インフルエンザ予防接種の効果は?

インフルエンザワクチンには重症化を防ぐ効果があります。

ワクチンを接種することでインフルエンザに対する免疫を作っておき、感染による発症を抑えたり、症状を軽くしたりする働きがあります。感染自体を予防する効果はありませんが、つらい症状を引き起こさないためにもインフルエンザワクチンの接種は重要なものといえます。

接種時期は10月後半〜11月前半がおすすめ

インフルエンザワクチンは、接種してから約5ヶ月ほど効果が持続します。

インフルエンザの流行シーズンは12月〜翌年3月といわれているため、流行シーズンに合わせてインフルエンザワクチンを接種すると良いでしょう。

インフルエンザ予防接種の効果の詳細については、関連記事をごらんください。

インフルエンザの予防接種で腫れることがある?

腫れはインフルエンザ予防接種の副反応

インフルエンザの予防接種の目的は、ワクチンを注射することによりインフルエンザウイルスに対する免疫を獲得することです。しかし、ワクチンを接種することで免疫獲得以外の反応がおこる場合があります。これを副反応といいます。

注射した部分が腫れたり熱くなるのはインフルエンザに対する抗体を作る免疫反応が起きているためです。インフルエンザウイルスへの予防効果を獲得するプロセスであり、正常な反応ともいえます。

腫れる人はどれくらい?

腕が腫れるなどの局所的な副反応は、約10〜20%の人に起こるとされており、ほとんどが予防接種後24時間以内に現れます。腫れ以外にも、むずむずとしたかゆみ、うずくような痛み、注射跡が硬くなる、熱を持つ、赤くなるなどの局所反応が起こることがあります。

なお、インフルエンザの予防接種の副反応は、局所だけではなく全身に現れることもあります。

インフルエンザ予防接種の副反応については、関連記事をごらんください。

インフルエンザ予防接種で腫れたときの対処法

インフルエンザ予防接種後の副反応は、通常2~3日で徐々におさまっていき、長くても1週間というケースがほとんどです。

基本的には、自然と腫れがひくのを待ちましょう。

腫れやかゆみ、痛みが気になるときは、濡れタオルや氷や保冷剤をくるんだタオルで冷やすのがおすすめです。かく、もむ、直接氷を当てるなど、刺激を与えることはやめましょう。

入浴は可能ですが、温めると症状が強くなりやすいため長風呂は避け、腫れているところは強く洗わないでください。

また、腫れている間は激しい運動は避けましょう。

子どもが腫れた場合は?

子どもに副反応がみられた場合も、対処は大人とほとんど変わりません。

軽い副反応であれば過度な刺激を与えず、経過を見守ることが良いとされています。ただし、強いかゆみを感じていないか、腫れや赤みが広範囲に広がっていないか、注意しましょう。

13歳未満の子どもは、インフルエンザの予防接種を2回行います。1回目で腫れた場合、2〜3日で腫れがおさまれば問題ありませんが、心配な場合は医師に相談しましょう。

医療機関を受診した方がよいケース

長期にわたって副反応がおさまらない場合や、腕から肩にかけて腫れていたり、肘よりも下の部位にかけて腫れているなど、広範囲に腫れやかゆみがある場合は医療期間を受診し、医師の指示をあおいでください。

おわりに

インフルエンザ予防接種による腫れは、珍しいものではなく、むしろ正常な反応だと言えます。ただし、長期にわたって副反応がおさまらない場合や、広範囲による腫れやかゆみがみられた場合は、必ず医療機関に相談してください。

また、腫れ・かゆみ・痛み・熱っぽさがワクチンを接種した部分だけでなく全身に起きたり、蕁麻疹のようなアレルギー反応が起きた場合はすぐに医療機関を受診しましょう。