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花粉症の時期に顔のむくみが現れる原因と予防・解消法

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薬剤師監修日:

花粉症の時期に顔のむくみが現れる原因には、薬の副作用が原因によるものや、花粉によるアレルギー反応によるものなど、さまざまな原因が考えられます。 この記事では、花粉症の時期に顔のむくみが現れる原因と予防・解消法などについて紹介しています。

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監修薬剤師 :ミナカラ薬局 薬剤師 小寺 瑶
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編集者 :株式会社ミナカラ ライター 朝比奈 裕介

花粉症の時期に顔のむくみが現れる原因

花粉症の時期に顔のむくみが現れる原因には、以下のことが考えられます。

・抗ヒスタミン薬の副作用が原因によるもの

・ステロイド薬の副作用が原因によるもの

・アレルギー性結膜炎が原因によるもの

・花粉による肌荒れ(花粉皮膚炎)が原因によるもの

なお、顔のむくみは、薬による副作用や花粉によるアレルギー反応以外にも、腎臓の病気や心臓の病気、肝臓の病気などで起こることがあります。

むくみがなかなか消えない場合や、気になる症状がある場合は、病院を受診しましょう。

抗ヒスタミン薬の副作用が原因によるもの

花粉による鼻のアレルギー症状に使用される薬として市販されているのが、抗ヒスタミン薬とよばれる薬で、アレグラFXやアレジオン20、エバステルALなど様々な種類の薬があります。

抗ヒスタミン薬には、アレルギー反応の原因となるヒスタミンの作用を抑える働きがありますが、副作用としてむくみの症状が現れる可能性のある薬があります。

抗ヒスタミン薬を服用中にむくみの症状が現れた際は、服用を中止するととも医師または薬剤師に相談するようにしましょう。

ステロイド薬の副作用が原因によるもの

花粉症の治療では症状に合わせて、抗ヒスタミン薬や鼻噴射用ステロイド、経口ステロイド薬などが使用されることがあります。

このなかでもステロイド薬は、主に鼻詰まりの症状があるときや、鼻詰まりが強いときに使用されますが、副作用としてむくみの症状があらわれる可能性があります。

ステロイド薬を服用中で、むくみなどの副作用があらわれた場合は、医師または薬剤師に相談してください。

アレルギー性結膜炎が原因によるよるもの

花粉症を発症するとアレルギー性結膜炎を起こすことがあります。アレルギー性結膜炎になると、目のかゆみや充血、まぶたの腫れなどの症状があらわれます。

また、かゆみにより目をこすってしまうと、まぶたの腫れが悪化するだけでなく、白目がぶよぶよに腫れる結膜浮腫になってしまうこともあります。

花粉による肌荒れ(花粉皮膚炎)が原因によるもの

花粉によるアレルギー反応は、顔などの皮膚にも起きる場合があります。

顔などの皮膚にアレルギー反応が起こると、かゆみや赤み、むくみなどの皮膚症状があらわれます。

とくに目の周りは皮膚が薄くデリケートなため、かゆみや赤み、むくみなどの症状が強くでることがあります。

花粉症の時期に起こる顔のむくみの予防・解消法

花粉のアレルギー反応による顔のむくみを予防・解消するためには、顔に花粉がつかないようにする、皮膚のバリア機能を高める、花粉よるアレルギー症状に効く市販薬を使用するなどの方法があります。

顔などの皮膚に花粉がつかないようにする

花粉のアレルギー反応による顔のむくみを予防するためには、顔を含めた皮膚に花粉がつかないようにすることが大切です。

花粉の飛散が多い時期は外出を控える、外出するときはマスクやメガネを着用する、帰宅したら花粉を洗い流すなどして、顔などの皮膚に花粉を残さないようにしましょう。

スキンケアなどを行い皮膚のバリア機能を高める

花粉のアレルギー反応による顔のむくみを予防するためには、皮膚のバリア機能を高めることも大切です。

皮膚の洗いすぎを防ぐ、保湿ケアを行い乾燥を防ぐ、十分な睡眠とバランスのよい食事をとるなどして、皮膚のバリア機能を高めましょう。

顔を冷やしてかゆみを抑える

かゆみにより顔をかいてしまうと、むくみが悪化してしまうおそれがあります。

顔のかゆみがつらいときは、冷たい水でしぼったタオルを顔に乗せて冷やしても良いでしょう。冷やすことで炎症が鎮まり、一時的ですがかゆみが楽になることがあります。

花粉よるアレルギー症状に効く市販薬を使用する

花粉のアレルギー反応による顔のむくみを予防・解消するためには、花粉によるアレルギー症状を抑えることも大切です。

花粉によるアレルギー症状を抑える薬の中で多く使用されるのが、抗ヒスタミン薬とよばれる薬で、アレルギー反応の原因となるヒスタミンの作用を抑える働きがあります。

アレジンAZ錠【第二類医薬品】

アレジンAZ錠は、医療用と同じ有効成分『アゼラスチン塩酸塩』を配合した、第2世代の抗ヒスタミン薬です。

アゼラスチン塩酸塩が花粉やハウスダストなどによる鼻のアレルギー症状や、じんましんや湿疹・かぶれによる皮膚の腫れやかゆみを改善します。

アゼラスチン塩酸塩は『抗炎症作用』があるため、皮膚のかゆみだけではなく、皮膚の腫れにも効果を発揮します。

■花粉症の市販薬の選び方
花粉によるアレルギー症状に効く市販薬には、アレルギー用目薬やアレルギー用鼻炎内服薬、点鼻薬(季節性アレルギー専用)があり、目のかゆみや鼻水などに効果をあらわします。

以下の記事では、花粉による目の症状や鼻の症状、皮膚炎などに効く市販薬を紹介しています。

記事で紹介されている商品一覧

監修薬剤師

ミナカラ薬局薬剤師小寺 瑶

(経歴)
  • 福岡大学薬学部薬学科卒業
  • 福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
  • 株式会社大賀薬局
  • 株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
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編集者

株式会社ミナカラライター朝比奈 裕介

看護師歴10年の経験をいかして、『正確でわかりやすい』医療情報の発信をおこないます。ミナカラのライターとして、ヘルスケアがもっと身近で感動的になる世界をつくっていきます。

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