アレロックに似た市販薬6選!飲む回数や価格を比較!

アレロックと同じ成分を含む市販薬は発売されていません。アレロックと効果の強さ・眠気の出やすさが近い市販薬について、服用回数・薬が効いてくるまでの時間・価格・購入方法を比較します。

花粉症などのアレルギー性鼻炎に処方されるアレロック。病院に行く時間がないので、アレロックの市販薬を購入したいという方もいるでしょう。

しかしながら、アレロックと同じ成分を含んだ市販薬は発売されていません。

この記事では、アレロックに似た市販薬を紹介。服用回数・薬が効いてくるまでの時間・価格なども比較します。

アレロックと同じ成分の市販薬はない

アレロックの成分は「オロパタジン塩酸塩」。アレルギー性鼻炎だけでなく、じんましん、皮膚疾患に伴うそう痒にも効果のある薬で、通常朝と就寝前の1日2回服用します。

オロパタジン塩酸塩は、効能効果をアレルギー性鼻炎に限り、医療用から一般用への転用を認めることが了承されていますので、近い将来、市販薬が発売される可能性があります。

しかし、現時点ではまだ市販薬としての発売にはいたっていません。(2017年2月現在)

アレロックは効果が強く副作用の眠気も強い薬

アレロックは「抗ヒスタミン剤」に分類される薬です。

抗ヒスタミン剤は、発売された年代によって第1世代と第2世代にわけられますが、アレロックは第2世代の抗ヒスタミン剤です。第2世代は第1世代に比べ、眠気などの副作用が起こりにくいとされています。

アレロックは効果の強い優れた薬です。しかし、第2世代の抗ヒスタミン剤のなかでは副作用の眠気が出やすい薬でもあります。

アレロックについて、詳しくは関連記事をごらんください。

アレロックに似た成分の市販薬

最近では、病院で処方される医療用医薬品と同じ成分を含んだ薬が多く発売されています。それをスイッチOTC医薬品と言います。

アレロックに似た市販薬には、アレロックと同じ第2世代抗ヒスタミン剤である「ジルテック」「ザジテン」「アゼプチン」「アレグラ」のスイッチOTC医薬品があります。

【処方薬と市販薬の対応表】

処方薬 成分 市販薬(スイッチOTC医薬品)
アレロック オロパタジン塩酸塩
ジルテック セチリジン塩酸塩 コンタック鼻炎Z
ストナリニZ
ザジテン ケトチフェンフマル酸塩 ザジテンAL鼻炎カプセル
パブロン鼻炎カプセルZ
アゼプチン アゼラスチン塩酸塩 スカイナーAL錠
アレグラ フェキソフェナジン塩酸塩 アレグラFX

コンタック鼻炎Z・ストナリニZ

効果の強さが眠気の出やすさがアレロックに似ている処方薬として「ジルテック」があります。

ジルテックの成分であるセチリジン塩酸塩を含んだ市販薬としてが挙げられるのが「コンタック鼻炎Z」と「ストナリニZ」です。

配合されている成分量は、通常、病院で成人に処方される量と同じです。

ザジテンAL鼻炎カプセル・パブロン鼻炎カプセルZ

効果の強い第2世代抗ヒスタミン剤のひとつが「ザジテン」です。成分はケトチフェンフマル酸塩で、アレロックよりも眠気が強く出るとされています。

ケトチフェンフマル酸塩を成分とする市販薬が「ザジテンAL鼻炎カプセル」と「パブロン鼻炎カプセルZ」で、ともに飲みやすい小型カプセルです。

配合されている成分量は、通常、病院で成人に処方される量と同じです。

ザジテンAL鼻炎カプセル

パブロン鼻炎カプセルZ

スカイナーAL錠

処方薬「アゼプチン」の成分であるアゼラスチン塩酸塩を含んでいるのが「スカイナーAL錠」。

アレルギー性鼻炎だけでなく、じんましん、湿疹・かぶれによる皮膚のはれ、かゆみの緩和にも効果があります。

スカイナーAL錠には、処方薬で通常成人に処方される成分量の半分の量が含まれています。

アレグラFX

アレロックより効果は穏やかですが、眠気が少ないことが特徴の「アレグラ」。成分はフェキソフェナジン塩酸塩です。

服用回数や、効果があらわれるまでの時間がアレロックに似ています。

配合されている成分量は、通常、病院で成人に処方される量と同じです。

アレロックに似た市販薬を選ぶときのポイントは?

服用回数や薬が効いてくるまでの時間を比較!

