肌のつっぱりの原因は?

肌のつっぱりとは、感じ方に個人差はありますが、肌がひきつる感じや引っ張られるような感じがしたりすることです。

 

肌のつっぱりの原因は、大きく「外傷」と「乾燥」の2つにわけることができます。また、乾燥が起こる理由にも、洗顔やメイクなどさまざまな原因が考えられます。

外傷による肌のつっぱり

やけどや傷あとによるつっぱりは、皮膚が修復しようとするときに増える細胞(線維芽細胞)が過剰に増えることが原因のひとつになります。

線維芽細胞とは、角質層より下の真皮に必要なコラーゲンやヒアルロン酸などを作る細胞です。やけどや傷ができた際に、正常な皮膚に戻そうとするときに重要な働きをします。

洗顔が原因で起こる肌のつっぱり

・洗う力が強すぎる

ゴシゴシと力強く顔を洗ったり、タオルで強く肌をこすると、角質層が傷ついてバリア機能が崩れる原因となります。

 

・洗う水の温度

熱いお湯を使用して洗顔すると、肌に必要な皮脂までが洗い流されてしまい、皮膚のバリア機能が崩れる原因となってしまいます。また、冷たい水の場合も、肌の火照りを誘発して肌トラブルをおこすことがあります。

 

・洗浄成分の強さ

洗顔料には固形タイプやクリームタイプ、パウダータイプなどの種類があります。

固形タイプの石鹸はクリームタイプ、パウダータイプよりも洗浄力があるものが多く、皮脂を落としすぎてしまうことがあります。

メイクが原因で起こる肌のつっぱり

・メイク道具の汚れ

ファンデーションやリップなどは雑菌のエサとなる油分が多く含まれており、メイクに使用するスポンジやパフに残ったままにしていると雑菌が繁殖し、肌荒れやつっぱりの原因となることがあります。

普段持ち歩く化粧直し用のコンパクトの場合、スポンジやパフが衛生的に保たれていないと肌にのせるファンデーションなどにも雑菌が繁殖していきます。

 

・メイク落としの強さ

メイク落としにはオイルタイプ・シートタイプ・クリームタイプ・ミルクタイプなどの種類があります。

クレンジング力の強いオイルタイプやシートタイプを使用している場合は、過度に皮脂を落としすぎてしまい、肌荒れやつっぱりの原因となっていることがあります。

やけど・傷あとによるつっぱりのセルフケア

顔以外のやけどや傷あとによるつっぱりは、ヘパリン類似物質が含まれる市販薬で対応することもできます。

ヘパリン類似物質は保湿作用も有しており、乾燥肌の治療効果も期待できる市販薬です。伸びの良い乳液タイプやより患部に定着しやすいクリームタイプなどがあります。

 

なお、顔のやけどや傷あとによるつっぱりは、医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。

やけど・傷あとのつっぱりに!ヘパリン類似物質の市販薬

伸びの良い乳液タイプ

ヘパリン類似物質乳状液「JM」

乳液タイプはしっとりとした使用感で伸びもよく、広い範囲を効率よく塗る際に適しているといえます。乳液タイプは次に紹介するローションタイプよりも油分の割合が多いので、保湿力は高いですが、少しべとつきを感じる方もいます。

さっぱりしたローションタイプ

乳液タイプよりもさっぱりとした使用感のローションタイプのヘパリン類似物質です。

べとつきが気になる場合には、乳液タイプよりも保湿力は少し落ちますが、さっぱりとした使用感のHPローションを選ぶとよいでしょう。

患部に定着しやすいクリーム

ヒフメイド油性クリーム

クリームタイプのヘパリン類似物質で乳液やローションよりも油分が多いため、よりしっかりと保護したい部位には、クリームタイプが適しています。

洗顔によるつっぱりのセルフケア

適切な強さで

洗顔をする際はたっぷりの泡でやさしく洗いましょう。また洗顔後はタオルで優しく肌を押さえるように水分を拭き取り、化粧水や乳液などで保湿をしましょう。

ぬるま湯で洗う

35℃をこえると酸化して汚れた皮脂だけではなく、肌に必要な皮脂まで落とされてしまいます。少しぬるいくらいの温度で、洗い流しましょう。

適切な洗顔料を選ぶ

固形タイプの洗顔料を使用している方はクリームタイプやパウダータイプなど皮脂を落としすぎない洗浄力が控えめなタイプを選ぶようにしましょう。

また、保湿成分が含まれた洗顔料を使用することも肌のつっぱりを防ぐ方法のひとつです。

 

メイクによるつっぱりのセルフケア

メイク道具を清潔に保つ

メイクに使用するスポンジやパフは定期的に専用のスポンジクリーナーや中性洗剤で優しくもみ洗いをしましょう。使い捨てできるメイクスポンジを使用するのも、おすすめです。

 

適切なメイク落としを選ぶ

オイルタイプやシートタイプのメイク落としで肌のつっぱりを感じる場合は、皮脂を落としすぎないクリームタイプのメイク落としを選ぶこともつっぱりを感じにくくする方法のひとつです。

 

オイルクレンジングを使い続けたい方は、顔の中でも皮膚が厚めで皮脂が多くなるTゾーンに最初にのせるようにして、唇など乾燥しやすい部分は最後になじませましょう。