男性の乾燥肌の原因と対策:正しいスキンケア方法は?

男性の乾燥肌は日頃の生活習慣や誤ったスキンケア方法、ヒゲソリなどが原因でなることが多いです。この記事では男性の乾燥肌の原因と対策方法について徹底解説します。乾燥肌へのスキンケア用品の正しい選び方も説明!

男性の肌は乾燥しやすい

肌の構造は男性も女性も同じです。しかし、男性の肌は女性の肌に比べて水分の蒸発量が多いため、実は女性よりも乾燥肌になりやすいと考えられています。

肌のバリア機能が崩れると乾燥肌に

人間の肌は表皮、真皮、皮下組織という3つの層から成り立っています。乾燥と密接に関係があるのが、肌の一番外側にある表皮の角質層です。

角質層には肌を外部刺激から守ったり、内部に蓄えられている水分の蒸発を防いだりするバリア機能があります。

このバリア機能が何らかの原因で崩れることによって、肌が乾燥して皮膚トラブルを引き起こしやすい状態に陥ってしまいます。

男性の乾燥肌の原因

薬を使用している時は肌の状態が良くなるのに、薬の使用をやめると再び乾燥肌になってしまう、という方は、肌のバリア機能が低下しているおそれがあります。

男性の乾燥肌の原因としては、主に以下のような要素が考えられます。

ヒゲソリが肌の負担に

男性の身だしなみとして、ヒゲソリを毎日している方は多いかと思われますが、これが乾燥肌の原因となっている場合があります。

ヒゲソリをする際に、ヒゲだけでなく肌の角質層まで削ってしまうと、皮膚のバリア機能が崩れる原因となります。

切れ味の悪いカミソリでヒゲを剃ると、肌を傷つける原因となるので絶対にやめましょう。また、ヒゲソリの際は肌との摩擦を極力おさえるために、シェービング剤を使用してください。

さらにヒゲソリをする際は以下のような点にも気をつけましょう。

・ヒゲソリをする前にぬるま湯でヒゲを柔らかくする。
・電気シェーバーを使用する際もシェービング剤を使用する。
・カミソリを使用する場合は、毛の流れに沿ってヒゲを剃る。

電気シェーバーを使用する場合は、毛の流れに逆らってヒゲを剃る「逆剃り」が基本ですが、取り扱い説明書に書いてある指示にしたがって使用しましょう。

誤った洗顔方法をしている

ゴシゴシと力強く顔を洗ったり、ナイロンタオルで強く肌をこすると、角質層が傷ついてバリア機能が崩れる原因となります。

洗顔をする際はたっぷりの泡でやさしく洗い、タオルで優しく肌を押さえるように水分を拭き取りましょう。

また、熱いお湯を使用して洗顔すると、肌に必要な皮脂までが洗い流されてしまい、皮膚のバリア機能が崩れる原因となってしまいます。

洗顔に適切なのはぬるま湯です。水温にも気をつけて洗顔をしましょう。

洗顔後のスキンケアをおこたっている

洗顔した後の肌を放置してしまうと、みるみるうちに肌の水分が蒸発していき、乾燥肌になってしまいます。

洗顔後は化粧水を使用して肌の水分を補いましょう。化粧水だけでは肌の水分が蒸発してしまうので、その後乳液や保湿クリームを使用して肌にフタをすることで、乾燥を防ぎましょう。

エアコンの使用で部屋が乾燥している

冷暖房問わず、エアコンは部屋の空気を乾燥させる原因となります。また、エアコンの冷風・温風が直接皮膚に当たることも乾燥肌の原因となります。

エアコンを使用する際は、加湿器を使用して部屋の湿度を調整したり、濡れタオルを部屋の中に干したりして乾燥対策をしましょう。

男性の乾燥肌対策

乾燥肌を改善したい場合は、日頃の生活習慣やケアがとても重要となります。乾燥肌を改善したい方は以下の点に注意してみましょう。

適切なスキンケア用品を選ぶ

乾燥を防ぐためには、日々のスキンケアが重要となります。特に男性の場合は、ヒゲソリや洗顔で顔が乾燥することが多いため、フェイススキンケアに気を遣う必要があります。

フェイススキンケアをする際は、まず洗顔で肌の汚れや余分な皮脂を洗い流した後に、化粧水で水分を補給し、最後に乳液やクリームで肌のバリアを作り水分の蒸発を防ぎましょう。

