歪み解消のストレッチは、一度やるだけでは効果はありません。毎日継続して行うことで、背骨の歪みの改善・予防に繋がります。また、常日頃から自らの動作習慣に気をつけておくことも大切です。

もし、背骨の歪みが重度なものであり、日常生活に支障をきたすほどの症状がある場合、一度専門機関を受診してみましょう。矯正器具の装着や手術など、様々な治療も選択肢の一つになります。

image by photo AC
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