インフルエンザ予防接種後の運動について:接種後の運動はいつから?

インフルエンザの予防接種後に運動してもいいのか、腫れが出た場合どうしたらいいか、当日や翌日の過ごし方など、運動に関する疑問点について徹底解説します。

インフルエンザの予防接種を受けた後は安静にするように医師から指導されますが、運動はどのくらいの間、制限すべきなのでしょうか。

また、子どものはしゃぐような遊びから部活動まで、どれくらいの運動ならしても良いのか、気になることはたくさんありますよね。

この記事では、予防接種後になぜ運動してはいけないのか、いつから運動できるのかなど、運動に関する疑問を解決します。

インフルエンザの予防接種の後に運動してもいいの?

当日は激しい運動を避けて

厚生労働省のインフルエンザ予防接種実施要領によると「接種後は接種部位を清潔に保ち、接種当日は過激な運動を避けるよう注意すること」とあります。

激しい運動とは、マラソンやサッカー、競泳競技などの運動量が多く、長時間行うものです。それ以外の自転車やストレッチなどの軽い運動であれば、接種当日でもいつも通りの生活をしても問題はありません。
部活動などの場合は軽めの運動にとどめる必要がありますが、集団接種の場合は、医師や学校の指示にしたがってください。

また、子どものはしゃぐ程度の遊びについては制限はありません。接種後30分は安静にさせ、体調に変化がない場合、1日中ずっと安静にさせていなくても大丈夫です。庭で行うようなプール遊びについても問題ありません。

予防接種前の運動は?運動後に予防接種してもいい?

予防接種を受ける前日や当日の接種前の運動は差し支えありません。しかしながら、体調を崩しかねないような運動は避けてください。
37.5℃以上の発熱がある場合や医師が不適当な状態であると判断した場合、予防接種を受けることができません。

インフルエンザ予防接種で腫れたら運動を控えて

インフルエンザワクチン接種後の副反応の多くは、24時間以内に現れます。そのため、予防接種当日の激しい運動は避けるべきとされています。 

副反応のひとつに、予防接種の注射の跡の腫れがあります。これは、インフルエンザの予防接種を受けた人の10%〜20%に現れる症状で、赤みを帯びたり痛んだりすることがあります。この症状は、通常2~3日のうちに治まります。
そのほかにも、微熱や寒気、頭痛、全身のだるさなどがみられることがあります。こちらの症状も通常2~3日のうちに治ります。

予防接種を受けたら必ずしも副反応が起こるわけではありませんが、腫れなどの副反応が起こっている間は、症状が悪化するおそれがあるため、運動を控えましょう。

接種後30分は安静に

厚生労働省では、インフルエンザワクチンの予防接種を受けた後30分以内は、腫れたり赤くなったり急な反応が起こり得るため、医師と連絡を取れる状態にしておくように呼びかけています。
予防接種を受けた後は早期の段階に、アナフィラキシーというショック症状が出る可能性があります。アナフィラキシーの症状は迅速な対応を要し、接種後早期であればあるほど重篤になります。そのため、接種後30分は体調の変化にとくに注意すべきであり、安静にする必要があります。

いつから運動してもいいの?

接種の翌日以降であれば、部活動などの運動を再開しても問題ありません。ただし、体調が悪いようなら副反応の可能性があるため、運動は取り止めましょう。

もし、運動量の多い部活動をしているなど不安があれば、午後の1時に予防接種を受けた場合、接種後の24時間を様子をみるとして、翌朝の部活動は軽い運動にとどめておき、放課後の部活動から参加させるなど、子どもの体調と相談しましょう。

運動会などが控えている場合は、前日など直前ではなく日程に余裕を持って接種することをおすすめします。

おわりに

インフルエンザの予防接種後の運動は、激しい運動を当日は避けるようにし、24時間は体調の変化に気をつけておいてください。
体調には個人差があります。とくに子どもの場合、同じ年齢や月齢の子でも、個人によって接種後の様子は異なるものです。過度な心配はせずに、大きな体調不良がない場合は、様子を見守りましょう。

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