使用するスキンケア用品は人によって合う合わないがあるので、以下の点に注意してスキンケア用品を選ぶと良いでしょう。

♦︎洗顔料の選び方♦︎
洗顔料は洗浄力が強すぎるものを使用すると、肌の必要な皮脂まで洗い流してしまいます。できるだけ低刺激で、泡立ちの良いものを使用しましょう。

洗顔料は大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれに次のような特徴があります。

  特徴 オススメ度
クリームタイプ 保湿成分が含まれている物が多く、キメ細かい泡を作りやすい。
固形石鹸タイプ 添加物が少ない物が多い。すっきりとした洗い心地。
リキッド泡タイプ ポンプを押すと泡が出てくるタイプ。水分を多く含むため、泡がへたりやすい。

※一般的な特徴ですべての商品に当てはまるわけではありません。

乾燥が強い方はクリームタイプの洗顔料がおすすめです。

しかし、クリームタイプの洗顔料には保湿成分が含まれているものが多く、油分が肌に残ることによって、洗い流しをしすぎる方が多いです。必要以上に洗い流しをすると逆に肌への負担となるため注意しましょう。

固形石鹸タイプを使用する場合は、純石鹸以外のものを使用しましょう。純石鹸は洗浄力が高いため乾燥肌の方へは向きません。できるだけ保湿成分が含まれる石鹸を使用しましょう。

♦︎化粧水・乳液・クリームの選び方♦︎
乾燥肌用のスキンケア用品としてセラミドやコラーゲン、尿素などの成分が含まれている商品が多く販売されています。確かにこれらの成分は肌の乾燥を防ぐために重要な成分となります。しかし、肌の保湿成分を外側から含ませても、皮膚の奥深い真皮層までは届かないと考えられています。

外側から含ませる肌の保湿成分の良し悪しは、現時点では研究段階の部分が多く、人によって合う合わないもあります。そのため、化粧水や乳液を選ぶ際は乾燥肌にとって良くない成分を避けて選ぶのもひとつの手です。

以下の成分は肌への刺激の原因となるため、できる限り避けた方がよいでしょう。

・アルコール
・パラべン
・着色料
・香料
・界面活性剤

日焼け止めを塗る

紫外線は肌にダイレクトにダメージを与え、シミやシワなどの皮膚トラブルの原因となります。

肌の一番外側にある表皮は紫外線のダメージを受けやすいため、日焼け止めを塗っていないと肌のバリア機能が崩れやすくなってしまいます。

外出する際はなるべく日焼け止めを塗りましょう。

十分な水分と栄養を摂取する

体内の水分不足は肌の水分不足にも繋がります。身体の健康のために水分摂取は重要ですが、乾燥肌対策のためにも1日約1.5〜2リットルは水分を摂取するよう心がけましょう。

また、ビタミンB群は肌のバリア機能を保つために重要な栄養素となるため、積極的に摂取しましょう。

ビタミンB群が多く含まれる食品には以下のものがあります。

ビタミンB群を多く含む食品 豚肉、レバー、豆類、卵、乳製品、魚介類、緑黄色野菜など

おわりに:乾燥で皮膚が炎症を起こしたら

皮膚が乾燥しているとかゆみの症状をともなうことが多いです。

万が一皮膚をかきむしって傷や炎症が生じた場合は、市販薬を使用するのもひとつの手です。

化粧水や乳液などの保湿剤はあくまで皮膚に潤いを与える役割しか持たないため、炎症をおさえることはできません。

炎症を放置すると湿疹などの皮膚トラブルに悪化することがあるので、市販薬を使用するか皮膚科を受診しましょう。

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