膣錠(膣座薬)の入れ方のコツ

膣錠(膣座薬)とは、膣口から入れるタイプの薬です。膣カンジダやトリコモナス膣炎、びらんなどを治療するときに使用されます。初めての人はもちろんのこと、何度か使用したことがある人でも、以下のようなトラブルに悩まされることが多いです。

 

・膣錠が奥まで入らない。
・無理に入れようとしたら痛かった。
・夜に入れた膣錠が、朝になったら出てきた。

 

きちんと膣錠を入れるために、確認しておきたいポイントや入れ方のコツについて解説していきます。

①膣錠を入れるタイミング

膣錠の1日の使用回数はその多くが、1回1錠となっており、具体的な時間は指定されていません。膣錠はスムーズに入れられる、おすすめのタイミングは、入浴後・トイレ後・就寝前です。

手指が軽く湿っており、体がリラックスしている状態が膣錠をスムーズに入れる最適なタイミングです。

中でも、就寝前の使用が特におすすめです。膣錠を入れたらすぐに横になれるので、薬の脱落が起こりにくくなります。

②指を水で軽く湿らせる

膣錠を使用する際は、事前に手を洗って清潔な状態にしましょう。このとき指全体を濡らしたままにして、膣錠をつかむ人差し指と中指の指先だけ水分をぬぐいます。適度な水分が指についていることで、奥まで入りやすくなります。

それでも入れずらいという場合は、ビデで膣口も軽く濡らすと入れやすくなるため、試してみてください。

③楽な姿勢を見つける

体が緊張してしまっていることが、膣錠が上手く入らない原因のひとつです。とにかく体をリラックスさせるように心がけましょう。

膣錠を入れやすい姿勢の例は、以下の通りです。

 

・両膝を曲げ、深い前傾姿勢をとる
・椅子に浅く座る
・片足を高い台の上に置く
・布団の中で横になる

 

様々な姿勢を試してみて、自分にとって楽な姿勢を見つけましょう。薬を使用する前にイメージトレーニングとして、さまざまな姿勢をとってみるのも良いかもしれません。

④薬を入れる方向に注意

膣錠を入れるときは、指を入れる方向も大切です。膣口は真上ではなく、斜め後ろの上方に向かって伸びています。

膣錠を入れるときは、この方向を意識して挿入しましょう。また、膣錠はなるべく奥まで挿入してください。

膣錠を使用するときの注意点

膣錠の入れ方だけでなく、使用上の注意点やよくあるトラブルについて確認しておきましょう。

手や指をきれいに洗う

膣錠を挿入する前と、挿入した後は、必ず手洗いをしましょう。特に薬を挿入するのに使用した指は、念入りに洗って清潔にしてください。

おりものシートを使う

溶け出した膣錠が膣から漏れてしまうことがありますが、膣錠は溶けることで体に成分を届けるため心配する必要はありません。

膣錠を使用しているときは、膣から溶け出した膣錠の下着への付着を防ぐために、おりものシートを使いましょう。

漏れ出して、下着やおりものシートに付着した膣錠をそのままにしておくと、蒸れて雑菌が繁殖してしまうため、こまめに取り換えるようにしてください。

生理中は使用できない膣錠も

膣錠の多くは生理中に使用しても、薬の成分が充分に吸収されません。病院で処方される薬の場合は、必ず医師や薬剤師に確認してください。市販薬を使用する際は、添付文書を確認し、生理中の使用の可否を確認しましょう。

決められた期間内は毎日使用する

症状によっては膣錠の効果がすぐにあらわれ、使用期間の途中で不快な症状が消失するケースがあります。しかし症状は消えても、原因となっている菌などが、体から完全に消えたわけではありません。

症状が緩和されても決められた期間内は毎日必ず使用しましょう。

カンジダ症に効く市販薬

膣カンジダに効果がある市販の膣錠をご紹介します。

ミナカラ薬局は第一類医薬品の購入が簡単

膣カンジダの再発治療薬は第一類医薬品に該当します。ネット通販で第一類医薬品を購入する場合、通常は質問に答えた後、薬剤師から送られてくるメールを再度お客様が確認し、承諾をする作業が必要となりますが、ミナカラ薬局の場合は問診項目に答えるだけで第一類医薬品を購入することが可能です。

 

もちろん、お客様側で薬剤師に質問をしたい場合は問診に引き続き薬剤師とのやり取りが可能です。問診項目に不備があったり、質問が発生する場合はミナカラ薬局から再度ご連絡をさせて頂きます。

メンソレータム フレディCC膣錠

フレディCC膣錠

有効成分 用法用量 内容量
イソコナゾール硝酸塩 1日1回1錠を挿入(就寝前が望ましい) 6錠

イソコナゾール硝酸塩配合のカンジダ再発治療薬です。膣内の水分で薬が柔らかく崩れて成分が膣内に留まります。膣錠のあるところから徐々に効果が広がっていき、イソコナゾールが膣の内部をしっかり殺菌します。臨床試験では98.4%の高い治療効果が確認されている薬です。

メディトリート膣坐剤

メディトリート

有効成分 用法・用量 内容量
ミコナゾール硝酸塩 1日1回1錠を就寝前に挿入 6錠

ミコナゾール硝酸塩を配合したカンジダ再発治療薬です。小型の坐剤のため、薬をスムーズに膣の奥まで挿入することができます。体温で薬が溶け、有効成分が広がっていき、膣内のカンジダ菌を殺菌します。

フェミニーナ膣カンジダ錠

 

フェミニーナ膣カンジダ錠

有効成分 用法・用量 内容量
オキシコナゾール硝酸塩 1日1回1錠を挿入(就寝前が望ましい) 6錠

オキシコナゾール硝酸塩配合のカンジダ再発治療薬です。アーモンド型の錠剤で、膣内に挿入しやすく、また挿入後は膣外へ脱落しにくい形状になっています。無着色・無臭の錠剤で、膣内の水分を吸収して錠剤がすみやかに崩壊し、有効成分が広がります。

市販薬の選び方

カンジダ症に効く市販薬には膣錠だけでなく、塗り薬などもあります。

詳しい薬の選び方についてはこちらの記事で解説しています。