国民病といわれる肩こり・腰痛
肩こりと腰痛は国民病といわれています。厚生労働省による「国民生活基礎調査(2019年)」では、日常生活で自覚がある体の悩みとして、肩こりと腰痛が男女ともにトップ2にあげられました。
「キンカン」が肩こり・腰痛に効果的
肩こりや腰痛は国民病であるにもかかわらず、病院へ行って治療する人が少ないのが現状です。特に働き盛りの世代は、忙しさもあってか、病院へ行かず自分で対処している方もいます。
キンカンといえば、夏場のような虫刺されが多い時期に使われる薬というイメージが強いかもしれません。
しかし、キンカンに含まれる成分は肩こりや腰痛にも効果が期待できます。
キンカンの成分
キンカンには以下のような成分が含まれています。
成分 |
分量(100mL中) |
アンモニア水 |
21.3mL |
l-メントール |
1.97g |
d-カンフル |
2.41g |
サリチル酸 |
0.57g |
トウガラシチンキ |
0.35mL |
キンカンにプラス!仕事中の肩こり・腰痛を減らす方法
仕事中の習慣や動作を改善することも肩こりや腰痛の改善につながります。キンカンの使用にプラスして実践してみましょう。
仕事中の肩こり対策
仕事中の肩こりには、こんな原因が考えられます。
・長時間同じ姿勢をとっている
・前のめりに座り、肩への負担を増やしている
・長時間パソコンの細かい文字を眺めている
・オフィスの冷房が効きすぎて体が冷えている
長時間同じ姿勢をとり続けると、筋肉が緊張して血のめぐりが悪くなります。デスクワークの人やドライバーは特に注意が必要です。筋肉の緊張をほぐすために定期的に肩周りを動かしたり、背伸びをしましょう。
また、デスクワークの人は仕事に熱中するあまり、肩や目に負担をかけすぎないことも大切です。椅子に座るときは背筋を伸ばし、軽くあごを引くことで前のめりにならないようにしましょう。目を休めるためには、ときどき遠くを眺めるのが有効です。
体を冷やさないためには、ひざ掛けを用意するほか、冷たい飲み物を飲みすぎないように心がけましょう。
仕事中の腰痛対策
仕事中の腰痛には、こんな原因が考えられます。
・長時間同じ姿勢をとっている
・猫背で姿勢が悪い
・重い荷物の持ち運びが多い
腰痛はデスクワークだけでなく、立ち仕事の人にも起こりやすいのが特徴です。肩こりと同じく筋肉の緊張が血のめぐりを悪くするほか、猫背によって腰の周りの筋肉や骨に負担をかけることも腰痛の原因になります。
定期的に体を動かす習慣を作るほか、歩行時も座っているときも背中を丸めないよう気をつけましょう。また、体の片側にばかり体重をかけないよう気をつけることも有効です。
荷物の持ち運びは、ひざを曲げて腰を下ろしてから行うようにしましょう。中腰は腰への負担が大きく、腰痛の悪化につながるおそれがあります。