日焼けによる肌荒れの原因

日焼けは、紫外線により皮膚が炎症を起こしている状態です。

日焼けには大きくわけて「サンバーン」と「サンタン」の2種類にわけられます。

「サンバーン」は、紫外線を浴びて赤くなって痛み、重症な場合には水疱や発熱を起こしている状態、「サンタン」は、紫外線から体を守るために作られるメラニンによって皮膚が黒くなる状態です。

紫外線の種類

日焼けの原因となる紫外線は、肌の赤くなるサンバーンに大きく関わる「UVB」と、肌の老化を引き起こす原因の「UVA」の2種類です。

UVBは、夏と比較して冬はおよそ5分の1程度まで減るといわれています。しかし、肌の老化を引き起こす原因のUVAは、夏と比較して半分程度しか減らないため、1年を通して日焼けによる肌荒れのリスクがあります。

日焼け後の肌荒れ予防が大切

紫外線を浴びることで、皮膚のバリア機能が低下し、角質層から水分が失われやすい状態が続きます。そのため、日焼け後のケアがうまくできていないと、乾燥や肌荒れのトラブルを起こしやすくなると考えられます。

 

すでに日焼けによる乾燥や肌荒れがある場合には、保湿効果のある市販薬を使用して、皮膚の状態を整えることで、肌荒れの悪化を防ぐことにつながります。

日焼けによる肌荒れを治す市販薬

市販薬の保湿成分の中でも、ヘパリン類似物質は、角質層に水分を補う効果があり、肌荒れや乾燥肌に治療効果を発揮します。また、冬場に起こりやすいしもやけ・あかぎれにも効果があります。

なお、市販薬を5~6日程度使用しても効果が見られない場合には、皮膚科などの医療機関を受診してください。

使用感で使いわける

ヘパリン類似物質の市販薬には、乳液タイプやローションタイプ、クリームタイプがあります。

それぞれヘパリン類似物質の含まれる量は同じですが、使用感や皮膚の被覆性が異なります。

使用する部位や時間に応じて、使いやすいヘパリン類似物質の市販薬を選びましょう。

 

しっとりする使用感が気になる場合には、さっぱりした使用感のローションタイプ、よりしっかり保湿したい場合には、乳液タイプやクリームタイプの使用を検討してみてください。

また、使用感の違いで乳液タイプやローションタイプを日中に使い、夜はクリームタイプで保湿をするという使いわけもできます。

しっとりとした使用感の乳液タイプ:ヘパリン類似物質「JM」

ヘパリン類似物質乳状液「JM」

乳液タイプのヘパリン類似物質は、しっとりとした使用感で伸びも良いため、体全体の保湿に適しています。

さっぱりとした使用感のローションタイプ:HPローション

HPローションは、乳液タイプよりもさっぱりとした使用感のローションタイプです。乳液タイプのしっとりする使用感が気になる方や、べとつきが気になりやすい日中の顔への使用などに適した市販薬です。

しっとりとした使用感のクリーム:ヒフメイド油性クリーム 

ヒフメイド油性クリーム

ヒフメイド油性クリームは、被覆性が高いため、カサカサしやすい肘やひざ、水仕事で皮脂が落ちて乾燥しやすい手指などに適した市販薬です。

さっぱりした使用感のクリーム:ピアソンHPクリーム

ピアソンHPクリーム

ピアソンHPクリームは、水分がベースとなっているクリームのため、ヒフメイド油性クリームよりもさっぱりとした使用感です。

またヒフメイド油性クリームと同様に部分使いだけでなく、全身の保湿に使用することができます。

日焼けによる肌荒れ対策

日焼け止めの使用

夏場は、1年を通して最も紫外線の影響を受けやすい時期です。紫外線の量は環境によっても変化し、高地になるほど紫外線は強まります。

雪上は、普通の地面と比べて紫外線を反射しやすく、スキーやスノーボードなどの雪山でのレジャーでは、紫外線反射による日焼けをおこすことがあります。そのため、夏場だけでなく冬場でも外出する際には日焼け止めを使用する習慣をつけましょう。

日焼け後の保湿ケア

日焼け後の肌はバリア機能が落ちていて乾燥しやすいので、保湿をすることがとても大切です。

化粧水や乳液などを使用する保湿ケアを積極的に行ないましょう。

また、日焼けが広範囲で保湿ケアが大変な場合には保湿効果のある入浴剤の使用で全身ケアをする方法もあります。

日焼け止めをしっかり落とすクレンジング

ウォータープルーフタイプの日焼け止めは耐水性に優れているので、通常の洗顔だけでは落ちにくく、残ったままにしておくと皮膚の刺激となることがあります。

耐水性に優れた日焼け止めを使用している場合には、クリームタイプのクレンジング剤を使用することで、しっかりと落としながらスキンケアも合わせて行うことができます。