アレグラ(フェキソフェナジン)は市販薬・処方薬・ジェネリックどれが一番安い?アレグラの価格を比較

アレグラ(成分名:フェキソフェナジン)の処方薬、市販薬、ジェネリック医薬品の薬価を比較します。14日分使用する場合と3か月の長期で使用する場合のそれぞれの価格を比較、アレグラを最も安く購入する方法を解説します。

アレグラ(フェキソフェナジン)は市販薬・処方薬・ジェネリックどれが一番安い?

花粉症の症状に悩んでいる方には花粉症の薬は必需品です。

症状の程度によっては、花粉シーズンの間中ずっと薬を使用する方も少なくありません。花粉の飛散状況によっては、3か月もの間、毎日薬を使い続ける方もいます。

花粉がおさまるまで毎日使うとなると、気になるのは薬代です。

この記事では、花粉症の代表的な薬であるアレグラの価格を比較。アレグラの処方薬・市販薬・ジェネリック医薬品はどれが最も安いのか解説します!

なお、アレグラの成分は「フェキソフェナジン」という名前のもので、最近はアレグラのジェネリック医薬品としてフェキソフェナジン錠などが登場しており、こういった名称のものをご利用されている方も多いかと思います。

フェキソフェナジン錠などのジェネリック医薬品も使用方法や気をつけるべきポイントや効き方・副作用などもアレグラと同様になりますので、フェキソフェナジンを使用されている方も同じようにこちらの情報をご参考いただけます。

※この記事に記載の薬価や市販薬の値段は2017年2月現在のものです。

アレグラ錠はどんな薬?

花粉症の症状によく処方されるアレグラは、アレルギー症状の原因となるヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬です。

抗ヒスタミン薬の中でも、アレグラは第2世代抗ヒスタミン薬に分類されていて、比較的効き目の出方が早く、副作用の眠気がでにくいことが特長です。

ミナカラお薬辞典:アレグラ錠60mg

アレグラとアレグラFXはほとんど同じ薬!

市販薬のアレグラFXには、処方薬のアレグラと同じ成分のフェキソフェナジン塩酸塩が同量配合されています。

主成分以外の添加物に違いはありますが、アレグラとアレグラFXはほとんど同じ薬であるといえるでしょう。

アレグラとアレグラFXに違いはある?

アレグラとアレグラFXは、効能・効果が異なります。アレグラの添付文書に記載されている効能・効果は以下の通りです。

【 効能又は効果 】
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、 皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒

アレグラ錠 添付文書

それに対して、アレグラFXの効能・効果は以下の通りです。

効能・効果
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻水、鼻づまり

アレグラFX 添付文書

花粉症の症状が鼻症状のみであればアレグラFXでも問題ありませんが、じんましんや皮膚のかゆみが伴っている場合は、病院でアレグラを処方してもらいましょう。

また、アレグラは7歳以上から使用できますが、アレグラFXは15歳未満は使用できません。

処方薬「アレグラ」と市販薬「アレグラFX」の薬価を比較!

アレグラ錠60mg(以下アレグラ)とアレグラFXの28錠(以下アレグラFX)の価格を比較します。それぞれの薬の1錠分の値段と14日分の値段をみてみましょう。

  1錠分の価格 14日分(1日2錠)
アレグラ(処方薬) 64.9円 1,817円
アレグラFX(市販薬) 67.4円 1,886円

※アレグラFXの価格はメーカー希望小売価格(税込)。
※アレグラ14日分の値段は小数点以下切り捨て。

1錠分の薬価を比較すると、ほとんど差がないように感じられます。

ただし、処方薬は健康保険が適用されるため、実際に自己負担する金額は薬価の3割になります。また、病院で薬を処方してもらうと、初診料や診察代、調剤料などとして薬価とは別に約1,200円(自己負担3割)ほど費用が加算されます。
※診察代などは病院によって変動するためあくまで目安の値段です。また、医療費負担は年齢によっても異なります。

なお、初めて花粉症の症状で病院を受診する場合など、アレルギー検査を行うかどうかで病院でかかる費用も異なるのでご注意ください。

14日分では値段はほとんど同じ

これらを加味してアレグラの2週間分の値段を算出してみると・・・

1,817円(14日分のアレグラの価格)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額)=1,745円

14日分のアレグラを処方してもらうためには約1,745円かかるという計算結果になりました。

それに対してアレグラFXは14日分で2,037円(税込)

アレグラFXの方が300円ほど値段が高くはなりますが、病院へ行く手間を考えるとほとんど差はないと考える方も多いのではないでしょうか。

市販薬はネットで買うのがおトク!

