アルコール消毒による手荒れの原因

手荒れの原因には内因性と外因性のものがあります。内因性には性別や年齢、アトピー体質など、外因性には消毒、洗浄、湿度、摩擦などがあります。

清潔な状態を保つために、アルコール消毒や石鹸による手洗いの回数が増え、手荒れに悩む方が現在増えています。

消毒や手洗いが増えることによって皮膚が乾燥する

アルコール消毒や手洗いの回数が増えると、皮膚の健康を保つために必要な皮脂や、肌内部の保湿成分が洗い流され、乾燥状態になります。

皮膚が乾燥すると、外部の刺激から肌を守るバリア機能が低下し、手荒れを引き起こす危険性が高くなります。

アルコール消毒による手荒れは保湿剤で対策

アルコール消毒や手洗いによる手荒れを予防・改善するためには、皮膚の保湿と保護をすることが重要です。市販の保湿剤でこまめにハンドケアをすることを心がけましょう。

手荒れに効く市販薬|薬剤師おすすめの保湿剤

アルコール消毒による手荒れの対策・予防におすすめの市販薬をご紹介します。

ヘパリン類似物質がおすすめ

一般的に市販されている保湿系のクリームは、肌の保湿がメインとなりますが、ヘパリン類似物質には保湿効果だけでなく、血行促進・抗炎症作用があります。

肌を保湿しながら、乾燥や手荒れを修復する働きをもっているため、アルコール消毒や手洗いによる手荒れに大変おすすめです。

乳液タイプ・クリームタイプ・ローションタイプの3つ剤形の特徴と商品を紹介します。

剤形 特徴
乳液

・クリームタイプよりさらっとした使い心地

・広い範囲の患部をカバー

クリーム

・水に溶けにくく、洗い流されにくい

ローション

・広い範囲の患部をカバー

 

ミナハダ ヘパリン類似物質 乳状液 50g

乾燥肌の保湿や肌トラブルの改善に使われる市販薬です。有効成分のヘパリン類似物質が皮膚科で処方される薬と同量配合されています。

乳状液タイプの塗り薬なのでクリームタイプよりべとつきにくく、日中も使いやすいです。

また、購入後は、QRコードでLineに登録するだけで、無料で薬剤師に相談することができるため、薬の使い方以外にも手荒れの症状でお困りの際に安心して問い合わせることができます。

 

ヒフメイド油性クリーム

ヘパリン類似物質を配合した市販薬では初めてのW/O(ダブリューオー)型といわれるクリームタイプの塗り薬です。有効成分のヘパリン類似物質が皮膚科で処方される薬と同量配合されています。

W/O型クリームは、油分に水分を混ぜて作られており、水に溶けにくいという性質があるため、普段から水仕事などをよくされる方におすすめです。

 

HPローションはアルコール無配合なので刺激も少なく、汗をかくとヒリヒリするような敏感肌の方でも使いやすい商品です。ローションタイプなのでするっと広げることができ、広範囲の部位に使用することができます。

手荒れにヘパリンをおすすめする理由

ヘパリンとは、ヒアルロン酸などと同じ「ムコ多糖類(むこたとうるい)」と呼ばれるグループの天然由来成分です。

保湿だけではなく血行促進・抗炎症作用もある

一般的に市販されている保湿系のクリームは肌の保湿がメインになりますが、へパリン類似物質は保湿成分と合わせて次の効果を持っています。

 

・血行を良くし、肌の新陳代謝・再生をうながす

・傷跡などを修復する
・炎症を抑えて肌荒れを正常化する

・肌の潤いを保つ

 

皮膚の潤いを保つだけではなく、すでに荒れてしまった皮膚の修復や保護にも効果を発揮するため、症状の改善と予防の2つの効果が期待できます。

赤ちゃんや子供も使用できる安全性

ヘパリン類似物質は人間の体内に存在する成分似た構造を持っている安全性が高い成分です。敏感肌やアトピー性皮膚炎に広く使われており、非ステロイド性で、赤ちゃんでも安心して使用できる薬です。