カンジダなどで処方される膣錠(膣座薬)の使い方や入れ方をイラストで解説

カンジダやトリコモナス膣炎などでは膣錠(膣座薬)と呼ばれるお薬が処方されることがあります。今回は膣錠の使い方・入れ方をイラストやグッズを紹介しながら詳しく解説していきます!

膣錠・膣剤(膣座薬)とは、膣口から入れるタイプのお薬です。膣カンジダやトリコモナス膣炎、びらんなどを治療するときに、たびたび使用されます。初めての人はもちろんのこと、何度か使用したことがある人でも、入れ方が分からず四苦八苦する人が少なくありません。

膣錠が奥まで入らない。
無理に入れようとしたら痛かった。
夜に入れた膣錠が、朝になったら出てきた。

・・などなど、トラブルもさまざま。

きちんと膣錠を入れるには、いくつかのコツがあります。この記事でチェックしていきましょう。

また、膣カンジダの市販薬については以下の記事で詳しく解説しています。症状が出て悩んでいるけどまだ薬が手元にない、という方は以下の記事から購入もできますのでご覧ください。

膣錠の入れ方のコツ①タイミングを知ろう

膣錠の多くが、使用回数1日1回1錠となっています。具体的な時間を指定されないと、いつ入れればよいか迷う人もいるのではないでしょうか。

膣錠をスムーズに入れるには、タイミングが大事。以下の状態が最適です。

1)手指が軽く湿っている
2)体がリラックスしている

ふたつの条件を満たすのは、入浴後やトイレの後、そして就寝前です。中でもおすすめなのが、就寝前。膣錠を入れたらすぐに横になれるので、薬の脱落が起こりにくくなります。

膣錠の入れ方のコツ②水やゼリーで軽く湿らせる

膣錠を使用する際は、事前に手を洗って清潔な状態にしましょう。このとき指全体を濡らしたままにして、膣錠をつかむ、人差し指と中指の指先だけ水分をぬぐいます。適度な水分が指についていることで、奥まで入りやすくなります。

それでも入れずらいという場合は、膣口も軽く濡らすのがおすすめ。ビデや、潤滑ゼリーで軽く湿らせることができます。

カンジダの膣錠・フェミニーナ膣カンジダ錠を販売している小林製薬から潤滑ゼリーが売られています。

フェミニーナ なめらかゼリー

潤滑ゼリーを使うときの注意

場合によっては潤滑ゼリーを使うことにより、膣錠の成分が膣内に届くまで時間がかかる可能性があります。そのため、効果が出るまで時間がかかるかもしれません。心配な場合は、ビデを使用しましょう。

膣錠の入れ方のコツ③自分にとって楽な姿勢を見つけよう

膣錠が上手く入らない原因の多くが、体が緊張してしまっていることにあります。とにかく体はリラックスさせることが大事です。

膣錠を入れやすい姿勢には、こんなものがあります。

・両膝を曲げ、深い前傾姿勢をとる
・椅子に浅く座る
・片足を高い台の上に置く
・布団の中で横になる

さまざまな姿勢を試してみて、自分にとって楽な姿勢を見つけましょう。薬を使用する前にイメージトレーニングとして、さまざまな姿勢をとってみるのも良いかもしれません。

膣錠の入れ方のコツ④薬を入れる方向に注意

膣錠を入れるときは、指を入れる方向も大事です。膣口は真上に向かって伸びていません。

実は、膣口は斜め後ろの上方に向かって伸びています。

膣錠を入れるときは、この方向を意識して挿入しましょう。また、膣錠はなるべく奥まで挿入してください。

膣錠を使用するときの注意点

膣錠の入れ方だけでなく、使用上の注意点も一緒にチェックしておきましょう。

膣錠を入れた後は、手や指をきれいに洗う

膣錠を挿入したら、必ず手洗いをしましょう。特に薬を挿入するのに使用した指は、念入りに洗って清潔にしてください。

膣錠が溶けて出てきた場合は・・

膣錠を入れると、下着に溶けたものが付着していることがよくあります。ちゃんと効くのか心配する人は多いですが、膣錠は溶けることで成分を体に届けるので、特に気にする必要はありません。

ただし溶けた膣錠が下着に付着したままだとムレの原因になり、膣周辺が不衛生になる場合があります。

できれば膣錠を使用しているときは、おりものシートを使いましょう。膣錠が溶け出た場合も、こまめに取り替えれば下着を汚さずにすみます。
 

生理中は使用できない膣錠も

膣錠の多くは生理中に使用しても、薬の成分が充分に吸収されません。市販薬を使用する際は、添付文書を確認し、生理中の使用の可否を確認しましょう。病院で処方される薬の場合は、必ず医師や薬剤師に確認してくださいね。
 

さいごに:膣錠の使用は用法用量を必ず守って

膣錠の入れ方のコツはお分かりいただけましたか?

症状によっては膣錠の効果がすぐにあらわれ、使用期間の途中で不快な症状が消失するケースがあります。しかし症状は消えても、原因となっている菌などが、体から完全に消えたわけではありません。

症状が緩和されても決められた期間内は毎日必ず使用しましょう。

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