アレグラFXは2017年1月から薬の区分が変わり、amazonなどのインターネットでも購入することが可能になりました。

アレグラFXの2017年2月現在のamazon価格は1,820円です。処方薬と値段がほとんど変わらず、病院に行く手間がないぶんとても便利になっています。

【第2類医薬品】アレグラFX 28錠 

 

花粉シーズン通して使う場合は処方薬がおトク!

2週間分の計算では処方薬と市販薬は300円弱程度しか変わらない、という結果になりました。

しかし、花粉症の薬は花粉シーズン通して使用する方が大半です。アレグラを3か月間使用した場合で値段を比較してみましょう。

■アレグラを3ヶ月分(90日間分)購入した場合

11,682円(3か月分のアレグラの薬価)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額=4,704円

■アレグラFXを7箱(98日分)購入した場合

1,886円(14日分のアレグラFX)×7箱=13,202円
※14錠入りの場合は1箱1,314円(税別)で、28錠入りより割高になります。

アレグラFXは錠剤単位で買えないので使用日数は長くなりますが、3か月ぶんで比較するとアレグラが約4,704円、アレグラFXが13,202円となり値段が倍以上異なります。

アレグラFXをインターネットで購入したとしても12,740円と、処方薬の方が値段が安いことは明らかです。

花粉症シーズンを通して長期でアレグラを使用するとなると、病院でアレグラを処方してもらうことをお勧めします。

「アレグラ」と「アレグラのジェネリック」の薬価を比較!

アレグラの処方薬と市販薬を比べると、処方薬の方が安価であることがわかりましたが、処方薬の中でもさらに薬の値段が安くなるのがジェネリック医薬品です。

ジェネリック医薬品とは新薬の特許が切れたあとに販売される薬のことで、新薬と同じ成分で同じ効能があると国に認められている薬です。開発にかかる費用が必要ないため、新薬より安価で販売することが可能です。

※薬によっては先発薬よりもジェネリック医薬品の方が値段が高い場合もあります。

アレグラ(先発薬)はサノフ・アベンティス社から販売されていますが、アレグラのジェネリックであるフェキソフェナジン塩酸塩錠は、小林化工やエーザイ、富士フィルムなど、20数社の製薬メーカーから販売されています。

製薬メーカーによって薬価はそれぞれ異なりますが、1錠あたり約30〜35円と先発薬に比べると半分程度の値段になっています。

  薬価 14日分
アレグラ 64.9円 1,817円
アレグラジェネリック 19.4円〜34.4円 543円〜963円

なお、アレグラのジェネリックも処方薬なので、アレグラと同様に診察代、調剤料などがかかります。

アレグラはジェネリックが最も安い!

アレグラの最安価のジェネリック(19.4円)を購入した場合で薬代を計算してみましょう。

■アレグラジェネリックを14日分購入した場合

543円(14日分のアレグラジェネリックの薬価)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額)=1,362円

■アレグラジェネリックを3か月分購入した場合

3,492円(3か月分のアレグラジェネリックの薬価)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額)=2,247円

アレグラを長期で服用するとなると、それぞれの差額は大きくなります。とにかく薬代を安くすませたい!という方は、アレグラのジェネリック医薬品を処方してもらうのが一番良いでしょう。

ジェネリック医薬品の購入を希望する場合は、医師や薬剤師に購入希望の旨を伝えてください。

病院に行く暇が無い人にはアレグラFXがおすすめ

花粉シーズン中は毎日薬を飲む、少しでも安くすませたい、そんなときはジェネリック医薬品の購入をおすすめします。

しかし、病院へ行く暇が無い社会人や、症状が軽く毎日薬を飲むほどでもないという方は、市販薬のアレグラFXを購入することも1つの手でしょう。

ご自身のライフスタイルに合わせて薬を選択できると良いですね。

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