アレロックの代わりになる市販薬を選ぶ際の目安となるのが、服用回数と薬が効いてくるまでの時間です。

1日何回飲むか、いつ飲むかなど、アレロックの服用方法が習慣となっている方にとっては、同じ服用回数であれば「薬を飲んだから大丈夫」という安心感にもつながるでしょう。

また、薬が効いてくるまでの時間は、服用後に薬の血中濃度が最大になるまでにかかる時間が関係しています。

血中濃度が最大になるまでの時間が同じくらいであれば、薬が効き始めるまでの体感も似ているといえるでしょう。

【処方薬の服用回数と血中濃度が最大になるまでの時間】

処方薬 服用回数 血中濃度が
最大になるまでの時間
市販薬
アレロック 1日2回、朝と就寝前 約0.7〜1.3時間
ジルテック 1日1回、就寝前 約1.4時間 コンタック鼻炎Z
ストナリニZ
ザジテン 1日2回、朝食後と就寝前 約2.8時間 ザジテンAL鼻炎カプセル
パブロン鼻炎カプセルZ
アゼプチン 1日2回、朝食後と就寝前 約4h時間 スカイナーAL錠
アレグラ 1日2回 約2.2h時間 アレグラFX

アレロックと一番近いのはアレグラですが、効きがいまいちな場合は他の市販薬を検討するとよいでしょう。

価格を比較!

花粉症シーズンには薬を継続して服用することが基本となるため、価格も薬選びの大切な要素となります。

上記で紹介した市販薬の服用回数や価格を比較すると次のようになります。

【服用回数と価格の比較】

薬名 服用回数 希望小売価格
(税抜)
1日あたりの価格
(税抜)
コンタック鼻炎Z 1日1回1錠(就寝前) 10錠:1,600円
14錠:1,886円
約134.7円
ストナリニZ 1日1回1錠(就寝前) 10錠:1,619円
14錠:1,886円
約134.7円
ザジテンAL鼻炎カプセル 1回1カプセル
1日2回朝食後および就寝前
10カプセル:1,200円
20カプセル:2,000円
約200円
パブロン鼻炎カプセルZ 1回1カプセル
1日2回朝食後および就寝前
14カプセル:1,200円
28カプセル:2,000円
約142.9円
スカイナーAL錠 1回2錠 1日2回 24錠:1,050円
48錠:1,950円
約162.5円
アレグラFX 1回1錠、1日2回(朝・夕) 14錠:1,314円
28錠:1,886円
約134.7円

※2017年2月現在のメーカー希望小売価格です。

市販薬の医療費控除について

今回紹介した市販薬は、すべて第2類医薬品です。

薬剤師または登録販売者が販売可能で、薬局・ドラッグストア・インターネットで購入することができます。

また、セルフメディケーション税制対象商品です。

対象となるOTC医薬品を12,000円(扶養家族分の合算)を超えて購入し、一定の条件を満たしている場合に医療費控除が適用されます。

セルフメディケーション税制についての詳細は下記の記事をご覧ください。

市販薬を使用する際の注意点

15歳未満の子供は使用できません

今回紹介した市販薬は、使用できるのは15歳以上の成人のみです。15歳未満の子供は使用できないので注意しましょう。

アレロックを含めた処方薬では、15歳未満の子供にも処方される場合があります。しかし、市販薬では15歳未満の使用は認められていません。子供に服用させる場合は、医師に処方箋をだしてもらいましょう。

花粉症以外の疾患に使用する場合は処方薬を

アレロックは、アレルギー性鼻炎以外にもじんましんや皮膚疾患に伴うそう痒に対しての効果も認められています。

今回紹介したアレロックに近い処方薬も、同じように皮膚疾患に対する効果がありますが、市販薬で認められている効果は「アレルギー性鼻炎」のみの場合が多くなっています。

皮膚疾患で使用する場合は、医療機関を受診して、医師に処方してもらいましょう。

おわりに:アレロックの個人輸入には注意

本来、アレロックの購入には医師の処方箋が必要です。

しかし、個人輸入代行サイトや通販サイトなどで販売されていることがあります。

注意しなければいけないのは、個人輸入で入手した薬は「医薬品副作用救済制度」が受けられないということ。

万が一、体に重大な健康被害が生じた場合、公的な救済処置が受けられないというリスクを覚えておきましょう。

購入はこちらから

紹介されたお薬/アイテム

コンタック鼻炎Z

ストナリニZ

ザジテンAL鼻炎カプセル

パブロン鼻炎カプセルZ

スカイナーAL錠

アレグラFX

花粉症に関するお役立ち情報

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