夜中に叫ぶ夜驚症は大人にも起こる!原因・対策・病院での治療

大人も発症する夜驚症(やきょうしょう)について解説。夜中になると大声で叫ぶ、奇声を発する、寝言がひどいなどの夜驚症の原因と対策、病院での治療方法について詳しく解説します。

夜驚症(やきょうしょう)は睡眠障害の一種。夜中に突然目を覚まし大声で叫びだす、身体を震わせて暴れるなどの症状が起こります。

主に幼児から子どもに現れる病気で、成長するにつれて自然に症状が無くなっていきます。

しかし、ごくまれに大人になっても症状が改善しなかったり、反対に大人になって突然夜驚症を発症する人もいます。

夜驚症は基本的に自覚症状がありません。一緒に寝ていた家族やパートナーに夜驚症を指摘され発覚することがほとんどです。

この記事では大人の夜驚症の原因と対策、病院での治療方法について解説します。

夜驚症の原因は?

睡眠中には眠りの浅い「レム睡眠」と眠りの深い「ノンレム睡眠」が繰り返されています。一般的に悪夢を見たり、軽い寝言などはレム睡眠時に起こることが多いのですが、夜驚症は眠りの深いノンレム睡眠時に症状が出ます。

脳も身体も深い休息状態になっているノンレム睡眠時に、脳の大脳辺縁系という人間の感情を司る部分のみが覚醒することによって、叫んだり暴れたりといった症状が出ます。

大人の夜驚症の原因

小児の夜驚症は脳の機能が未発達なことに関係していると考えられています。小児の夜驚症の大多数が成長するにつれて症状が改善していくのも、脳が成長し未発達だった部分が安定するためです。

しかし、大人が発症する夜驚症に関しては脳の未発達が原因と考えるのは難しく、明確な原因は未だ不明です。多くの専門家は過度なストレスが原因の可能性があると指摘しています。

夜驚症は自覚症状がない

脳の一部以外は深い眠りについたままのため、夜驚症を発症している人に声をかけても反応はなく会話は不可能です。

通常、夜驚症の症状は30秒から5分程度でおさまることが多いのですが、その間は本人に声をかけても何も届かないため、基本的に周囲の人間は見守ることしかできません。

症状が終息した後は、何もなかったかのように通常の睡眠に戻り、本人に夜驚症が発症したときの記憶はほとんどありません。

夜驚症の病院での治療

夜驚症は小児・大人ともに、健康への悪影響がほぼないため、夜驚症だけに対する専門的な治療はありません。とくに小児には自然に症状が改善することが多いため、症状の自然消失を待つケースが多いです。

しかし大人の夜驚症は、心理的ストレスなどが原因となっている可能性があるため根本的な原因に対して治療が必要となります。本人や家族が治療を要すると感じた場合は専門医の診断を受けることをおすすめします。

大人の夜驚症は何科?

夜驚症の治療は心療内科や精神科などで受けることができます。より専門的な治療を希望する場合は、睡眠障害専門の病院を受診してください。

大人の夜驚症の治療方法

病院での夜驚症の治療は、主にカウンセリング療法、もしくは薬物療法です。根本的な原因となるストレスに対処する方法がとられます。

薬物療法では、抗不安薬や抗うつ薬を処方されることが多くなります。

おわりに

大人の夜驚症はストレスが原因となっている場合が多くあります。

お風呂につかってリラックスするなど、睡眠前の神経の刺激を避けることも重要となります。

また、マグネシウムが不足すると眠りに必要なメラトニンの分泌が不足してしまい、睡眠の質が低下してしまいます。大豆製品や魚介類、海藻など、マグネシウムを多く含む食品を摂取することを心がけましょう。

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