アズレンとポビドンヨードの違い

アズレンとポビドンヨードは、のどスプレーやうがい薬の主成分として使われていることが多い薬の成分です。ポビドンヨードとアズレンの主な効果は以下の通りです。

成分 主な効果
アズレン 炎症をおさえる(抗炎症作用)
ポビドンヨード 細菌やウイルスを殺菌する(殺菌・消毒作用)

アズレンとは(アズレンスルホン酸ナトリウム)

アズレン(アズレンスルホン酸ナトリウム)の主な作用は、抗炎症作用です。痛みの元となっている炎症をおさえることで症状を改善することができます。のどスプレーの主成分として喉や口内の炎症に対して使用されている他、軟膏の塗り薬としても使われています。抗炎症作用により患部の炎症をおさえ、傷の治癒を促進します。

ポビドンヨードとは

ポビドンヨードとは、ヨウ素を酸化させた成分で、殺菌・消毒作用があります。
市販されているうがい薬やのどスプレーに含まれていることが多く、その他にも手指の殺菌、傷の消毒の用途としても使用されています。様々な細菌に対しての殺菌効果に加え、ウイルスの活動を防ぐ効果が期待できます。

喉の痛みや声枯れに効く

アズレンとポビドンヨードに共通することは、喉の痛みや声枯れに効果を発揮するという点です。しかし、どちらでもいいというわけではなく、喉の痛みや声枯れの原因によって使い分ける必要があります。

喉の痛み・声枯れに効く薬の選び方

喉の痛みや声枯れの原因によって適した薬は異なります。

基本的には喉の痛みや声枯れの原因となっている喉の炎症をおさえるためには、抗炎症作用のあるアズレンの薬がおすすめです。

ただし、風邪などのウイルスや細菌が原因の場合は殺菌消毒作用のあるポビドンヨードの薬を使用しましょう。炎症の原因となっている細菌やウイルスそのものに効果を発揮します。

  主な原因 適した薬
喉の使いすぎ カラオケ、声を出す仕事 アズレン
喉への刺激 お酒、たばこ、からい食べ物
喉の乾燥 空気の乾燥、口呼吸
感染 風邪などのウイルスや細菌 ポビドンヨード

妊娠中・授乳中はポビドンヨードの使用を控える

妊娠中・授乳中の方や甲状腺疾患のある方は、ポビドンヨードが配合された薬の使用は控えましょう。

甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌し、体全体の器官の働きを活性化させる働きをもつ大切な臓器です。ポビドンヨードが配合された薬の連用により過剰なヨウ素を吸収すると、胎盤や母乳を介してヨウ素が移行し、赤ちゃんの甲状腺機能の低下につながる恐れがあります。

 

また、甲状腺疾患がある方に関してもヨウ素の過剰摂取が甲状腺機能の低下に繋がる恐れがあるため、ヨード系の薬は避ける必要があります。


喉の痛みなどで市販薬を使いたい場合は、アズレンが配合された薬を使用することをおすすめします。

喉の痛みや声枯れに効く市販薬

喉の痛みや声枯れに効くおすすめの市販薬を紹介します。成分や剤形からご自身にあった薬を選びましょう。

アズレン配合の市販薬

【第3類医薬品】アズレンのどスプレーグーバ 30mL

成分 剤形
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 のどスプレー

抗炎症成分であるアズレンスルホン酸ナトリウム水和物を配合した薬です。アズレンスルホン酸ナトリウム水和物が喉の痛みや声枯れの元となっている炎症をおさえ、痛みの元から治療します。のどスプレーのため、直接喉に噴射、塗布することができます。持ち運びやすく気づいたタイミングで使えるため手軽に使用できます。

 

アズレンのどスプレーグーバは商品に添付してあるQRコードを読み込むことで薬剤師に無料で相談ができます。薬に関する疑問や心配事を薬剤師に相談できるため、安心して薬を使用することができます。

 

トラフルクリアウォッシュ 65ml

成分 剤形

アズレンスルホン酸ナトリウム水和物

セチルピリジニウム塩化物水和物

うがい薬

薬液を水で薄めて使用するうがい薬です。抗炎症成分であるアズレンスルホン酸ナトリウム水和部や殺菌消毒成分であるセチルピリジニウム塩化物水和物の2種を配合。ウイルスや細菌が原因の炎症を抑えます。口内の殺菌、口臭除去としても使用できます。

ポビドンヨード配合の市販薬

明治のどフレッシュ 12ML(第3類医薬品)

成分 剤形
ポビドンヨード のどスプレー

ポピドンヨードを配合したスプレータイプの市販薬です。ツインノズルで噴射範囲が広いため広範囲に薬液を塗布することができます。ミントの香りでさわやかな使い心地です。

 

フィニッシュコーワM 18ML(第3類医薬品)

成分 剤形
ポビドンヨード のどスプレー

直進ノズルによって患部までまっすぐ薬液が届き、ウイルスや細菌による喉の痛みに効果を発揮します。マスカット味で苦味が苦手な方や子どもにも使いやすい薬です。