イボに効く市販薬は?薬の選び方と使用上の注意点を解説

イボに効く市販薬を塗り薬・絆創膏・飲み薬の3つに分けて紹介します。イボに効く市販薬を選ぶときのポイントについても詳しく解説。市販薬が使用できない場合と、市販薬を使用する際の注意点についても紹介します。

イボは市販薬で治せる?

イボの中には市販薬で対処ができるケースもあります。

ただし、イボはウオノメやタコなどと見分けがつきにくいため、まずは皮膚科でイボかどうかの診断を受けることをおすすめします。

自己判断で市販薬を使用すると、症状が悪化するおそれもあるので注意しましょう。

市販薬を使えるイボの目安

イボの状態を正しく把握するためには病院の受診が必要ですが、目安のひとつとして市販薬が使用できるイボを解説します。

「直径が1cm未満程度で、表面がザラザラしていて硬いイボ」であれば、多くの場合は市販薬を使用することができます。

肘や膝、指などの怪我をしやすい部位にできやすい特徴があります。また、手のひらや足底にできるイボも多くの場合は市販薬を使用できます。

ただし、あくまで目安なので、初めてイボが現れたときなどは、まずは皮膚科を受診してください。

病院を受診すべきイボとは?

イボに次のような特徴があるときは、市販薬を使用せずに病院を受診してください。

・炎症または傷がある
・表面がツルツルして光沢がある
・色が黒褐色
・全身に多発している

また、陰部や肛門周辺にできるイボも、市販薬は使用できません。

なお、イボ以外に発熱などの全身症状がある場合は病院を受診しましょう。

市販薬を使用せずに皮膚科を受診すべきかどうかの見分け方について、詳しくはこちらの関連記事をごらんください。

イボに使える市販薬を選ぶポイントは?

市販薬でも対処できるイボと判明している場合の市販薬を選ぶポイントを紹介します。

イボのある部位で選ぶ

イボができている部位によって使用できる薬が異なります。

剤形 部位
塗り薬・絆創膏 手・腕・足・指など
飲み薬

顔・頭皮・首・脇・背中など皮膚の軟らかい場所

皮膚の硬い部位は塗り薬・絆創膏が有効ですが、皮膚の軟らかい部位は薬の吸収効率が過度に高いため塗り薬・絆創膏を使用すると副作用が出やすくなってしまいます。

皮膚の軟らかい部位にイボができた場合は、塗り薬・絆創膏ではなく飲み薬を使用しましょう。

成分をよく見る

イボに効く成分は、塗り薬・絆創膏と飲み薬とでそれぞれ1種類ずつあります。

塗り薬・絆創膏タイプの市販薬を選ぶ際は、皮膚の角質を軟らかくする作用や防腐殺菌効果がある「サリチル酸」という成分が配合されている薬を選びましょう。

「サリチル酸」の効果によって、患部がゆっくりと腐食して白くポロポロと剥がれ落とすことができるため、治療に繋がります。

飲み薬タイプの市販薬を選ぶ際は、消炎作用や体内の水分バランスを調整する作用がある「ヨクイニン」という成分が配合されている薬を選びましょう。

イボの市販薬の使用上の注意点

イボに市販薬を使用する際は次のことに注意してください。

・妊婦や授乳婦は医師の指導のもと使用する
・乳幼児や幼児に使用する場合は、慎重に使用するとともに保護者の指導監督のもとに使用する
・糖尿病の持病がある場合は、免疫力が低下して感染症を引き起こしやすいため、慎重に使用する

塗り薬・絆創膏タイプの薬の使用上の注意点

絆創膏タイプの市販薬は患部の大きさに合わせて切り、健康な皮膚に薬が付着しないようにしてください。

また、次の部位には市販の塗り薬・絆創膏タイプの薬を使用しないでください。

・顔、目の周り、唇、粘膜など
・首などの皮膚の柔らかい部分

飲み薬の使用上の注意点

発疹・皮膚の赤み・かゆみ・胃部不快感などの症状が現れた場合は副作用の疑いがあるので、使用を中止し、添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

また、飲み薬を1か月程度使用してもいぼが改善しない場合や、イボが大きくなっている場合は皮膚科を受診してください。

おわりに

できてしまうと見た目にも気になるイボは、市販薬で対応するのも一つの方法です。

市販薬を使用する際は、添付文書をよく確認してから使用しましょう。

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